【安価】で異世界なろう転生 (236レス)
【安価】で異世界なろう転生 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/
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107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/01(土) 14:32:58.87 ID:+2zekXHdO 危機が迫ってる時や死霊術師みたいな…ああいう危険な相手には使って良いと思うけど、普段使いとしては勝手が悪い。 待てよ。どうせ寝てしまうなら今のうちに使役解除とやらをやってしまおう。 俺は起き上がり、使役紋章を探す。 男「んん…?どこだ…?」 手鏡を取りに行き、顔やらを見るが肌が見えている部分には無い。 次に服の袖を捲ると、左手の前腕の表側に刺青の様な紋章がある。 やだ、かっこいい。 早速スライドしようとした時、俺は思いとどまる。 そうだ、3日も寝込むなら書き置きしておかなきゃな。 またシスターに怒られてしまう。 俺は書き置きを残す為に、備品の紙とペンを取り出した。 ───── 男「ん…」 シスター「あ、起きた?」 目を開けると、そこにはいつもと何ら変わらぬシスターがベットに腰掛けて俺を見下ろしていた。 侍「よっ!」 男「侍…?え、侍!?」 真横で椅子に座り、腹部を刺されて重体だったはずの侍が居て俺は飛び起きた。 ついでにベットに腰掛けていたシスターは変な声を出して転げ落ちる。 いくらなんでも動くには早すぎないか? あ、でも3日経ったのか…いや3日だけじゃん! 男「き、傷は…?もう治ったの?大丈夫?」 侍「心配かけちまったよな。ほれ、この通り」 侍は着物をずらして刺されたであろう腹部を俺に見せてくる。 サラシの如く巻かれた包帯の下には傷口があるそうだが、数日激しい運動をしなければ完治するそうだ。 数日て……異世界の治癒魔法ってのは凄いな。 男「そ、そっか…良かったぁ…」 侍「あん時は悪かった、怒鳴っちまったよな。すまん」 両膝に手を置き、深々と頭を下げる侍。 男「いや、良いんだよ。アイツと何があったかなんて聞かないし、行為を責めたりはしないけど」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/107
108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/01(土) 14:37:37.33 ID:+2zekXHdO 侍「悪ぃ…」 男「ただ…」 侍「…ただ?」 顔を上げる侍に、俺は拳を突き出す。 男「つ、次はぶっ飛ばせよ」 ちょっと照れくさく言う俺に、一瞬呆気に取られた侍はすぐに歯を見せて笑い、拳を俺に合わせてくれる。 侍「応!」 クサい事やったなと互いに笑い合い、いきなり起き上がるなとさっきからポカポカ俺を叩くシスターの手が止まった。 シスター「あ、そうだ勇者様。風姫様との謁見明日になったけど、大丈夫?」 男「うん、問題ないよ」 シスター「そ、良かった。じゃ、ご飯食べにいこー♪」 飯、という単語を聞いた途端に俺の腹の音が大きく鳴る。 そりゃそうだよな、3日食ってないんだしな。 侍「おーおー、すげぇ音だな」 男「意識したら腹が…早く、飯を……!」 シスター「あはは!じゃ、今日は枝木の上にあるお店ね!」 枝木って少し距離あるよね?腹減って死にそうなんだけど?と口には出さず、俺達は宿を後にした。 ───── 翌日。 王城は再建中になっていて、今は入れないそうだ。原因は俺だけど。 風姫と会う場所は、大木の樹頭付近に手を加えた屋外テラスみたいな所。 景色が良く、中心にあるので都全てが見渡せる。 観光気分の俺達の元へ、眼鏡を掛けた女性が近付いて来ていて、俺と目が合う。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/108
109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/01(土) 14:40:35.95 ID:+2zekXHdO 何となく会釈をすると、シスター達も気が付いたみたいだ。 シスター「あっ!風侍女さんだ!やだ、全然変わってないー!」 シスターは小走りで風侍女の前まで行き、俺と侍はシスターが可愛い系ならあの人は美人系だねとか小声で話ながら後に続く。 風侍女「ありがとうございます。シスターさんもお元気で何よりです」 シスター「あれから良い人は見つかったの?そろそろ4──じゅっ!?」 何かを言いかけたシスターの口を塞ぐのではなく、鷲掴む風侍女。 シスター「いひゃい!いひゃああい!」 風侍女「あら…ごめんなさい。悪い虫がいたので…フフ」 あ、笑顔が怖いや。 解放されたシスターは両頬を摩って唸る。 風侍女「失礼致しました。お初にお目にかかります。勇者様。侍様。この度はご迷惑をお掛け致しまして申し訳御座いません」 男「いや迷惑だなんてそんな!仕方のない事と言うか…ね!?」 侍「ん、ああ。流石にアレは災害みたいなモンだろ。それに怪我の手配もしてくれたしな、助かったぜ」 風侍女「寛大な心遣い…感謝致します。それでは、風姫様の元へご案内致します」 風侍女の後について行き、俺はいよいよ風姫とのご対面に少し緊張する。 そうだ、たしかシスターは顔見知りなんだよな。 何か聞いてみよう。 安価下 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/109
