P「風野灯織はめんどくさい」 (44レス)
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1: ◆3xQXQ8weeA 2020/04/06(月)00:11 ID:6AqSaR5m0(1/41) AAS
warning!!warning!!
このSSは以下の要素を含みます。それでもよいという方はご覧ください。

・地の文有
・灯織がめんどくさい話
・ちょっとキャラ崩れてるかも
・2chにも投下予定です
・過去にツイッターで投げたものを加筆修正したりしてます

女は重ければ重いほど良い。つまりそういうこと

SSWiki : 外部リンク:ss.vip2ch.com
2: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:12 ID:6AqSaR5m0(2/41) AAS
第一話『灯織は電話を切りたがらない』
3: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:13 ID:6AqSaR5m0(3/41) AAS
灯織「――それで、真乃ったらピーちゃんの写真いっぱい撮ってたんですよ」

P「そっかぁ……」

灯織「頭に乗せたり、肩に乗せたりして。かわいかったんです」

P「あー……うん……」

灯織「……プロデューサー?ちゃんと聞いてますか?」
省8
4: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:15 ID:6AqSaR5m0(4/41) AAS
灯織「だ、だってプロデューサーと話すの、楽しいですし……」

P「ああうんもしそれを6時間前に言ってくれたら信じられたかもなぁ! でも6時間前に灯織なんて言った?」

灯織「そ、その……」

P「『い、今切ると寂しいです……』」

灯織「……」カオマッカ
5: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:15 ID:6AqSaR5m0(5/41) AAS
P「ねぇ、寝かせてくれって言ったじゃん」

灯織「はい……」

P「明日仕事だって。イルミネだけじゃなくてアルストの収録もあるって言ったじゃん」

灯織「……ごめん、なさい」

P「まぁ百歩譲って今日が休みの日だったとしよう。でも「今切ったら泣きますよ」って子供か!? 初めて聞いたわそんな脅し!」
省10
6: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:16 ID:6AqSaR5m0(6/41) AAS
灯織「うぅ……」

P「というかだな」

P「喋りたいんですって毎日かけてくるのやめようぜ!!?」

灯織「だって……だってぇ……」
7: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:17 ID:6AqSaR5m0(7/41) AAS
P「やってらんなくなってDiscordでやろうなってしたじゃん?そのとき灯織はどうしたんだっけ」

灯織「……一日中ずっとボイスチャンネルに入ってました……」

P「うん俺も朝見て夜見てずっと灯織が居るってわかってひぇってなったよね」

灯織「……」

P「しかもね? 決まって朝と夜に通知送るじゃん?」
省10
8: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:17 ID:6AqSaR5m0(8/41) AAS
P「というかね。灯織も明日、というか今日お仕事じゃん? 目腫らして仕事するの?」

灯織「……でも、声、聞けないと不安になるんです……」

P「……じゃあ、どうすればいいんだ?」

灯織「それは……」

P「毎日こんなに通話されたらお互い体を壊すぞ。なぁ、どうすれば満足するんだ?」
省2
9: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:18 ID:6AqSaR5m0(9/41) AAS
灯織「……い」ボソリ

P「すまない。もう少し大きな声で言ってくれ」

灯織「……同棲、してくれたら。大丈夫、です」

P「……」

灯織「……」
省4
10: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:18 ID:6AqSaR5m0(10/41) AAS
P「それじゃあおやすみ。もし寝てたら迎えに行くからな」

灯織「ま、待ってください! プロデューサー!?プロデュ―」

ぷつん

つー、つー……

灯織「ど、どうしよう……。プロデューサー怒らせちゃったのかな……」
省3
11: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:20 ID:6AqSaR5m0(11/41) AAS
side story 1
『深夜を越えても飛び交うメッセージ』

灯織:今、大丈夫ですか?

灯織:その、寂しくて

灯織:声をききたいんです

灯織:プロデューサー
省8
12: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:20 ID:6AqSaR5m0(12/41) AAS
第二話『灯織がずっと待っている』
13: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:21 ID:6AqSaR5m0(13/41) AAS
灯織「あ……おかえりなさい……」パタパタ

P「灯織……」

灯織「今日は遅かったんですね……。すみません、実は夕食は作れてなくて」

P「……」

灯織「あ……疲れてますよね。鞄、預かります」
省4
14: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:26 ID:6AqSaR5m0(14/41) AAS
P「あのね、確か灯織って今日オフだったよな」

灯織「……」

P「今日は真乃とめぐるが灯織を連れ出してくれるって聞いたんだけどさ」

灯織「……うぅ」

P「寂しい思いさせないためにさぁ! 二人に頼んでおいたんだけどさぁ!!」
省6
15: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:26 ID:6AqSaR5m0(15/41) AAS
灯織「し、仕方がないじゃないですか! 最近直接喋ってないですし!」

P「出張だっていっただろ!? というか昨日も4時間くらい通話してたじゃねぇか!?」

灯織「で、でも普段は仕事終わったあと一緒におしゃべりしたりお菓子食べたりするじゃないですか!」

P「電話で喋れない分現実で喋ろうかって話だったと思うんだけどなぁ!!」

灯織「足りなかったんです!!」
省9
16: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:27 ID:6AqSaR5m0(16/41) AAS
灯織「……撫でて、欲しかったので……」

P「これから撫でるのやめよう」

灯織「! そんな、ひどい……ひどいです……」

P「ひどいのは灯織だわクッソ寒い中こんだけ待たれてたら心配するの! つーか怖いの! やべぇの! 3月だぞ3月!」

灯織「でもやめなくたっていいじゃないですか!」
省9
17: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:28 ID:6AqSaR5m0(17/41) AAS
灯織「……あんまり、ともだちいたことなくて」

P「……」

灯織「……すきなひと、いたことないし」

P「……」

灯織「……でも、プロデューサーはいっしょにいてくれるし……」
省12
18: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:29 ID:6AqSaR5m0(18/41) AAS
P「家まで送ろうか」

灯織「」

灯織「うわああああああ!」

P「ちょ、待って! 胸元で泣かないで!? ご近所さんが! ただでさえご近所さんが!!」

灯織「だって、ぷろでゅーさーが! ぷろでゅーさーがぁ!」
省10
19: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:30 ID:6AqSaR5m0(19/41) AAS
side story 2
『お さ そ い』

灯織:その、明日会えませんか?

P:明日か?

灯織:はい。もちろん、無理なら大丈夫です

P:すまん、明日は仕事だ。
省7
20: ◆3xQXQ8weeA [sage saga] 2020/04/06(月)00:31 ID:6AqSaR5m0(20/41) AAS
第三話『夢のための予算案』
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