[過去ログ] オール安価でまどか☆マギカ 25 (1002レス)
前次1-
抽出解除 必死チェッカー(簡易版) レス栞 あぼーん

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
71: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)00:13 ID:gXHmMS7u0(1/14) AAS
――――
見滝原中学校

マミ「呉さん、魔法少女のことで話があるのだけど」

キリカ「縄張りの事? あれから狩ってないよ」

マミ「一度、一緒に訓練をしてみたらどうかって」

キリカ「それ、かずみって子から?」
省6
72: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)00:22 ID:gXHmMS7u0(2/14) AAS
放課後

マミ「…………というわけで、お菓子のことを話したらあっさりついてきてくれました」

かずみ「やっぱり思ったとおり!」

キリカ「なんか、安い人だと思われてる?」

 マミが帰るのを待っていると、今日はキリカを連れたマミがインターホン越しに現れた。
省8
73: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)00:30 ID:gXHmMS7u0(3/14) AAS
 マミは昼に話した『続き』を再び思い出す。

――……

キリカ「どういう風の吹き回し? かずみのことは置いといてね、君には『嫌われたものだな』って思ってた」

キリカ「理由はわからないことはないよ。私と君は違うから」
省10
76: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)00:40 ID:gXHmMS7u0(4/14) AAS
--------------次回は23日(木)夜からの予定です
78: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)20:59 ID:gXHmMS7u0(5/14) AAS
かずみ「キリカは魔法少女長いの?」

キリカ「いや短いよ」

かずみ「じゃ、わたしとやろう! わたしも一応初心者だから」

キリカ「『一応』?」

かずみ「戦ってたことはあるみたいで、戦ってると感覚は覚えてて……――」
省15
80: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)21:06 ID:gXHmMS7u0(6/14) AAS
 少し硬く広がった髪の一房、わたしの一部だったものがパラパラと散った。

 地面に長い黒髪が落ちている。

 ……キリカはいつのまにかわたしの斜め後ろへと移動していた。

マミ「なるほどね、かずみさんはもう見切った気でいたでしょう? でもペースをつかんだと思ったらいきなり乱して隙を突いてきたの」
省15
81: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)21:40 ID:gXHmMS7u0(7/14) AAS
――――

――――

 ―――キリカはぼやきながらも訓練につきあってくれた。

 そうしていると、なんだかんだで少しずつ上達は見えてくる。それは本人も自覚しているようだった。

マミ「――……お疲れ様。呉さんも割と言ったことを素直に吸収してくれるからやりやすかったわよ」
省8
82: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)21:53 ID:gXHmMS7u0(8/14) AAS
 ――帰り道、お茶会の前に今日はショッピングをする約束の日だ。

 お菓子はちょっとの間お預けになるけど、キリカも終わるまで我慢してくれるらしい。

 ここまで付き合ってお菓子ももらえないんじゃ骨折り損だとか。

かずみ「あ、そうだ。別に隠してるわけじゃないから言うけど、わたし、記憶喪失なんだ」
省24
85: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)22:23 ID:gXHmMS7u0(9/14) AAS
 洋服を目の前に見せてみる。

 するとキリカがこっちに振り返った。

キリカ「……可愛い」

 チェリーピンクのゆったりとしたダーリンニットのワンピースを見てキリカはつぶやいた。
省18
86: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)22:52 ID:gXHmMS7u0(10/14) AAS
――――

――――

かずみ「じゃ、ちょっとだけ待っててねー。二人とも」

キリカ「それどのくらいかかるの?」

かずみ「心配ご無用。実は家出る前に下準備はしてきたからあとはひと手間だよ」
省9
92: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)23:18 ID:gXHmMS7u0(11/14) AAS
かずみ「生地は先に用意しておいたし、あとは……――――」

 ホールのケーキの生地の上にクリームを絞って盛り付けていく。

 ピンク色のクリームが渦を巻く。クリームは甘いベリーの香りだ。

 今日はとっておきにするつもりだった。
省12
94: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)23:35 ID:gXHmMS7u0(12/14) AAS
かずみ「『アフォガート』っていうスイーツだよ。アイスの蕩けた感じと紅茶の香りが美味しいの」

かずみ「――っていっても、わたしは未体験。記憶にないからね。わたしも今から楽しみなんだ」

 テーブルについてスプーンを持つ。

 実はアフォガート用のポットは二つ用意してあった。

マミ「どうぞ。コーヒーも用意してくれたわよ。呉さんはこっちのほうが好きなのかと思って」
省8
95: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)23:42 ID:gXHmMS7u0(13/14) AAS
マミ「見てくるわね」

 マミが席を立つ。

 しかし、わたしはその前に室内のインターホンに映った姿を見てしまった。

 それは見覚えのある姿。
省10
98: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/23(木)23:57 ID:gXHmMS7u0(14/14) AAS
-----------次回は26日(日)夕方からの予定です
前次1-
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.491s*