[過去ログ] 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目 (1002レス)
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586: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:27 ID:FsdlGfJU0(1/11) AAS
乙、ありがとうございます。

>>583 少しずつ明かされると思います。

>>584 男の状況はさておき、しばらく女視点です。

投下します。
587: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:28 ID:FsdlGfJU0(2/11) AAS
女「ねえ、どうして戻ってきたの!? 男君を一刻も早く取り戻すべきじゃないの!?」

女友「どうどう。落ち着いてください、女」

女「落ち着いてなんかいられないよ!! 今このときにも男君は……」

女(パレードにて魅了スキルを使った男君は好意を持った姫様によって連れ去られてしまった)

女(他の人に魅了スキルがかからないように誘導するため離れていたとはいえ、男君を守れなかったのは私の落ち度だ)
省8
588: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:29 ID:FsdlGfJU0(3/11) AAS
女友「それを言うと先に魅了スキルを使ったのはこっちですが…………」

女友「とにかくせっかく男さんが目立たないようにという思いで立てた作戦を根本からぶっ壊そうとしないでください」

女「でも男君がああやって連れ去られた時点で目立ってない?」

女友「いきなりの出来事で観客も置いてきぼりでしたし、近衛兵に口元を封じられて男さんの人相は半分も見えてませんでしたから、騒動の規模が大きかった割には目立っていないと思いますよ」

女(女友はそんなことを言うが……やっぱりこんなことになった時点で、目立つとか目立たないとかどうでもいい)
省5
589: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:29 ID:FsdlGfJU0(4/11) AAS
女友「はあ……まず認識をすりあわせましょうか。男さんは無事です」

女友「そして作戦は失敗どころか成功完了して、後は待つだけの段階ですよ」

女「え……?」

女(次の女友の言葉で勢いを抜かれるのだった)
590: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:30 ID:FsdlGfJU0(5/11) AAS
女「ど、どういうこと……?」

女友「簡単な話です。姫様の好意による反応がヤンデレだったため男さんは連れてかれましたが……」

女友「逆説的に言うと魅了スキルをかけることに成功したということです」

女友「つまり男さんは手に入れたんですよ、この独裁都市における絶対の法である姫様に命令することが出来る立場を」

女「あ……」
省9
591: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:31 ID:FsdlGfJU0(6/11) AAS
女「それなら安心だけど……でも、女友すごいね。あの瞬間にそこまで考えて、私が暴走するのを止めたりして」

女「あ、もしかして姫様がああいう反応するって最初から想定していたの?」

女友「いえ、完全にアドリブです。そもそも姫様はツンデレじゃないかって予想でしたし……ヤンデレだとは一瞬も考えてませんでした」

女「ヤンデレ……っていうと好きな人を病むほど愛してる、ってことだよね」

女友「ええ。独裁者で望めば何でも手に入る姫様のデレ方として、もっともかけ離れたもので正直違和感すら覚えるんですが……」
省7
592: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:31 ID:FsdlGfJU0(7/11) AAS
女友「それらだけなら今日中には帰ってこれるでしょう」

女友「しかし、宝玉が現在どのような形で保管されているのか分からないので探すのに時間がかかるかもしれないのと」

女友「姫様がもし気になる情報を持っているなら聞いてくるでしょうから、明日になる可能性もあるということです」

女(女友の懸念する可能性は……正直チンプンカンプンだ)
省5
593: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:32 ID:FsdlGfJU0(8/11) AAS
女友「ああ、そうでしたね。女には言ってませんでしたか」

女友「ちょうどいいです。男さんが魅了スキルをかけることに成功しましたし説明しましょうか」

女「それって……姫様がどんな存在の末裔なのかって話?」

女(調査しているとき疑問に思って聞いたのに、教えてもらえなかった記憶が蘇る)

女友「ええ。それが先ほどの話にも繋がるのですが……」
省5
594: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:33 ID:FsdlGfJU0(9/11) AAS
女「え……? でも教会が存在しないなら宝玉は……あ、もしかして他の町の人から買って姫様が持っているとか?」

女友「いえ、姫様が持っているのはこの町の女神像のものです」

女「??? え、でも今さっき教会が無いって言ったばかりだよね? なのに女神像はあるの?」

女(さっぱり理解できないが、女友の次の一言でようやく繋がった)

女友「はい。この都市には女神教の神殿があり――現在もそれが残っているんです。女も見たことがあるはずですよ」
省4
595: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:34 ID:FsdlGfJU0(10/11) AAS
女友「この都市は昔、女神教の総本山で『宗教都市』と呼ばれていました」

女友「そして姫様は女神様の遠い末裔である大巫女です」
596: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/05/05(日)11:34 ID:FsdlGfJU0(11/11) AAS
続く。
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