勇者｢喋れない。呪いかけられた｣ (55ﾚｽ)
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1(2): 2018/11/29(木)20:04 ID:DCsOdRgbO携(1/7) AAS
勇者｢(としか思えん。起きたら急に喋れなくなってた…...やばい、どうしよう…..)｣
勇者｢(ーーいや、まぁそこまで悲観的になることもないか？ 永続的な呪いなんてあるはずないし、いずれ解けるだろ)｣
女僧侶｢勇者様…..？ お目覚めになられたのですか？｣ｶﾞｻ
勇者｢(うむ)｣ｺｸﾘ
女僧侶｢ちょうど朝餉の支度が済んだところなので呼びにきたんですよ｣
省13
2: 2018/11/29(木)20:22 ID:DCsOdRgbO携(2/7) AAS
勇者｢(困っているんだ。教会に行って神父様にーー)｣ｶﾞﾘｶﾞﾘ
女僧侶｢ようやく効き目があらわれたんですねっ！｣
勇者｢(呪い解除の相談ーー……は？)｣ﾋﾟﾀｯ
女僧侶｢毎日毎日、飲料水に少しずつ毒を混ぜていたのにぃ～。全然ケロッとしているんですものぉ～～｣
勇者｢(は？ は？)｣
省6
3: 2018/11/29(木)20:29 ID:sx8XpwA7o(1/2) AAS
支援
4: 2018/11/29(木)20:35 ID:R6tZGlWFO携(1) AAS
ヤンデレのにおいがする
5: 2018/11/29(木)20:41 ID:DCsOdRgbO携(3/7) AAS
女僧侶｢突然で驚かれましたよね。びっくりしましたよね。......落ち着いて聞いてください、勇者様｣
勇者｢(な、ななっ、なんてことを…...！ いや、ていうか僧侶がやっのコレっ！？ なんで！？ 毒盛るほど俺の事嫌いだったのっ！？)｣
女僧侶｢ーー……こうしなければ、勇者様が死んでしまっていたのです｣
勇者｢(えっ！？)｣
女僧侶｢だから...…だからっ！ 私達もしかたなく……っ！ 毒をっ！！｣
省4
6: 2018/11/29(木)21:01 ID:DCsOdRgbO携(4/7) AAS
女僧侶｢ついに、成功したんです。加護に打ち勝ちました……！｣
女魔法使い｢加護……？ あ、もしかしてーー｣
女僧侶｢もしかしてですっ！ やりましたっ！ 勇者様が声を失われたのです！｣
女魔法使い｢あちゃぁ～。それでハニワみたいなポーズのまま固まってるのね｣
女僧侶｢はいっ！ はいっ！……あぁっ、これも女神様の導きのおかげ…..｣
省11
7: 2018/11/29(木)21:17 ID:DCsOdRgbO携(5/7) AAS
女魔法使い｢フンっ！！ うっとおしいっ！！ 男ならそれぐらいのことで取り乱してんじゃないわよっっ！！｣
女僧侶｢……せ、せめてメラとかでわ……｣
女魔法使い｢そんなの勇者に効くわけないじゃない｣
勇者｢(メラでも効くわボケェッ！！)｣ﾌﾟｽﾌﾟｽ
女魔法使い｢僧侶。どこまで話したの？ 説明したげたの？｣
省5
8: 2018/11/29(木)21:51 ID:DCsOdRgbO携(6/7) AAS
( 'ω'o[ テントの外��草原]o
女僧侶｢実はーー……勇者様の声に魔翌力がこめられてることがわかったんです｣
女魔法使い｢最初に異変に気がついたのは私ね。魔翌力を使う魔法職だから｣
女戦士｢魔法使いから聞いた時はにわかには信じられなかったんだが……｣
女武闘家｢うん。あたしもなにかの間違いだって思った……けど、言われてみればたしかにとも思って｣
省9
9: [saga] 2018/11/29(木)22:07 ID:DCsOdRgbO携(7/7) AAS
疲れたんで今日はここまでにしとく
50～100レスの間ぐらいで終わる予定
10: 2018/11/29(木)22:14 ID:sx8XpwA7o(2/2) AAS
乙
アホみたいな動機でワロタ
11: [saga] 2018/11/30(金)15:50 ID:jdsooU2cO携(1/11) AAS
勇者｢(ちょっと待てや。生きてきてイケボなんて言われたことねーぞ)｣
女魔法使い｢どうせ勇者のことだから『 イケボなんて言われたことない』と思ってるんでしょ｣
勇者｢っ！？｣ｷﾞｸｩｯ
女戦士｢私達だって様子見をしながらあらゆる角度から検証を試みたんだ｣
女武闘家｢それで、言霊に篭められた魔力が表面化しだしたのはレベルアップしてるせいじゃないかって結論になった｣
