[過去ログ] 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目 (1002レス)
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845: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/07(金)22:36 ID:wnLt7EC+0(7/11) AAS
男「姫に命令する。本音で答えろ」

姫「……っ!」

男「民もこの状況も一切合切どうでもいい。おまえ自身がどうしたいか話せ」

男「本当に独裁都市のために自分が死ぬことが……おまえの出した結論なのか?」
省8
846: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/07(金)22:36 ID:wnLt7EC+0(8/11) AAS
男(姫の抑圧されていた本音が漏れ出した)

男「ははっ……中々に傲慢じゃねえか」

男(先ほどまで言っていた建前と180度違う本音に、俺は愉快気に笑う)

姫「どうして……こんなことを。私は我慢していたんですよ」

姫「明日死んでしまうのに……こんな自覚させられたら未練しか残らないじゃないですか!」
省8
847: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/07(金)22:37 ID:wnLt7EC+0(9/11) AAS
姫「すぅ……すぅ……」

男(穏やかに眠る姫の顔を覗きながら……俺は一つ考えてたことを実行する)

男「命令を解除する」

姫「ん……すぅ……すぅ……」
省5
848: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/07(金)22:38 ID:wnLt7EC+0(10/11) AAS
男「おやすみ、姫」

男(眠っている姫に声をかけると、俺はベッドから起き上がる)

男(姫と一緒に寝るとは言った。だが、眠るとまでは言っていない)

男(屁理屈だが頼みは完遂したということで、俺は元のソファに戻り一人寝転がる)
省5
849
(1): ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/07(金)22:40 ID:wnLt7EC+0(11/11) AAS
続く。

5章も長くなってきたので作者自身の整理も兼ねて四陣営の目的と気になる点をまとめておきます。

男・姫 〜囚われの身の二人〜
目的 生き残ること
男には一人だけでいいなら助かる方法がある?

司祭・近衛兵長 〜独裁都市中枢・首謀者〜
目的 姫の代わりに権力者の地位に就く?

『組織』に結婚式で姫を殺すように依頼。
大勢の人の前で姫を殺すことにこだわっている?
省10
850: 2019/06/08(土)00:33 ID:iqLyxDNaO携(1) AAS
乙!
851
(1): 2019/06/08(土)01:14 ID:cRxK894H0(1) AAS

wktk
852: [sage saga] 2019/06/08(土)09:59 ID:1p9oId1So(1) AAS
乙ー
853
(1): 2019/06/08(土)19:59 ID:VCKx9yWS0(1) AAS


>>849は休載明けの特設ページ感あって良いな
別に休載なんかしてないけども
854: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:00 ID:ITcLnTf+0(1/12) AAS
乙、ありがとうございます。

>>851 ktkr

>>853 ssは区切りが無くて読み返しにくいので振り返りまとめは需要があるんじゃないかと思って書きました。
次のスレ行くときもまた状況まとめて書きたいと思ってますねー。

投下します。
855: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:00 ID:ITcLnTf+0(2/12) AAS
男(やってきた結婚式の朝)

男(俺と姫は朝からやってきた司祭と近衛兵長にそれぞれ部屋から連れ出された)

男(久しぶりに部屋の外に出たが、司祭が常に監視の目を光らせているため妙なことは出来そうにない)

男(姫の方も近衛兵長が付き従っている)

男(神殿の一階にある大部屋に通される俺。姫は別の部屋のようだ)
省3
856: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:01 ID:ITcLnTf+0(3/12) AAS
男(だから愚痴をこぼす職員二人の会話を聞く余裕もある)

職員A「へえ……あの方が姫様のお相手ねえ」

職員B「おい、聞こえるぞ」

男(はい、聞こえてます)

職員A「大丈夫だって。つうか冴えなさそうなやつに見えるけどなあ」
省7
857: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:02 ID:ITcLnTf+0(4/12) AAS
男「………………」

男(一週間……そうか、パレードから今日で一週間経つのか)

男(もうというべきか、まだというべきか悩む)

男(姫に捕まってからは傀儡であったことが判明したり命の危機が迫ったりと怒濤の展開だったが)

男(あの部屋から一歩も出れず特に代わり映えの無い日もあって、時間感覚がめちゃくちゃになっている)
省2
858: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:02 ID:ITcLnTf+0(5/12) AAS
姫「男よ」

男「……どうなされましたか、姫様」

男(いきなり声をかけられてビックリしたが、どうにか反応できた)

男(そこには近衛兵長を傍に控えさせた姫がいた。ぼーっとしている間に近づいてきていたようだ)
省8
859: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:03 ID:ITcLnTf+0(6/12) AAS
姫「こほん……それよりずいぶん似合っているようじゃな」

男「はっ、ありがたき言葉」

男(姫は咳払いして俺の姿を褒める)

男(現在俺は白のタキシードを着ている)

男(この服を見ての第一印象が、汚れが付いたらめちゃくちゃ目立つな、である俺が着こなせるような服ではない)
省14
860: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:04 ID:ITcLnTf+0(7/12) AAS
姫「珍しい様子じゃが……何か忘れておらぬか、男よ?」

男「……?」

男(いきなりのことに何のことかと思案していると、姫はその場でターンをする。ドレスの裾がふんわりと舞う)

男(その仕草の意味は分かる。そうか、姫も結婚式用のドレスに着替えているわけで、つまりは……)
省10
861: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:06 ID:ITcLnTf+0(8/12) AAS
男「司祭と近衛兵長がいない……?」

男(つい先ほど、姫がやってくるときまではいたはずだ)

男(その後会話をしている間にいなくなったのだろうか?)

男(だが、俺たちの監視を放り出して何をしている?)
省8
862: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:06 ID:ITcLnTf+0(9/12) AAS
姫「行くぞ、男」

男「姫様……」

姫「お主の考えてることは分かる。じゃがこの服装は逃げるにも目立ちすぎる。そして説得の時間もない」

男「……そうですね」
省6
863: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:07 ID:ITcLnTf+0(10/12) AAS
姫「どうやら余と男のラブラブ具合を珍しく思われているようじゃな、みんなに見られておるぞ」

男(道行く人々が『あのワガママな姫様が男と腕を組んでいる!?』と驚いた表情だ)

男(それを余裕気に眺めながら姫は歩いているが)

男「……あまり無理するなよ、耳真っ赤だぞ」
省8
864: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/09(日)22:08 ID:ITcLnTf+0(11/12) AAS
男「すいません、姫様。歩くのが早いです」

姫「そうだったか?」

男「ええ。まだ時間はありますから、落ち着いていきましょう。大丈夫ですから」

姫「う、うむ……」
省7
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