【モバマス日本昔話】 七海「浦島太郎れす」 (46ﾚｽ)
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1: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:22 ID:xRtmHZk70(1/43) AAS
・書き溜めをどんどん投下していきます
・誤字脱字がありましたらすみません
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2: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:23 ID:xRtmHZk70(2/43) AAS
昔々、ある村に浅利七海という心優しい少女がおりました―――
七海「さかなさかなさかな〜♪ さかなを食べると〜・・・・ん？」
「助けてー！」
仁奈(亀)「誰か助けてくだせー！」
優「やーん、可愛い〜♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
瑞樹「ほっぺもプニプニでお餅みたいね〜♪」ﾂﾝﾂﾝ
仁奈「ぬあ〜！！！」
省1
3: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:24 ID:xRtmHZk70(3/43) AAS
七海「お二人共何をしてるんれすか！ 亀さん嫌がってますよ！」
瑞樹・優「？」ﾁﾗｯ
優「なになに〜！？ この子も可愛い！」
七海「へ？」
瑞樹「あなたも綺麗なお肌してるわね〜」
省9
4: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:24 ID:xRtmHZk70(4/43) AAS
仁奈「大丈夫ですか！」
七海「か、亀さんが無事で良かったれす・・・」
仁奈「仁奈を助けてくれてありがとうごぜーます！ 何かお礼を・・・そうだ、竜宮城に招待するですよ！」
七海「竜宮城？」
仁奈「海の底にある魚達のパラダイスでごぜーますよ♪」
5: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:25 ID:xRtmHZk70(5/43) AAS
七海「お魚さん達のパラダイスれすか！？」
仁奈「魚好きですか？」
七海「はいっ、七海お魚大好きなんれす！ あ、もちろん亀さんもれすよ♪」
仁奈「えへへ、そう言われると照れるですよー///」
七海「亀さんはお刺身が美味しかったれすね〜」ﾎﾟﾜﾜｰ
省3
6: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:27 ID:xRtmHZk70(6/43) AAS
七海「でも海の底ってどうやって行くんれすか？ 七海泳ぐのは苦手で・・・」
仁奈「仁奈が泳いで連れて行くですよ！ さぁ、仁奈の背中に乗ってくだせー！」
七海「呼吸はどうするんれすか？」
仁奈「え？・・・・15ふｎ・・・10分くらい頑張れるですか？」
七海「短く言いなおしてもそんなに息は止められないれすよ・・・」
省5
7: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:28 ID:xRtmHZk70(7/43) AAS
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仁奈「ちょうど出るところだったみたいで20分もあれば来れるみてーです！」
七海「じゃあ仁奈ちゃんに乗ってたら15分も怪しいところれしたね」
― 30分後 ―
ゴゴゴゴゴ・・・！
「あ、あれは何だ！？ 海から巨大な黒い塊が！」
「化け物だ！」
省4
8: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:28 ID:xRtmHZk70(8/43) AAS
カパッ！
亜季「仁奈殿！ お迎えに参りました！」
仁奈「亜季おねーさーん♪」ﾌﾘﾌﾘ
「ひ、人が出てきたぞ！」
「化け物だぁぁ！！！」
亜季「七海殿でありますか？ ささっ、どうぞお乗り下さい！」
省1
9: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:29 ID:xRtmHZk70(9/43) AAS
「大変だ！ 浅利んとこの娘っ子が！」
「化け物に喰われちまう！」
亜季「では、竜宮城へ―――」
亜季・仁奈「しゅっぱーつ！」
ザップーーーン！！！！
「く、喰われちまったよ〜！」
「大変だ、大変だぁぁぁ！！！」
10: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:29 ID:xRtmHZk70(10/43) AAS
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七海「さっきまでお魚もたくさんいたのに、真っ暗れすね〜」
亜季「ここは深海といって太陽の光も届かない場所なんです」
七海「へぇ〜！ あれ、でも遠くに光が・・・わぁっ！？」
仁奈「これが竜宮城でごぜーますよ」ﾌﾝｽ!
