[過去ログ] 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目 (1002レス)
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938: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/19(水)22:09 ID:7Oiw8zYI0(11/18) AAS
近衛兵長「姫様、少年。その命貰い受ける」
男(防衛線を突破して俺たちに迫ってくるのは近衛兵長)
男(その剣は何人の近衛兵を屠ったのか、血で汚れている)
男「ちっ、来たか!」
省6
939: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/19(水)22:09 ID:7Oiw8zYI0(12/18) AAS
近衛兵長「言っただろう、光を見てからでも避けられると」
男(そもそも近衛兵長は効果範囲の5m周囲内に存在していなかった)
男(魅了スキルが発動した瞬間に退いたのだろう)
男(光の柱が晴れようとする)
省5
940: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/19(水)22:10 ID:7Oiw8zYI0(13/18) AAS
男(……ここまでだな)
男「さて、姫。今から仮死状態になるように命令する」
姫「男さん……」
男「止めるなよ。決心が鈍る」
姫「……ごめんなさい」
省8
941: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/19(水)22:11 ID:7Oiw8zYI0(14/18) AAS
男「命令だ、姫。おま」
男(その瞬間、身体が浮遊感に包まれた)
942: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/19(水)22:11 ID:7Oiw8zYI0(15/18) AAS
男「……え?」
男(突然の事態に命令を告げようとしていた行動がキャンセルされる)
男(慌てて周囲を見回すと俺と姫も空を飛んでいた)
男(近衛兵長の攻撃を食らって吹き飛んだのか?)
省3
943: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/19(水)22:12 ID:7Oiw8zYI0(16/18) AAS
?「ごめんね、遅れちゃって」
男(俺たち二人を軽々と抱えて飛ぶ、その人の発言)
男「まさか……」
男(奇跡が起きない限り……そう思うことで過剰に期待しないように自制していた)
省5
944: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/19(水)22:12 ID:7Oiw8zYI0(17/18) AAS
男「女っ!! 本当に助けにきてくれたのか!!」
女「もう、何驚いてるの。言ったでしょ。『もし男君の身に何かあっても、私が絶対に駆けつけるからね』って」
男(女は何のこともないようにそう言うのだった)
945: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/19(水)22:13 ID:7Oiw8zYI0(18/18) AAS
続く!!
946: [sage saga] 2019/06/19(水)22:28 ID:ZTJNvAISO携(1) AAS
乙ー!!
947: 2019/06/20(木)00:29 ID:en8TqFmYO携(1) AAS
乙!
948(1): 2019/06/20(木)02:10 ID:1+QyAcfw0(1) AAS
乙
完全にお姫様を助けた騎士様の絵面なのに抱えてるのが女の子の方でおっかしいなー
949(1): 2019/06/20(木)02:49 ID:4q0X/WZk0(1) AAS
乙
男さんのヒロイン力はんぱねー
950: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:43 ID:HGFd3vDm0(1/14) AAS
乙、感想ありがとうございます!!
>>948 >>949
い、一応男も自分を犠牲にする覚悟で主人公力を見せたから……(なお不発)
投下します。
951: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:44 ID:HGFd3vDm0(2/14) AAS
女友「良かったですね、女」
女友(遠く戦場となった神殿前の広場で飛び上がった親友、女の姿)
女友(その脇にはどうやら男さんともう一人姫様も抱えている様子)
女友(とりあえず間に合ったようで私は安堵します)
省6
952: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:44 ID:HGFd3vDm0(3/14) AAS
女友(こうして目的の第一段階はクリアしましたが、第二段階である男さんとの接触のために情報収集をしなければなりません)
女友(中心街での活動拠点が欲しいところでしたが、私たちが滞在していた部屋に男さんの手紙が届いたことからしておそらく宿屋は全てマークされていると考えました)
女友(そこで私たちが頼ったのは独裁都市に入って初めて入った飯屋の店員です)
女友(女のファンであるというその女性の部屋に泊めさせて欲しいとお願いすると二つ返事で了承がもらえました)
女友(そうして私たちは情報収集に……移るまでもなく、その店員さんから衝撃的情報を手に入れます)
省3
953: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:45 ID:HGFd3vDm0(4/14) AAS
女友(私はその時点で男さんからの手紙の真意を二通り考えていました)
女友(一つは男さんが敵の策略によって私たちを追い払うように手紙を書かされたというのと)
女友(もう一つは男さんが姫様と本気で一緒に生きることを選んだため私たちが邪魔になったというものです)
女友(二つと言いながらも、男さんの性格からしてほぼ前者で決め打っていたのですが……結婚式と聞いて私の中で揺らぐものがありました)
女友(まさか本当に男さんは姫様と……いえ、結婚式を開くことが敵の策略である可能性が…………いや、そんな馬鹿馬鹿しい可能性あるはずが……)
省1
954: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:46 ID:HGFd3vDm0(5/14) AAS
女『何迷っているの、女友』
女友『……え?』
女『ここでごちゃごちゃ悩んでもしょうがないでしょ。全部男君の口から説明してもらうまで、私は納得するつもりはないよ』
女友『女……』
省5
955: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:46 ID:HGFd3vDm0(6/14) AAS
女友(そして結婚式当日)
女友(中心街の警備はかつてないほどに厳しいものとなっていました)
女友(私たちの姿が見つからない方がいいのは相変わらずのため、監視の目を縫って結婚式会場である神殿前広場を目指します)
女友(結婚式が始まるころになって何とか広場前に私たちはたどり着きましたが、広場の周囲は穴無く監視の目がありました)
女友(とはいえここまで来れば後は強行突破すればいいだけの話なのですが……)
省9
956: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:47 ID:HGFd3vDm0(7/14) AAS
ギャル『それで何の用? 出来ればあんたたち帰ってくれない? 今なら見逃すからさ』
女友『見逃すって追いかけるのが面倒なだけでしょう』
女『残念だけど退くつもりは無いから。男君ともう一度会うためにもここは押し通らせてもらうよ』
女友(ギャルの勧告にも女は意志を曲げるつもりはありません)
レズ『そんなにも男のことを思っていて健気やね。って、虜やから当然か』
省5
957: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/06/21(金)22:48 ID:HGFd3vDm0(8/14) AAS
女友(そのとき結婚式が行われている広場の方から悲鳴が聞こえてきて、中から逃げるように観客が出て来ました)
ギャル『中で始まったみたいね』
女友『この悲鳴……あなたたち中で一体何を……!?』
レズ『まっ、ウチらも『組織』に在籍している以上、仕事はしないといけないってことで』
レズ『邪魔するなら排除せんとってことや、悲しいことにな』
省5
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