110: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/01(土) 16:11:57.88 ID:UuKj6IYc0 謁見に際しての注意事項を聞いておく(トラウマ等) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/110
111: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/01(土) 17:08:33.42 ID:q9mnJIf6O 黒龍強いけど重いデメリット持ちな上に無差別攻撃か…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/111
112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/01(土) 23:25:15.28 ID:TPPrwkbb0 過度にTUEEEEしようとするとデメリットもついてくる感じか http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/112
113: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/02(日) 08:55:33.91 ID:x2zuScLZO 攻略本さんの影が薄くなるぐらい汎用性が高いものは出せないんだろう http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/113
114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/02(日) 08:58:54.27 ID:htBaUVq10 こんなクソ使いづらいのが攻略本の購入特典と思うとなんか草 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/114
115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/02(日) 19:25:30.69 ID:DTeVgxHq0 男「ねぇねぇ」 俺は前を歩くシスターに小声で話しかけると、シスターも同調してくれて小声で何?と返してくれる。 男「俺こうやって偉い人に会いに行くとか初めて何だけど…」 シスター「初めてだっけ。光の都で王様と会ってたよね?」 男「あれは不可抗力というか何と言うか……謁見とはまた違う…礼節は当たり前として注意事項とかない?」 シスター「注意…あ、あるかも」 男「教えて教えて」 シスター「あのね、風姫様はすーっっごい人見知りであまり表には出ないんだけど、風姫様が姿を見せたら絶対に驚いちゃだめだからね」 男「それはなんで…?」 シスター「風姫様はね、希少種族の"エルフ"なの」 男「へぇ、そうなんだ」 シスター「……あれ?それだけ?」 男「ん?ああ、エルフって良いよね」 シスターは俺のその様子を見て笑うが、そんなに驚く内容なのか。 耳長族のエルフなんぞ俺からしたら日常的にアニメや漫画で見てきたが、この世界じゃ希少種だから見たら驚く様な物なのかな。 シスター「あはは、その感じなら平気そうだね」 風侍女「到着致しました」 案内されたのは屋外テラスに設置された木造小屋。 言っちゃ悪いがこんな所にお姫様が居るのか。 まぁ俺のせいだけど。 風侍女は扉を開け、中に入るよう諭す。 室内も外見通りというか、質素な部屋だ。 目の前にある長テーブルの向かいには場違いな大きい背長椅子があり、俺達は手前の木の椅子に横並びに腰掛けて風姫を待つ。 風侍女は背長椅子の脇に立ち、しばらく無言の時間が続く。 場の空気に呑まれて俺は沈黙するが、侍とシスターは間にいる俺を介して野営時の飯の内容等を話していた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/115
116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/03(月) 13:17:23.31 ID:BkjVffYPO 風侍女「姫様。勇者様方がお見えになられてますよ」 風姫「う、うん…わかってる…けど…」 正面の背長椅子から可愛い声がする。 声はするが肝心の風姫の姿が見当たらない。 シスター「風姫様ー!久しぶり!大丈夫だよーこの人達は良い人だよー」 風姫「シスターちゃん!……あぅ…でも…」 背長椅子の下の方からチラリと金髪と尖った耳が見えた。あの位置に耳があるって事は背が低いのかな。 というか本当に人見知りなんだな。 風侍女「……はぁ」 風侍女はやれやれといった感じで首を振り、背長椅子の後ろに居るであろう風姫に手を伸ばす。 風姫「え、ちょっ!なに、や、やめ!」 風侍女「諦めなさい、これでは話が進みませんよ」 両脇を持ち上げられて出てきたのは金髪の小さい女の子。 その耳はしっかりと長く、先は尖っている。 予想通りというか、本当にエルフなんだなという感じだ。 風姫は風侍女により無理矢理椅子に座らされ、真っ赤を両手で隠してしまう。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/116