省12
12: [saga] 2018/11/30(金)16:08 ID:jdsooU2cO携(2/11) AAS
女戦士｢私のものにならないならいっそーー……｣
女魔法使い｢私だけは持ち前の魔力障壁のおかけでなんとか踏みとどまった。夜、みんなに魔王討伐はどうするのって聞いたの｣
女僧侶｢私達の旅の目的ーー｣
女戦士｢本懐を遂げられないのはまずい｣
女武闘家｢ちっ、違うぞっ！？ 目的を果たせないからじゃなくて、魔王を殺さなければ勇者との未来はないだろっ！？｣
省7
13: [saga] 2018/11/30(金)16:27 ID:jdsooU2cO携(3/11) AAS
勇者｢(はぁ～～～～)｣ｸｿﾃﾞｶため息
女武闘家｢すまない……あたし達でできることならーー｣
勇者｢(ふざけるんじゃねぇええっっ！！)｣ｶﾞﾊﾞｯ
僧侶｢っ！？ ゆ、勇者さまっ！？｣ﾋﾞｸｩｯ
勇者｢(なりたくもない勇者に任命されてこちとら私生活を犠牲にしとんじゃあっ！！ おまけに今回は声もだとぉっ！？)｣ﾌｰｯﾌｰｯ
省7
14: [saga] 2018/11/30(金)16:35 ID:jdsooU2cO携(4/11) AAS
女戦士｢……っ！？ この殺気は……っ！？ まずい、僧侶ッ！！ 武闘家ッ！！ 逃げッーー｣
女僧侶｢！？ 勇者様っ！！｣ｸﾞｨｯ
勇者｢(このっ！！ よこせよぉっっ！！ ……あ？) ｣
女魔法使い｢はぁぁぁあっ！！ イ オ ナ ズ ン ッ ！ ！｣ｺﾞｺﾞｫｰｯ
15: 2018/11/30(金)17:03 ID:WNNq7kzQ0(1/2) AAS
巫山戯た理由でなんてことしやがると思ったら割と洒落にならない状況だった
16(1): 2018/11/30(金)17:09 ID:L7nj1kNNo(1) AAS
この勇者バカだな。ちゃんと理由聞いたんだから、メンバークビにして男にするなり
対策うってからじゃないと内部崩壊でシャレにならんことになるのに
17: [saga] 2018/11/30(金)17:29 ID:jdsooU2cO携(5/11) AAS
勇者｢(魔法使いが使える最大呪文！？ 俺を殺す気かっ！？)｣
女僧侶｢くッ！ 間に合って！ マホトーンッ！｣ｼｭﾜｰｯ
女魔法使い｢！？ なっ！？｣ｼｭｰﾝ
勇者｢(おっ……おぉっ！ 杖の宝玉から今まさに放たれようとしていた魔力が収縮してゆく……！)｣
女武闘家｢勇者っ……！ 勇者っ！ なんで僧侶に発情してあたしに発情しないんだっ！！｣
省13
18: [saga] 2018/11/30(金)17:46 ID:jdsooU2cO携(6/11) AAS
僧侶＆魔法使い＆武闘家｢チッ｣
女戦士｢三人で舌打ちするな！ 魔王を倒すまでは争わないと約束したじゃないか！？｣
女僧侶｢それはぁ～……そうですけどぉ～～｣
女武闘家｢なんであたしまで。僧侶が悪くない？ 煽られてるかと思った｣
女僧侶｢べっつにぃ～、私からなにかしたわけじゃありませんしぃ～。してきたのは勇者様ですよぉ～？｣
省10
19: [saga] 2018/11/30(金)18:06 ID:jdsooU2cO携(7/11) AAS
勇者｢(……な、なんじゃ、そら……)｣ﾍﾅﾍﾅ
女魔法使い｢ご、ごほんっ……あ～……ちょっと取り乱しちゃったようだけど、そういうことよ｣
女武闘家｢勇者は筋肉がある方がいいよなっ！ 引き締まった身体の方がいいよなっ！？｣
女僧侶｢プッ。やっぱり気にしてる｣
女武闘家｢あ゛ぁ゛っ！？｣
省11
20: [saga] 2018/11/30(金)18:37 ID:jdsooU2cO携(8/11) AAS
勇者｢(落ち着け、落ち着くんだ……。非常に馬鹿らしい理由だが生命の危機であることに間違いない……)｣
女魔法使い｢勇者からはなにか質問ある？ ｣
勇者｢(まとめよう。こいつらは既に俺に惚れてて、好感度MAX通り越してやばい状態になっている。俗にいうヤンデレ……しかも四人も……)｣
女僧侶｢お手数ですが書いて教えていだけますかぁ？ はい、ひのきのぼうですぅ｣
勇者｢(一般的な健康男子がハーレムを喜ぶか知らんが、俺はこんなの望んでない。望んでないハーレムほど苦痛なものはないなからな……)｣ｽｯ ｶﾞﾘｶﾞﾘ
省9
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