古泉「いやぁ・・・ポニーテールはないですね」 (15レス)
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1: 2019/08/22(木)21:24 ID:gwyzlYyC0(1/9) AAS
需要あれば続けます。
私は今日掃除当番だった。
面倒だけど仕方ない。
さっさと終わらせて楽しい部活に行かなきゃ。
最近私は楽しい。
省8
2: 2019/08/22(木)21:26 ID:gwyzlYyC0(2/9) AAS
「ちょっ・・・ちょっとあんた達何してるのよ!」
流石に私は焦った。
決して仲が悪いわけではないキョンと古泉君が一触即発状態なのだ。
こんな状態は初めてだと言っていい。
「あの・・・涼宮さん・・・」
省4
3: 2019/08/22(木)21:27 ID:gwyzlYyC0(3/9) AAS
「どうしたのよ、みくるちゃん、キョンと古泉君があんな険悪になるなんて・・・」
私は小声でみくるちゃんに聞いた。
この狭い部室なら小声でもキョン達には聞こえる気がするがそれでも一応小声で聞いた。
「わかりません・・・私が来た時にはもうこんな雰囲気でした」
つまり何でこうなってるのかわからないってわけね。
省4
4: 2019/08/22(木)21:29 ID:gwyzlYyC0(4/9) AAS
しかし、いつもと違って汗がダラダラと出ている。
ポタポタと汗が本に落ちているのがここからでもわかる。
あの汗は決して暑いからだけではない。
険悪なあのムードに押されているからだろう。
そんな中部室に入ってあの席に座って本を読み始めたとは考えにくい。
省8
5: 2019/08/22(木)21:29 ID:gwyzlYyC0(5/9) AAS
「有希・・・どうしてこうなったのか知ってる?」
その言葉を聞いた有希がこくりと頭を動かす。
「何があったの?」
あの二人がここまでになることだから余程琴線に触れることをお互い言ったのだろう。
私は覚悟して有希の言葉を待った。
省6
6: 2019/08/22(木)21:33 ID:gwyzlYyC0(6/9) AAS
「何なのよ、それ?」
「彼と古泉一樹はボードゲームをしていた。その途中で女性の髪の話を始めた。彼はポニーテールが好きなためそれを力説していた。それを古泉一樹がうんざりしたのか否定した。それがこの状況の始まり」
想像以上のくだらなさに私はどうリアクションしていいのかわからなかった。
「馬鹿じゃないの!そんなくだらないことで喧嘩してるの!?」
また有希の首が縦に振られる。
省7
7: 2019/08/22(木)21:34 ID:gwyzlYyC0(7/9) AAS
「うそんくさいとは心外ですねぇ・・・あぁ、それはもしかして僕の顔が良いことへの嫉妬の裏返しですか?困りましたねぇ、イケメンじゃない方の嫉妬は見苦しい」
やれやれと言った顔で古泉君がため息をつく。
古泉君どうしたの?
あなたそんなキャラじゃなかったでしょう?
それを聞いたキョンの顔はまるで阿修羅のようだ。
省4
8: 2019/08/22(木)21:35 ID:gwyzlYyC0(8/9) AAS
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沈黙が重かった。
1分近く誰も何も言葉を発さなかった。
私はすぐにでも何もかも放り出して家に帰りたかったが、みくるちゃんと有希が私の袖を掴んでいたため帰れなかった。
「そんなんだからポニーテールの良さがわからないんだよ、お前は」
キョン・・・今あんたどれだけ阿呆なこと言ってるかわかってる?
省9
9: 2019/08/22(木)21:36 ID:gwyzlYyC0(9/9) AAS
流石に私は切れた。
いい加減このくだらなすぎる話にケリをつけたかった。
「みくるちゃん!有希!とにかくあの二人の距離を離して!」
「こっ・・・古泉君・・・こっちに来てください」
「・・・・来て・・・・」
省9
10: 2019/08/23(金)20:11 ID:lFQ/gmtAO携(1) AAS
期待
11: 2019/08/27(火)22:41 ID:NmTLdxTQ0(1) AAS
どうしてこんな日に限って6時間目体育で男子だけ先に帰っちゃうのよ!
岡部の奴何も連絡事項がないから着替えたら帰れとか馬鹿じゃないの!
私は猛然とSOS団部室に走った。
大丈夫、今日のキョンと古泉君は普通だった。
ちゃんと私にも謝ってくれた。
省9
12: 2019/08/27(火)23:00 ID:Ri2YbFw+0(1) AAS
メール欄にsagaで規制されんで
13: 2019/08/29(木)18:49 ID:2OyzHqKbo(1) AAS
ハルヒss久しぶりだなー
続き期待
14: 2019/08/31(土)03:48 ID:ZhL6dnWg0(1) AAS
う"さ"んくさいな
15: [saga] 2019/09/04(水)00:29 ID:0JQ22vuO0(1) AAS
お互いの鼻からは血が垂れ顔は腫れてきているのに殴る手を止めようとはしない。
「ちょっ!やめ!やめなさーーーい!」
流石にこれはすぐに止めた。
割って入るもそれでも殴る手を止めようとしない。
どんなファイティングスピリッツよ!
省17
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