[過去ログ] 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目 (1002レス)
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950: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:43 ID:HGFd3vDm0(1/14) AAS
乙、感想ありがとうございます!!

>>948 >>949
い、一応男も自分を犠牲にする覚悟で主人公力を見せたから……(なお不発)

投下します。
951: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:44 ID:HGFd3vDm0(2/14) AAS
女友「良かったですね、女」

女友(遠く戦場となった神殿前の広場で飛び上がった親友、女の姿)

女友(その脇にはどうやら男さんともう一人姫様も抱えている様子)

女友(とりあえず間に合ったようで私は安堵します)
省6
952: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:44 ID:HGFd3vDm0(3/14) AAS
女友(こうして目的の第一段階はクリアしましたが、第二段階である男さんとの接触のために情報収集をしなければなりません)

女友(中心街での活動拠点が欲しいところでしたが、私たちが滞在していた部屋に男さんの手紙が届いたことからしておそらく宿屋は全てマークされていると考えました)

女友(そこで私たちが頼ったのは独裁都市に入って初めて入った飯屋の店員です)

女友(女のファンであるというその女性の部屋に泊めさせて欲しいとお願いすると二つ返事で了承がもらえました)

女友(そうして私たちは情報収集に……移るまでもなく、その店員さんから衝撃的情報を手に入れます)
省3
953: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:45 ID:HGFd3vDm0(4/14) AAS
女友(私はその時点で男さんからの手紙の真意を二通り考えていました)

女友(一つは男さんが敵の策略によって私たちを追い払うように手紙を書かされたというのと)

女友(もう一つは男さんが姫様と本気で一緒に生きることを選んだため私たちが邪魔になったというものです)

女友(二つと言いながらも、男さんの性格からしてほぼ前者で決め打っていたのですが……結婚式と聞いて私の中で揺らぐものがありました)

女友(まさか本当に男さんは姫様と……いえ、結婚式を開くことが敵の策略である可能性が…………いや、そんな馬鹿馬鹿しい可能性あるはずが……)
省1
954: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:46 ID:HGFd3vDm0(5/14) AAS
女『何迷っているの、女友』

女友『……え?』

女『ここでごちゃごちゃ悩んでもしょうがないでしょ。全部男君の口から説明してもらうまで、私は納得するつもりはないよ』

女友『女……』
省5
955: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:46 ID:HGFd3vDm0(6/14) AAS
女友(そして結婚式当日)

女友(中心街の警備はかつてないほどに厳しいものとなっていました)

女友(私たちの姿が見つからない方がいいのは相変わらずのため、監視の目を縫って結婚式会場である神殿前広場を目指します)

女友(結婚式が始まるころになって何とか広場前に私たちはたどり着きましたが、広場の周囲は穴無く監視の目がありました)

女友(とはいえここまで来れば後は強行突破すればいいだけの話なのですが……)
省9
956: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:47 ID:HGFd3vDm0(7/14) AAS
ギャル『それで何の用? 出来ればあんたたち帰ってくれない? 今なら見逃すからさ』

女友『見逃すって追いかけるのが面倒なだけでしょう』

女『残念だけど退くつもりは無いから。男君ともう一度会うためにもここは押し通らせてもらうよ』

女友(ギャルの勧告にも女は意志を曲げるつもりはありません)

レズ『そんなにも男のことを思っていて健気やね。って、虜やから当然か』
省5
957: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:48 ID:HGFd3vDm0(8/14) AAS
女友(そのとき結婚式が行われている広場の方から悲鳴が聞こえてきて、中から逃げるように観客が出て来ました)

ギャル『中で始まったみたいね』

女友『この悲鳴……あなたたち中で一体何を……!?』

レズ『まっ、ウチらも『組織』に在籍している以上、仕事はしないといけないってことで』

レズ『邪魔するなら排除せんとってことや、悲しいことにな』
省5
958: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:48 ID:HGFd3vDm0(9/14) AAS
構成員1『話には聞いていたが、こんな少女が竜闘士だってのか?』

構成員2『デブさんが言ってただろ』

構成員3『ああ、油断するな』

女友(ギャルとレズの後ろに控える十数人の柄の悪い男)

女友(おそらく『組織』の一般構成員でしょう。彼らも加勢するとなると……少々手間がかかりそうですね)
省7
959: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:49 ID:HGFd3vDm0(10/14) AAS
女友(そして現在)

構成員「くそっ……」

女友(口汚い言葉と共に沈む粗野な男。これで構成員は全員倒しました)

女友「残るはあなたたちだけですね」

ギャル「だっる……」
省2
960: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:50 ID:HGFd3vDm0(11/14) AAS
女友(この場に女の姿はありませんでした)

女友(戦いは人数こそ劣るものの地力で勝る私たち優勢で推移して、構成員が一人また一人と沈んでいきました)

女友(しかし私たちの目的は彼らの圧倒ではなく、広場にたどり着き男さんを助けることです)

女友(そのため敵の人数が減って隙が出来たタイミングで)

女友『ここは私に任せて、女だけでも先に行ってください!!』
省3
961: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:50 ID:HGFd3vDm0(12/14) AAS
女友(女を見つめる安堵の表情から一転、冷酷な表情で私は未だに立ちふさがる二人のクラスメイトに通告します)

女友「それで二人ともまだやるつもりですか? 通してくだされば手荒なことはしませんが」

ギャル「面倒でも……イケメンに頼まれた事よ! 投げ出すつもりは無いわ!!」

女友(ギャルが意外なガッツを見せます)

レズ「んじゃま、ウチも頑張らんといけんってことか」
省7
962: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:51 ID:HGFd3vDm0(13/14) AAS
女友「私も甘く見られたものですね」

女友(思えば私はこの異世界に来てからずっと本気で戦ったことがありませんでした)

女友(ドラゴン討伐のときは女のサポート、『組織』支部を制圧したときは敵が弱すぎて、武闘大会では男さんのお守り)

女友(これから先、宝玉を巡って熾烈な争いに巻き込まれるでしょう。ならば……)
省5
963: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:54 ID:HGFd3vDm0(14/14) AAS
続く。
地味に初の女友視点。

950レス超えてこのスレも終わりが見えてきましたが、五章はまだ終わりそうにありません。
キリは悪いですが、次の投下までして次のスレに移る予定です。
なのでまあ埋まりそうとか考えず乙や感想を書いてもらえるとモチベが上がります。よろしくお願いします。
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