千歌「idolise」 (37レス)
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1: 2019/08/16(金)20:26 ID:fwUToz010(1) AAS
高校生による自主的なアイドル活動。その一瞬の輝きを求め歌って踊りその時代を生きてきた。彼女達は
「スクールアイドル」
と呼ばれていた。
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2: 2019/08/16(金)20:44 ID:ndaeM2GSO携(1/15) AAS
ミーンミンミンミン。
千歌「暑い…」
その日のはいわゆる酷暑と呼ぶに相応しい気候だった。
梨子「さっき市内放送で外での運動は控える様にって言ってたわよ」
曜「かと言って室内で練習するって言ってもね」
省6
3: 2019/08/16(金)21:16 ID:ndaeM2GSO携(2/15) AAS
千歌「え〜そんなぁ」
曜「ごめん、ごめん。冗談だよ」
と曜は言うがラブライブは一年に二回開催される事もあり冗談とも言えない。
千歌「はあ。なんでこんなに暑いかなぁ。エアコン…を使うと余計に温暖化が進むんだよね」
かと言ってこの暑さなので使わない訳にもいかスイッチを入れ負のサイクルが生まれる。もっと気温が暑くない頃に戻って地球の為にエアコンを使わない様にと昔の人に注意をしたいくらいだ。
省3
4: 2019/08/16(金)21:31 ID:ndaeM2GSO携(3/15) AAS
梨子「そこの堕天使は一体何を始めるつもりなのかしら?」
善子「儀式よ」
梨子「も〜またそんな馬鹿な事を」
花丸「変な事は善子さんずら」
梨子と花丸の言葉を尻目におそらくお手製であろう儀式道具一式に向かい善子はブツブツと呪文を唱え始めた。
省4
5: 2019/08/16(金)21:32 ID:ndaeM2GSO携(4/15) AAS
01
6: 2019/08/16(金)21:45 ID:ndaeM2GSO携(5/15) AAS
目を開けるとそこは見知らぬ街だった。
千歌「ここは…」
いや、私はこの街を知っていた。ひとを見下ろす様にビルが軒を連ね、色とりどりの街並みには私が住んでいた様な自然の配色が少ない。
千歌「どうして…私はこんな所に」
確かにさっきまで部室に居たのに。ここは東京の秋葉原だった。
省1
7: 2019/08/16(金)21:55 ID:ndaeM2GSO携(6/15) AAS
私が人混みの方へ行こうとした時
「千歌ちゃん」
と呼び止められた。振り返ると声の主は梨子だった。
梨子「良かった。千歌ちゃんも来てたんだ。そうだよね。さっきまで一緒に居たんだもん」
千歌「梨子ちゃん。あの…これは一体…」
省10
8: 2019/08/16(金)22:12 ID:ndaeM2GSO携(7/15) AAS
梨子に促され人混みの方へ近づいてみると夏の暑さにも負けない程の熱気を感じ、人々の視線の先では梨子の言う通りライブが行われていた。
千歌「これって…」
梨子「そうよね?合宿の時にDVDで見たライブと一緒…」
千歌「うん。A-RISEだよ」
数年前に活躍した伝説のスクールアイドル。A-RISEのライブ。
省3
9: 2019/08/16(金)22:19 ID:ndaeM2GSO携(8/15) AAS
千歌「ねえ?これってどう言う事?当時を再現してるって訳でもなさそうだし。って言うかそもそも私達がここにいる事だって」
舌を噛むんじゃないかと思うほどに捲し立てる私に
梨子「落ち着いて」
と梨子が言う。
梨子「私だって何がなんだか分からないわ。けど、普通じゃない事は分かる」
省3
10: 2019/08/16(金)22:29 ID:ndaeM2GSO携(9/15) AAS
「あの〜今日なんかのお祭りですか?」
と声を掛けられ、その声の主を見て私達は更に驚愕した。
千歌「えっ…み、μ'sの…穂乃果ちゃん!?」
A-RISEと同時期に活躍し同じく伝説のスクールアイドル。μ'sのリーダー高坂穂乃果だったからだ。
穂乃果「へ?私の事知ってるの?何処かで会った事ありましたっけ?」
省2
11: 2019/08/16(金)22:47 ID:ndaeM2GSO携(10/15) AAS
梨子「千歌ちゃん。私、疑問が確信に変わりつつあるわ」
千歌「確信?」
梨子「千歌ちゃんだって薄々気が付いてるでしょ?」
直ぐに梨子が何を言おうとしたか分かった。
千歌「それって…」
省5
12: 2019/08/16(金)22:59 ID:ndaeM2GSO携(11/15) AAS
走り去る穂乃果さんを見送り私達は話を続けた。
梨子「さっきのあの人の服。それにμ'sもA-RISEもとっくに高校は卒業してるはずでしょう?見た目も当時のそのままだし」
千歌「うん」
つまり、梨子が言いたい事は
千歌「タイムスリップしてるんじゃないかって言いたいんでしょ?映画みたいに」
省4
13: 2019/08/16(金)23:04 ID:qRAVGhiU0(1/4) AAS
AA省
14: 2019/08/16(金)23:07 ID:qRAVGhiU0(2/4) AAS
AA省
15: 2019/08/16(金)23:11 ID:ndaeM2GSO携(12/15) AAS
梨子「スマホも使えないんじゃ絶対に逸れるわけには行かないわね」
念にの為、逸れた時にこのコンビニに集合しようと決めた。
梨子「でも、困ったわね。スマホが使えないんじゃ他の皆んなが来てたとしても連絡を取れないし」
千歌「困ったね。どうしようか?」
梨子「どうするも。やっぱり皆んなを探してから戻る手掛かりを」
省2
16: 2019/08/16(金)23:18 ID:ndaeM2GSO携(13/15) AAS
千歌「やっぱり、何かキッカケがあったりするのかな?」
梨子「キッカケ?」
千歌「うん。例えばここに来る前に…」
と喋りながら気が付いた。梨子も気が付いた様だった。
梨子「あの堕天使!」
省2
17: りゅうくん ◆GaijiYAdxjSs 2019/08/16(金)23:27 ID:qRAVGhiU0(3/4) AAS
AA省
18: りゅうくん ◆GaijiYAdxjSs 2019/08/16(金)23:30 ID:qRAVGhiU0(4/4) AAS
AA省
19: 2019/08/16(金)23:30 ID:ndaeM2GSO携(14/15) AAS
千歌「って事は善子ちゃんが居れば帰れるかもしれないって事だよね?」
梨子「分からないけど。それしか方法が思いつかない」
千歌「そうと決まれば早く見つけなきゃ」
私達は善子を探し出す事にした。もし、善子が来ているなら街の中から出る事はないだろうと秋葉原内の善子が行きそうな所を探して回る事にした。
千歌「善子ちゃんが行きそうな所って」
省3
20: 2019/08/16(金)23:44 ID:ndaeM2GSO携(15/15) AAS
人の多い街を歩き慣れていない私は逸れない様に必死に梨子の後を歩く。
千歌「ちょっと、ペースを」
ごめん、ついと梨子は立ち止まり振り返りながら言った。
千歌「やっぱり人が多いね。真夏じゃないのが何よりの救いだよ」
先程、新聞で確認した所まだ4月との事だったので私達は半袖で少し寒いくらいだ。
省2
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