ボクっ子「....なにか、用?」 (10レス)
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1: 2020/11/24(火)08:02 ID:UY0C1bTPO携(1/5) AAS
女「さっきから部室の前、うろうろしてるけど…」

女「…あ、入部希望の人か…!」

女「へ?ああ、ボクも今年からなんだ…部長じゃなくて」

女「入部届けは部長さんにわたしてね」

女「渡しといてくんね?って…えー?なんでボクが渡さなきゃなんだよー」
省3
2: 2020/11/24(火)08:32 ID:UY0C1bTPO携(2/5) AAS
女「…あ。また来た。」

女「今日から入部なの?…そっか。」

女「軽音部へようこそー。よろしくね。」

女「…あ、ところで何担なの?」

女「あー、何の楽器メインにしたいかってことだよ。ベース少ないしそれにしとけば?」
省14
3: 2020/11/24(火)08:48 ID:UY0C1bTPO携(3/5) AAS
女「あ、見つけた。 おーい、ここだってば!」

女「ちゃんと来たことは褒めてあげるよ…キミ、何となく」抜けてそうだし?

女「ちょっ、そんな怒んないでよー…冗談だってば、ごめんごめん。」

女「さて…楽器やさんはあのビルの4階だね。早速いこっか」スタスタ

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省5
4: 2020/11/24(火)09:12 ID:UY0C1bTPO携(4/5) AAS
女「へ?熱く語れるのはいい事だって?…そ、そうかな…」

女「あ、じゃあ今度はためになる話しよっか。ギターって種類あるの知ってる?」

女「そーそー。ストラトキャスターはツノがついてて…」

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女「ふー。ひととおり弾いてみたけど…なんかいいのあった?」
省11
5: 2020/11/24(火)14:05 ID:UY0C1bTPO携(5/5) AAS
女「あ」

女「お、おはよー…」

女「って…その背中に背負ってるのはひょっとして…ていうかひょっとしなくても…キミの新しい相棒?」

女「おおー!やっと買ったんだね…!大事にしろよー」

女「…キミよりボクの方が嬉しそう?そ、そりゃまあ…弟子の成長は嬉しいものでしょ…」
省15
6: 2020/11/24(火)14:36 ID:it/aFFqNO携(1/5) AAS
女「くあー。」

女「…うわ。なんでいるのさ…」

女「嫌そうにするなって言われても…いや、嫌ではないんだけどさ…。ってか、いつもここからバス乗ってるの…?」

女「そーなんだ。全然気づかなかったよ…。」

女「てことは…毎朝鉢合わせる可能性があるってことだよね…。うう…ボクの静かな朝がぁ…」
省19
7: 2020/11/24(火)14:56 ID:it/aFFqNO携(2/5) AAS
女「〜♪」シャカシャカ

女「…?なんだよ。今はボクの安らぎの時間なんだから邪魔しないでよー。」

女「誰の曲聴いてるのって?ああ…King Gyuってバンドの『白日夢』って曲だよ。」

女「…King Gyu好きなの!?いいねぇー。分かってるねキミー!…どのメンバーが好きなの?」

女「田口さんなんだ!綺麗なファルセット聴き入っちゃうよねー。…ボクは誰が好きかって?うーん…迷うけど、常山さんかな…。」
省6
8: 2020/11/24(火)17:01 ID:it/aFFqNO携(3/5) AAS
女「おっ。今日も今日とてがんばってんねー。」

女「…だいぶ上手くなったよね、キミ。前に聴かせてもらったときよりいい音してるんじゃない?」

女「ほんと楽しそうに弾くよねー。自分の世界に入り込んでる、って感じ。」

女「ねぇ、一瞬だけ弾かせてよ。ほんとにちょっとでいいから貸してほしいなぁ。いいギターだし弾きやすそうだよねー。」

女「やったー!ふふふ…お礼にボクの超絶テクニックをお見せしよーう」
省12
9: 2020/11/24(火)21:40 ID:it/aFFqNO携(4/5) AAS
女「やっほー。今日も来たね。」

女「…もうバンドの練習には慣れた?…そっか。目標決まってると練習しやすいよねー。」

女「いやいや、足でまといなんかじゃないよ?キミのギターの音、バンドのグルーヴの中でハッキリしてていいとおもうけど…?」

女「なんというか…音の集まりの中でよく通ってるけど、他の楽器の音にも馴染んでる、みたいな?…むずかしいなあ」

女「とにかく!キミはちゃんと出来てるから気にすることないよ!」
省6
10: 2020/11/24(火)22:08 ID:it/aFFqNO携(5/5) AAS
女「昔はもっと喋ってたんだけど…最近は仲良くしてくれる人としか話してないんだ」

女「みんなボクの事どう思ってるか分かんないしさ…仲良いと思ってた子に陰口言われてたとかもあったし…」

女「仲がいい人ができるから、そういうことで傷つくわけじゃん?…だから、今仲良くしてくれる人とだけ自分から話すようになっちゃったんだよね。」

女「でもそんな生活長く続くわけなくて…幸い勉強も運動も人並みにはできたから、1人でやっていけてる?んだけど」

女「それでどうしようもなくなった時、軽音部に入って…やりはじめたんだよね、音楽」
省10
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