【安価】で異世界なろう転生 (236レス)
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抽出解除 必死チェッカー(簡易版) レス栞 あぼーん

31: [saga] 2020/01/25(土)13:02 ID:/STiq4KJO携(1/9) AAS
見た感じ本人なら知っていそうな部分もあるし、話しても問題ないかな。
俺は先程黙読した部分をシスターに教えた。

シスター「それって、私が聖女って事?」

男「そうなるよね。シスターは聖女なんだ」

シスター「えぇ!凄くない!?私聖女だって!」

男「う、うん?凄いね」
省9
32: [saga] 2020/01/25(土)13:32 ID:/STiq4KJO携(2/9) AAS
男「あちらに」

祭司「えっ…あ!やっぱりここに居たか!馬鹿娘が!」

シスター「げっ」

苦虫を噛み潰したような顔で父親を睨む娘。
祭司は俺に一礼してから中へと入り、ずかずかとシスターの元へと行く。

祭司「明日から発つというのにお前まだ荷造り済んでないだろ!すみません勇者様!何か失礼を…すぐに連れ戻します!」
省19
33: [saga] 2020/01/25(土)13:44 ID:/STiq4KJO携(3/9) AAS
もっと怖い人かと思ったけど全然そんな事は無くて少し安心した。

侍「っと、その前に少し良いか?勇者」

男「ん?」

侍「ほれ」

侍は腰に差していた刀を俺に向かって放り投げてくる。
吃驚したが、なんとか落とさずにキャッチした。
省17
35: [saga] 2020/01/25(土)15:25 ID:/STiq4KJO携(4/9) AAS
男「…確かに侍の言う通り、仲間の実力を知っておくのは大事だね」

侍「どうやら…やってくれるみたいだな?話が分かる奴で良かったぜ。そうと決まりゃあ場所を移そう、ここじゃ目立つからな」

男「わかった、案内して」

俺達は正門を抜け、都の外へと出た。
少し歩いて人気の無い辺り、言うてもだだっ広い草原の適当な場所でやる事にした。

何事もやってみなくては分からない。
刀なんて使った事も持つのも初めてだし、少し慎重に行こう。
省25
39: [saga] 2020/01/25(土)19:15 ID:/STiq4KJO携(5/9) AAS
正攻法じゃダメだ。理由は分からないが俺の勘がそう言っている。
相手の意表を突く、それなら──。

俺はタイミングを合わせて、構えのまま右足で前蹴りを繰り出す。
トンファーキックならぬイアイキックじゃい。が、意表を突いたつもりの攻撃虚しく足は空を突く。というか侍が消えた。

男「消え──」
侍「まさか蹴ってくるとはねぇ」

男「なっ!?」

背後から侍の声がして、咄嗟に振り向く。
侍は薄ら笑いを浮かべながら顎をさすっている。
省18
40: [saga] 2020/01/25(土)20:43 ID:/STiq4KJO携(6/9) AAS
男「うん。何が起きたの?」

シスター「あのおっさんが刀を飛ばしたの!」

侍「おい、俺はおっさんじゃねぇ。まだ20代前半だ」

男「刀を飛ばすって?」

侍「今のは嬢ちゃんの言い方が悪ぃ。要は鍔を弾いたのさ、こうやってな」
省5
41: [saga] 2020/01/25(土)22:44 ID:/STiq4KJO携(7/9) AAS
侍「そうだなぁ、確かに俺が抱いてた期待からは大分外れてたな」

男「だよね…」

侍「なに、気に病むことはねぇさ。弱ぇなら強くなりゃ良いだけの事。お前次第という訳よ」

男「俺次第…」
省5
42: [saga] 2020/01/25(土)22:45 ID:/STiq4KJO携(8/9) AAS
侍「さてと、少し動いたら腹減っちまったな。嬢ちゃん!野営の準備くらいあるんだろう?飯にしようぜメシ!」

シスター「あるけど…てかおっさん荷物少なすぎ!勇者様のサポートするのが私達の役目でしょーが」

侍「おっさんじゃねぇ!」

─────

設営後。
シスターは魔道具を使って調理をし、もらう事になり基礎体力や筋力作りをしている。
省9
43: [saga] 2020/01/25(土)22:46 ID:/STiq4KJO携(9/9) AAS
簡素な物になるかと思った食事だが、思いの他しっかりとした飯だった。
大皿の上に肉や野菜に米、缶詰とかスープみたいな物と思っていたからこれは嬉しい。

侍「美味そうだなぁ!中々やるな、嬢ちゃん」

シスター「別にこれくらい…」

男「でもほんと美味しそうだよ。普段から作ってるの?」

シスター「うん、普段からお父さんの分も作ってたから」
省21
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