【安価】で異世界なろう転生 (236レス)
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80: [saga] 2020/01/29(水)18:03 ID:O6DVEjJNO携(3/3) AAS
男「俺、飲んだ事ないし」

侍「だぁーい丈夫だって!案外イけるかもしんねーぞ?」

未成年だし、と思いつつもここは元の世界とは違うからと自分に言い聞かせ。
俺は人生初の酒を飲む。

香り良く、透明で、見た目は水。
口当たり良く、喉が焼け、俺は吹き出した。

侍は大笑いしていた。

─────

翌日。
本日は風姫との謁見の為、俺達は王城へと向かう。
シスターが久しぶりだな〜と呟いていたので、風姫とは顔見知りなのかな。

王城まで着くと、鎧を着込んだ人物が城門前で軽く会釈をする。
その爽やかな笑顔と顔立ちは、俺が女だったら一目惚れしてもおかしくない程クソイケメン。

シスター「風騎士さーん、久しぶり〜!」

風騎士「久しぶり。シスターちゃん大きくなったねぇ。昔から可愛かったけど、今も凄く可愛いね」

シスター「ちょ、もー!やめてってばー!恥ずかしいってぇー!」

シスターは頭を撫でられて、照れ隠しに風騎士なる男の鎧を叩く。
なんやこいつ!とブチ切れそうになるが、親戚のおじさん的反応だと自分を制して深呼吸をする。

風騎士「其方のお二人も、初めまして。僕は風の都、第一精鋭騎士団、団長をやっている風騎士です」

握手を求めてきたので、よろしくと渋々手を握り返す。
次に侍と握手をすると、風騎士は不敵な笑みを浮かべた。

風騎士「貴方…強いですね」

侍「あんたこそな。いつかやり合ってみたいもんだ」

侍も笑みを返し、握手を終えると風騎士は王城内へと案内してくれた。
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