[過去ログ] 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目 (1002レス)
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317: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:42 ID:cesOVi7+0(1/10) AAS
乙、ありがとうございます。

投下します。
318: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:43 ID:cesOVi7+0(2/10) AAS
気弱「男さん、女友さん遅かったですね。決勝がそろそろ始まりますよ」

姉御「ずいぶんと長い用事だったんだね」

男(俺と女友がVIP席に戻ると気弱と姉御が出迎えた)

男「そういえば二人にはどうするんだ? チャラ男のこととか、駐留派のこととか」

女友「事はクラスメイト全体の問題です。二人だけでなく全員に伝えるつもりです。他の人には手紙になりますが」
省10
319: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:43 ID:cesOVi7+0(3/10) AAS
男(俺と女友は気弱たちの隣の席に座る。確保してくれていたようだ)

男(リングを見下ろす。そこには現在誰もいなかった)

男(今までと違って長めに休憩を取っていたし、リングの整備は既に終わっているのだろう。迎える準備は万端のようだ)

男(観客席もそのときを今か今かと待っている)

男(そして)
省3
320: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:44 ID:cesOVi7+0(4/10) AAS
観客1「傭兵ー!! 勝ってくれよー!」

観客2「新たな伝説の誕生に立ち会えるなんて!!」

観客3「若いやつに負けるんじゃねえぞー!」

男(伝説の傭兵)

男(多くの戦場を渡り歩いてきた猛者は、これまで通り歓声に動じることなくリングに上がる)
省5
321: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:45 ID:cesOVi7+0(5/10) AAS
男「観客の応援はほぼ二分されてるか」

女友「この世界で知名度の高い傭兵さんに集中するかと思いましたが、女が少女であることから女性や若い人の支持を思った以上に集めた結果ですね」

男(女友の分析。確かに自分の立場に近いものは応援したくなるものだ)

姉御「力だけじゃなく人気もまた互角ってことかい。いやあ熱いねえ」

気弱「僕の試合のように観客の雰囲気で試合が左右されることは無さそうですね」
省6
322: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:45 ID:cesOVi7+0(6/10) AAS
傭兵「勝ちたい理由か……なるほど、若いな」

女「……?」

傭兵「私の内には負けられない理由があるが、勝ちたい理由が無いことに気付いてな」

傭兵「眩しいものだ、若者はいつも未来を見ている。年を取ると守りにばかり入ってどうにもいかん」

女「そうなんですか、私には分からない感覚です」
省4
323: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:46 ID:cesOVi7+0(7/10) AAS
実況「さて、決勝戦開始前に改めてルールの確認をしておきましょう。解説お願いします」

解説「時間は無制限。敗北条件は戦闘不能になるか、50m四方のリングから少しでも出ることによるリングアウトの二つですね」

実況「決勝も変わらないということですね。しかし決勝がもしリングアウトで決着が付いた場合、何ともあっけない感じになりそうですが」

解説「仕方ありません。決勝の竜闘士の二人はどちらも飛翔スキルの持ち主です。リングで行動を制限しないと、どこまでも行ってしまうでしょう」

実況「あー、そうですね。仕方ありませんか」
省9
324: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:46 ID:cesOVi7+0(8/10) AAS
傭兵「さて――行くか。我が使命のために」

男(傭兵が右足を半歩引き、腰を落として戦闘態勢に入る)

女「みんなの期待に応えるために……!」

男(女も同じ構えを取った)
省7
325: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:47 ID:cesOVi7+0(9/10) AAS
傭兵「『竜の咆哮(ドラゴンシャウト)』」

女「『竜の咆哮(ドラゴンシャウト)』!!」

男(共に右手を突き出し指向性の衝撃波を相手めがけて最短のコースで走らせる)

