[過去ログ] NARUTOにまた異物が紛れ込みました Part.4 (1002レス)
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840: やり直し0回(4/5)◆.5dCvMNp2o [saga] 2019/03/25(月)00:11 ID:q4OYTf9Zo(1/26) AAS
ナルトは自分のせいでと一瞬思ったが、頭を切りかえた

ナルトは両親のおかげで今も生きてられるのだ
きっと赤子であった自分を守りながら九尾と戦うのは大変だったはずだ

なのにナルトは九尾が封印されているが、五体満足で生まれて来れた

そして自分は化け狐として大人達に差別されてきた
九尾事件を解決させたのは自分の父親で、ナルトには九尾が封印されている

いくら鈍いナルトでも父親が九尾を封印したのだとわかった
何故?何故そんなことをした?

もしナルトが九尾の力を使ったことがなければ親を完全に恨んでいただろう

しかし九尾の力のおかげでネジに勝てた
九尾のチャクラがあったからあのフウの大規模忍術にも抗えた

今だからこそわかる
父親、波風ミナトはナルトが九尾の力を操れるようになると願って、いや確信を持って九尾を封印させたのだろう

確かに辛かった
化け狐と言われて辛かった

でも今のナルトはもう大丈夫だ
例え化け狐……凶悪な狐でも、これは父親、そして母親のプレゼントなのだ
そう思うだけで腹の中にいる九尾に少しだけ好意が持てた

ナルト「九尾……いや、九喇嘛! 今度俺と話をしろ!!」

九喇嘛(ふんっ)

九喇嘛は名前を呼ばれて嫌な気はしなかったのか、ここに来れるなら話してやると口を開いてそのまま目を閉じた

カカシ「……」

カカシは父親が九尾を封印したことに思い至ったと理解し黙っていたが、ナルトの中で折り合いが着いたのか、笑顔で腹の中にいるはずの九尾に話しかけている

カカシ(ミナト先生、クシナさん。ナルトは強く逞しく成長していますよ)

カカシは今のナルトなら大丈夫だと確信し、本来は連れてくることを禁じられているが、ナルトを誘う決意をした
例え里を抜けさせられても、父親と会える機会を見過ごさせる気にはなれない

カカシ「……ナルト、落ち着いて聞いてくれ。そして絶対に騒がず……手で口を抑えながら聞いてくれ」

ナルト「ん? わかったってばよ」

ナルトはカカシが物凄く真面目な顔でお願いをしてきたので、言われた通りに口を手で塞いだ

カカシ「ミナト先生が一時的に蘇る。その時にナルトも一緒に来て欲しい」

ナルト「…………はぁああぁぁぁあああ!!??」

ナルトはどうやら静かにすることは出来なかったようだ
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