117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/03(月) 13:18:19.58 ID:BkjVffYPO 侍「へぇ、こんな可愛らしいお嬢ちゃんが風姫様なのか」 風姫「か、かわ…!うぅ…はいぃ…」 男「は、初めまして…?風姫様、お逢い出来て光栄です。自分は男と言います」 風姫「か、風姫と申しますぅぅ!」 以前顔を隠したままの風姫に俺はシスターを見やると、あははとシスターは笑い、いつもこんなんだよと言う。 シスター「相変わらずだね。お姫様なんだからもう少し人慣れしなきゃだめだよ?」 風姫「シスターちゃぁん…わ、わかってるんだけど…でもぉ…」 風侍女「姫様」 風姫「ひゃい!」 風侍女「勇者様方も暇ではありませんので、早く精霊を呼び出してはいかがですか」 風姫「う、うん…そうだよね、うん」 顔を隠していた両手をついに下ろし、幼子の様な顔付きがハッキリとわかる。 胸の前に手で空間を空けて合わせると、その空間に風が収束し、塊が生まれる。 次に出来上がったその塊を潰すと、風姫の上辺りに妖精?の様な半透明の女の子が現れる。 風精霊「んにゃ…あれ、呼んだ?」 風姫「あ、寝てたの…ご、ごめんね」 風精霊「もうアレ使うの?……ってそうじゃ無さそうだね。へぇ……キミが次の勇者かな?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/117
118: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/03(月) 13:24:26.56 ID:BkjVffYPO 風精霊は興味深そうに俺を見る。 関係ないが、空中で両足の裏を合わせて座る風精霊がスカートじゃないのは実に残念だ。 男「はい、まぁ…初めまして」 風精霊「あーあ。ついにこの時が来ちゃったかー、要件は契約者の更新でしょ?大丈夫?あたし居なくて平気?風姫ちゃん」 風姫「だ、大丈夫だよ!………たぶん」 風精霊「あはは!ま、あんたが居れば大丈夫か」 風侍女「……」 風精霊は流し目に風侍女を見ると、彼女は無言で頭を下げる。 風精霊「さてと、契約にあたっての説明だけど…あ、契約って知ってる?勇者くん」 1 知らないけどバッチリ(攻略本を叩いて主張) 2 知りません 3 自由安価 安価下 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/118
119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/03(月) 13:48:19.90 ID:xfPIPBOI0 2 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/119
120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/03(月) 14:10:11.65 ID:AYB5dY0e0 知ったかぶりはよくないもんね http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/120
121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/04(火) 12:02:08.76 ID:fToJ3SX4O 男「いえ、契約については何も…」 風精霊「そっかそっか。じゃあかるーく説明するね」 男「お願いします」 風精霊「まず契約ってのは2種類あるんだけど、ひとつはお姫様達と結んでる《魔力契約》」 風精霊「あたし達からするとね、魔力って一人一人"味"が違うんだ。その中でも膨大で質が良くて生成の早いお姫様としか結べないのが魔力契約」 風精霊「次に勇者と聖女が持つ適正があって初めて結べる《元素契約》」 風精霊「これが最高に美味しくてね!適正を持ってると四大元素を無限生成出来るから、あたし達の力も最大限に活用出来る。それが元素契約」 男「……」 風精霊「ん?難しい顔してるけど、何かわからない事があったかな?」 男「あ、いえ…」 俺は適正という言葉を聞いて、攻略本に書かれたシスターの概要欄を思い出す。 特に最後の記述……《適正のない勇者に代わり》……という部分だ。 攻略本の通りなら俺は風精霊の言う元素契約は俺は結べないが、聖女であるシスターなら結べるのだろう。 不自然な空白があったにしろ、それは文章から読み取れる内容だ。 ただ、代償とも書いてあったが風精霊はその事には触れていない。 1 代償について聞く 2 契約の内容はわかった、契約しよう 3 自由安価 安価下 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/121