男(必然的に両者の中間地点でその衝撃波はぶつかり爆ぜた)
省8
326: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/19(火)08:47 ID:cesOVi7+0(10/10) AAS
続く。
327: 2019/03/19(火)10:12 ID:aTLw7lBb0(1) AAS
乙!
328: [sage saga] 2019/03/19(火)21:38 ID:SNV+nx6AO携(1) AAS
乙ー
329: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/21(木)21:47 ID:YLnPQUF30(1/11) AAS
乙、ありがとうございます。

投下します。
330: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/21(木)21:48 ID:YLnPQUF30(2/11) AAS
男(竜闘士同士の戦い)

男(開幕『竜の咆哮(ドラゴンシャウト)』がぶつかったせいでリング上には土埃が巻き起こっており、選手たちは互いの姿が見えなくなっている)

傭兵「『竜の息吹(ドラゴンブレス)』」

男(伝説の傭兵は追尾するエネルギー体を発生させて、見えずとも構わない攻撃を繰り出す)

男(土煙の中にエネルギー体が消えていって)
省5
331: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/21(木)21:48 ID:YLnPQUF30(3/11) AAS
女「『竜の爪(ドラゴンクロー)』!!」

男(積極的な行動が傭兵の不意を突く。その隙を逃さず、女はエネルギー体の爪を生やして攻撃態勢に入った)

傭兵「『竜の鱗(ドラゴンスケイル)』」

男(仕方なく防御スキルを使う傭兵。竜闘士は攻撃だけでなく防御スキルも一級品だ。普通ならばガードしきれただろう)
省3
332: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/21(木)21:49 ID:YLnPQUF30(4/11) AAS
男「おおっ、これは……!」

女友「浅いですが一発……しかし、追撃が来ます!」

男(快哉を上げる俺だが、すぐに女友の言葉に気付く。ダメージをものともとせず、攻撃態勢に入る傭兵の姿を)

傭兵「くっ……『竜の震脚(ドラゴンスタンプ)』!」

男(今回の戦いはリング上で行われる。リングアウトのルールがある以上、猛スピードで突っ込んだ女はどこかでブレーキなり方向転換なりをしないといけない)
省11
333: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/21(木)21:49 ID:YLnPQUF30(5/11) AAS
女友「手数で押すタイプの技の一発が当たっただけですから、そこまでのダメージではないはずです」

女友「竜闘士は身体能力同様、スキルを使わなくても基本的な防御力が高いですし」

男「そうなのか。にしても女がまともにダメージ食らう姿は初めてだな……」

男(異世界に来てからのことを思い返す)

男(商業都市でのドラゴン戦も観光の町での犯罪者グループの制圧時も、そして武闘大会の予選・本戦共に女が敵の攻撃をまともに食らった事はなかった)
省4
334: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/21(木)21:50 ID:YLnPQUF30(6/11) AAS
傭兵「『竜の翼(ドラゴンウィング)』」

男(傭兵はその間に自身も翼を生やして飛ぶ。空中戦に応じるようだ)

女「『竜の息吹(ドラゴンブレス)』」

傭兵「『竜のはためき(ドラゴンウェーブ)』!!」

男(三度ブレスを発動する傭兵に対し、女は波状のエネルギーで応戦。ブレスの数が多く、全部は消しきれないがそれで良かったようだ)
省8
335: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/21(木)21:51 ID:YLnPQUF30(7/11) AAS
女「『竜の闘気(ドラゴンオーラ)』!!」

男(予選を一手で制した広域制圧技を女は飛翔しながら放つ)

男(全方位に広がる衝撃波が派手な技だが実は攻撃力が低い)

男(一点に衝撃波を集中させる『竜の咆哮(ドラゴンシャウト)』に比べて拡散させているから当然ではある)
省5
336: ◆YySYGxxFkU [saga] 2019/03/21(木)21:51 ID:YLnPQUF30(8/11) AAS
女「『竜の息吹(ドラゴンブレス)』!!」

男(女は追尾エネルギー弾をばらまく)

男(手数により相手をリングアウトに押し込む女の策略)

傭兵「舐めるな! 『竜の爪(ドラゴンクロー)』!!」
省4
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