[過去ログ] 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目 (1002レス)
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107: 2019/02/17(日)01:25 ID:MnrtQZtL0(1) AAS
乙!
108: 2019/02/17(日)04:45 ID:Di52I/n80(1) AAS

遅れたとかは特に気にせずやってくれ
109: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:12 ID:VucNW67v0(1/10) AAS
乙、ありがとうございます。

投下します。
110: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:13 ID:VucNW67v0(2/10) AAS
男(迎えた武闘大会予選の朝)

男(俺と女友と女はコロシアムを訪れていた)

男「すごい人の数だな……」

男(大盛況のようで入場口には長蛇の列が出来ている。俺たちもその最後尾に並ぶ)

男「そういやあいつら三人はどうしてるんだ?」
省6
111: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:14 ID:VucNW67v0(3/10) AAS
男「女は俺たちと一緒にいて大丈夫なのか? 選手なのに準備しなくて」

女「私は最終第十六ブロックだから、今から準備したってダレるよ」

女「気弱君も出る第八ブロックぐらいまでは見てから、選手の控え室に向かおうかな」

男「そうか」

男(話している内に俺たち三人の番となった。列は長かったが受付スタッフもかなり多いようで進むのが早かった。入場料を払って観客席に進む)
省10
112: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:14 ID:VucNW67v0(4/10) AAS
男(観客席は一部のVIP席を除き完全に自由席のようだ。そういえば入場料も一律同じだったしな)

男(すり鉢状になっているため下層の席が一番リングに近い)

男(が、既に人がびっしり詰まっており入る隙間も無かった。この人たち一体いつから並んで入場したのだろうか?)

男(というわけで中層の席を三人でさまよっているのだが、ここもかなり埋まっている)

男(一人や二人分のスペースなら時折見つかるが、三人分は中々見当たらない)
省8
113: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:15 ID:VucNW67v0(5/10) AAS
男「えっと、確かに席を探していますが」

婆さん「ならここが空いているけど、どうだい?」

男(婆さんが隣に置いていた荷物を膝に乗せて席をポンポンと叩く。そこに三人座れそうなスペースが出来た)

男「それは……」

女「ありがとうございます! ほら行こっ、男君!」
省8
114: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:16 ID:VucNW67v0(6/10) AAS
女友「……ふう、どうやら付近に怪しい人物はいませんね」

男「女友は……『真実の眼(トゥルーアイ)』で周囲の観察か?」

女友「ええ、もう癖になってますね。お婆さんも勝手にステータス見させてもらいましたが、普通の人のようですよ」

男「『コミュ強』とかいうスキルを持ってたりしなかったか?」

女友「それは元の世界でも異世界でも変わらないデフォルトですよ」
省8
115: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:16 ID:VucNW67v0(7/10) AAS
町長「儂が参戦しなくなって武闘大会もすっかり腑抜けたと言うしかなかったが……」

町長「いやはや、今年は何とも楽しみな選手たちが参戦しておる」

町長「儂も血が疼き久しぶりに参戦しようとしたが『ご自身の年齢を考えてください!』と秘書に止められてしまった」

町長「老いたことをここまで残念に思うとはな」
省6
116: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:17 ID:VucNW67v0(8/10) AAS
男(町長が退場するのと交代で、予選第一ブロックの選手が入場してリングに上がり始める)

実況「さてここからは実況の俺と」

解説「解説の私がやっていきます」

男(そしてコロシアム全域にそのような声が響いた。拡声魔法を使った実況と解説のようだ)

実況「というわけで予選のルール解説からしていきましょう」
省13
117: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:18 ID:VucNW67v0(9/10) AAS
男(実況と解説の声で観客のボルテージが上がっていくのが分かる)

男(そしてそれは俺も同じだった)

男(今から始まるのは予選第一ブロック)

男(俺たちの仲間も最強の敵である伝説の傭兵も出ていないので正直に言うと大事な戦いではない)

男(これが十六ブロックまであると考えると、流し見するべきだろう。全部にのめり込んでは最後まで気力が持たない)
省10
118: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/18(月)13:19 ID:VucNW67v0(10/10) AAS
続く。

書いてる手ごたえからして、今回の章かなり長い話になりそうです。
119: 2019/02/18(月)15:22 ID:LTX2tZs+0(1) AAS
乙!
120: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/20(水)20:52 ID:lF4hGqrw0(1/16) AAS
乙、ありがとうございます。

投下します。
121: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/20(水)20:52 ID:lF4hGqrw0(2/16) AAS
男(予選第一ブロックの開始を告げるゴングが鳴ってから十五分ほど経った)

実況「リング上に選手は一人!! これにて試合終了、彼が本戦出場一番乗りだーっ!!」

男「ふうぅぅぅぅ……」

男(俺は長い息を吐くと同時に脱力した。試合に見入って全身に力が入っていたようだ)

女友「随分と熱中していたようですね」
省8
122: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/20(水)20:53 ID:lF4hGqrw0(3/16) AAS
男(そうしている内にリングの整備が終わり、予選第二ブロックの選手が入場、試合が開始された)

男(予選はバトルロイヤル、五十メートル四方のリングに五十人の選手が入り乱れる混戦だ。そうなると戦い方に選手各々の性格がとても出てくる)

男(例えば他の選手と戦っているところを横から狙う者)

男(弱っている選手に追い打ちをかけていくかたや、その追い詰めている方に手を出すもの)

男(戦わずひたすらに逃げ続ける者や、リングの角に陣取ってずっと待ち続ける者、目に付いた相手をとにかく攻撃していく者もいる)
省9
123: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/20(水)20:53 ID:lF4hGqrw0(4/16) AAS
男(熱狂冷めやらぬまま、第三ブロックの選手が入場する)

男(俺たちにとってここからが本番だ)

女「傭兵さんに姉御も出るんだよね」

男(伝説の傭兵の登場。バーサーカーヒーラーはどこまで食い下がれるか)

女友「大会参加者のレベルからして、ここで姉御が勝ち上がれば私たちの優勝はほぼ確定ですね」
省3
124: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/20(水)20:54 ID:lF4hGqrw0(5/16) AAS
男(俺たちが食い入るように見つめる中、入場した選手がリングに陣取っていく)

男(戦い方だけでなく、この試合開始前の位置にも選手各々の性格が現れる)

男(主にリングの中央寄りか、端寄りを陣取るかというところだ)

男(中央は当然ながら全方位から攻撃されてもおかしくない)

男(一方で端ならばリング縁を背にすることで、後ろからの不意打ちを食らわずに済む)
省5
125: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/20(水)20:55 ID:lF4hGqrw0(6/16) AAS
男(しかし、この第三ブロックは様相が違っていた)

男(伝説の傭兵がリングの中心に陣取り、他の選手はそれを遠巻きに取り囲んでいたからだ)

実況「これは……何とも極端な配置になりましたね」

解説「ですがこの予選はバトルロイヤル。仮に四十九人が一人に集中して攻撃するのもありなルールです」
省7
126: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/02/20(水)20:56 ID:lF4hGqrw0(7/16) AAS
男「しかしよくリングの中心に陣取るよな。一番攻撃が激しく来る場所じゃねえか」

女友「自信の現れでしょう。そしてこのままでは伝説の傭兵の勝ちが決定的ですね」

男「……ん、どういうことだ?」

女友「四十九人で取り囲んだのはいいですが……みんな均等に距離を置いて伝説の傭兵を中心とした円になってしまっているでしょう?」

女友「全員が遠距離魔法使いならともかく、接近しないと攻撃できない近距離攻撃職の人もいるはずです」
省9
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