役人「これが私の戦車道」 (13レス)
上下前次1-新
6: ◆e6ps/CejpA [sage saga] 2020/02/13(木)21:49 ID:8LFnmOGb0(6/12) AAS
半年後…
優花里「いやあ、特別講師として西住殿のお父さまに来ていただいて本当によかったですよ。技術系の講座って
いままでなかったですし、『あの西住常夫の授業を受けられる!』ってツチヤ殿や自動車部の新入部員が大喜びで…」
みほ「うん、でもお父さんが先生の授業を受けるってちょっと複雑かな…」
7: ◆e6ps/CejpA [sage saga] 2020/02/13(木)22:05 ID:8LFnmOGb0(7/12) AAS
華「それにしても、みほさんのお父さまってお母さまと並んで有名な方だったんですね。
失礼ながらいままで知りませんでした」
優花里「西住常夫といえば西住流を技術の面で支える戦車整備の天才として有名ですからね。西住流やその門下の
黒森峰女学園があの高い戦車の稼働率を誇るのは、西住殿のお父さまとその整備チームの力ですよ」
麻子「ツチヤさんも『西住先生の手並みを見てると、自分がまだ素人だって思い知らされる』ってへこんでたな」
華「ツチヤさんみたいな天才肌の人にそう言わせるなんて、みほさんのお父さまって本当にすごい人なんですね」
8: ◆e6ps/CejpA [sage saga] 2020/02/13(木)22:15 ID:8LFnmOGb0(8/12) AAS
沙織「それに、背は高いし、顔は男前だし、身体はマッチョだし最高じゃない!もう手を出してくれって言ってるようなもんじゃないの!」
麻子「おいおい」
みほ「いや、それはどうかなあ…」
華「そうですよ、お友達のお父さまですし…」
沙織「その背徳感がいいんじゃない!」
省1
9: ◆e6ps/CejpA [sage saga] 2020/02/13(木)22:31 ID:8LFnmOGb0(9/12) AAS
華「でも、それだとあの家元さんを敵に回すということに…」
沙織「そ…そうだったね…」
みほ「うん、さすがに洒落にならないかなあ…。それに薄い本と違ってお父さんもお母さんもお互いにラブラブだし…」
優花里「薄い本って…」
華「愛読してるんですか?」
省4
10: ◆e6ps/CejpA [sage saga] 2020/02/13(木)22:47 ID:8LFnmOGb0(10/12) AAS
優花里「私の父もいい友達が出来たって喜んでましたよ。でも、母が私が副会長になってからお客さんが増えて
忙しくなってるのに毎晩遅くまで飲み歩いてって機嫌が悪くなってしまって…」
みほ「ごめんね…、お父さんに言っとくから…」
華「私も新三郎によく言っておきますから…」
優花里「いやそんな、西住殿のお父さまも新三郎さんも悪くないですって」
11: ◆e6ps/CejpA [sage saga] 2020/02/13(木)22:55 ID:8LFnmOGb0(11/12) AAS
その夜…
淳五郎「西住さん!もう一軒行きましょう!もう一軒!」
常夫「いやあ、もうこのくらいにしときましょうよ。明日も仕事ですし…」
新三郎「安心してください!あっしも明日は仕事ですから!」
常夫「何をどう安心するのかわかりませんが、本当にあと一軒だけですよ?」
省1
12: ◆e6ps/CejpA [sage saga] 2020/02/13(木)23:01 ID:8LFnmOGb0(12/12) AAS
常夫「3人だけどいいですか?」
おでん屋の大将「ええ、どうぞ」
淳五郎「じゃあとりあえずビール!」
新三郎「じゃああっしも!」
常夫「じゃあ私は冷で一杯…あれ?ご主人、以前どこでお会いしませんでしたっけ?」
省4
13: 2020/02/14(金)05:14 ID:d6Wdn8ql0(1) AAS
いい話だけど戦車道へ返り咲くのは無理だったか……
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.117s*