122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/04(火) 12:02:53.63 ID:cqGqi82DO 1 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/122
123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/02/04(火) 13:12:45.92 ID:aBcVEfSz0 なろう主人公たるもの代償みたいなマイナス要素は、無効化するか逆に利用してむしろプラスに働くようにしてこそだよな http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/123
124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/04(火) 20:27:54.16 ID:fToJ3SX4O 俺は横目でシスターを見ると、たまたま目が合うが、すぐに目を逸らされた。 なんでだ。 まぁいい念の為…念の為だ。 一応聞いておこう。 男「1つ……良いですか」 風精霊「うんうん、何かな?」 男「契約による代償は…無いんですか」 風精霊「……へぇ?」 話している間は笑顔を絶やさなかった風精霊から笑顔が消えた。 訝しむ様な目で俺を見てくる。 風姫「…代償…?」 風精霊「何も知らないって言ってたのに……何で誰にも言った事の無い"その事"を知ってるのかな?勇者くん」 男「……それは」 これは…見抜かれているな。 攻略本の事は伏せてしまったが、代償というのは風姫の反応を見る限り、知られていないみたいだ。 風精霊「ま、良いよ。本当は契約者だけが知る事なんだけど、今回は特別。ご察しの通り、実はもう1つ契約があるんだ。これは物凄くレアで、滅多に見れる物じゃない。それはね、適正を持たない"器"だけ持っている者が結べる《依代契約》」 男「依代契約…ですか」 風精霊「契約の対価として主に五感と身体機能を失う。これは選べる物でも無いし、あたし達にも何が代償となるのかはわからない。これが依代契約」 やはりそういう系か。 定番っちゃ定番だけど。 でも、これから他の精霊とも結ぶとなると…。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/124
125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/04(火) 20:28:32.41 ID:fToJ3SX4O 風精霊「あはは!そんな深刻な顔をしないでよ。たしかに依代契約は対価が大きいけど、器が完成すれば元素契約になるから安心して」 男「そうなんですか?」 風精霊「うんうん。さて、説明は終わりだよ。ちゃちゃっと契約しちゃおうか」 風精霊は体勢を直すと、シスターの眼前へと近付いて手を差し出す。 俺はわかっていても、他の者はそうはいかない。 その風精霊の行動に皆驚いている。 その中でも特にシスターが一番驚いていた。 風姫「えっ……シスターちゃん…?」 風侍女「何を…」 侍「…どういう事だ?」 シスター「な、なんで…?だって私…」 風精霊「察しが悪いな〜勇者くんの質問の意図からわかるでしょ?キミが"聖女"なんだよ。器は未完成だけどね」 男「……」 風精霊「ふふ、やっぱり勇者くんは知ってたんだね」 侍「お、おい…それってつまり依代契約ってやつじゃ…」 風精霊「うん、そうだよ」 風姫「シスターちゃんが…?ほんとに…?」 風侍女「…大丈夫なのですか?何が対価に選ばれるかわからないのですよ」 シスター「…大丈夫」 シスター「えへへ……私…やっぱり…聖女なんだ…ちゃんと……」 聖女と認められて、どこか嬉しそうにするシスターを見て俺は疑問に思った。 前に自分は聖女だって騒いていた筈なのに、何でそんなに喜ぶ? 風精霊「あくまで器、だからね。この契約じゃ四大が揃うまであたしの力は使えないし、繋ぎ止めておくってだけのイメージが妥当かな」 シスター「う、うん…!それでも良い!」 侍「待て待て、勇者じゃダメなのか?嬢ちゃんにそんな契約を負わせるのか?」 風精霊「ここまで来て察しが悪いとは…呆れるね。この勇者くんには適正も、器も、何も無いって事だよ」 侍「何?だがこいつは…」 風精霊「たしかに勇者としての"資格"は持ってるみたいだけど、契約者としての"資格"があるかどうかは別だよ。まぁ勇者が適正を持ってないなんて初めてだけど」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/125
126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2020/02/04(火) 20:29:12.52 ID:fToJ3SX4O undefined http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1579590670/126
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