省2
11: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:30 ID:xRtmHZk70(11/43) AAS
〜停泊場〜
亜季「では七海殿、竜宮城を楽しんでいって下さい！」
七海「ありがとうございます〜」
仁奈「亜季おねーさんバイバーイ」
七海「ここが竜宮城・・・中も立派れすね」ｷｮﾛｷｮﾛ
仁奈「それじゃあ乙姫様に会いに行きやがりましょー」
省2
12: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:30 ID:xRtmHZk70(12/43) AAS
〜竜宮城・本殿前〜
七海「あれ、門の前に誰かいますね」
仁奈「あれは警備の人でごぜーますよ！ 奏おねーさーん！」
奏「あら、仁奈・・・とウワサの人間ね？」ｳﾌﾌ
七海「に、仁奈ちゃん・・・この人ってもしかして」ﾋｿﾋｿ
仁奈「はい！ サメの奏おねーさんです！」
省1
13: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:30 ID:xRtmHZk70(13/43) AAS
奏「もしかして怯えてる？ ふふっ、可愛い」
七海「あ、あのっ・・・」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
奏「食べちゃいたいくらい可愛い♪」ｸｲｯ
七海「ひっ！ な、七海は美味しくないれすよ・・・」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
奏「そう？ この柔らかいプニプニのほっぺたなんか美味しそうよ。一口噛んでみようかしら？」ﾂﾝﾂﾝ
七海「ひぃぃ〜」
ギィィィ・・・
千枝「奏さん、お客様を困らせたらダメです・・・！」
省2
14: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:31 ID:xRtmHZk70(14/43) AAS
奏「反応が可愛いからつい、ね♪」
千枝「だからって怖がらせるのはいけないと思います！」
七海「あの人は・・・？」
仁奈「千枝ちゃん！ 乙姫様でごぜーますよ」
七海「乙姫様！？」
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〜竜宮城・本殿〜
省2
15: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:31 ID:xRtmHZk70(15/43) AAS
千枝「是非ともお礼をさせて下さい。お願いしまーす！」
ガラガラ！
七海「？」
ヘレン「へーーーーーイ！！！！！」ﾊﾞｰﾝ!
七海「！？」
省3
16: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:32 ID:xRtmHZk70(16/43) AAS
ヘレン「世界レベルを見せてあげるわ！ ヘイ、ミュージックスタート！」
七海「わぁぁぁ・・・！ カッコいい〜！」
響子「お料理お持ちいたしました♪」
かな子「お菓子もありますよ♪」
七海「ひゃぁぁ〜！ 美味しそうれす〜♪」
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――――――
千枝「いかがでしたか？」ﾌﾌｯ
省2
17: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:33 ID:xRtmHZk70(17/43) AAS
七海「あ、七海そろそろ帰らないと」
千枝「・・・もう帰っちゃうんですか？」
仁奈「七海ちゃんともっといてーです！」
七海「でも皆心配しちゃうのれ・・・」
千枝「そう、ですか・・・分かりました」
省1
18: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:34 ID:xRtmHZk70(18/43) AAS
七海「なんれすか、これ？」
千枝「玉手箱です。地上に戻ってもし困ったことがあったら、この箱を開けて下さい」
七海「」ｼｭﾙｼｭﾙ･･･
千枝「わわっ！？ い、今じゃないですよ！」
七海「駄目れすか？」
省3
19: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:35 ID:xRtmHZk70(19/43) AAS
〜 停泊場 〜
千枝「亜季さん、いますかー？」
仁奈「亜季おねーさーん」
千枝「誰もいませんね」
杏「なに〜・・・うるさいな」ﾌﾜｧｰ
省5
20: ◆tkiF6VoKRk [saga] 2019/10/21(月)21:43 ID:xRtmHZk70(20/43) AAS
千枝「あの、お客様を地上に送り届けたくて・・・杏さん、お願いできないでしょうか？」
杏「うえぇ〜・・・定時過ぎても働かせるとかブラック職場じゃん」
千枝「お願いします！」
杏「というかそもそも杏潜水艦の免許持ってないし」
千枝「え・・・どうしよう」
省4
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