[過去ログ] オール安価でまどか☆マギカ 25 (1002レス)
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811(1): ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)18:03 ID:YNHsdjB70(1/10) AAS
「……あの人間共、もうこの場所に感付きやがったな」
織莉子の予知だろうか。みんながわたしのことを探ってくれている。
戦いでこっちに意識が逸れたから制御が鈍ったのだろうか? カンナは懐から瓶を取り出す。
「来てくれかずみ。決戦の場所を変えよう――――……私たちにとって心底忌々しい、“君の始まった場所”だ」
省5
812: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)18:24 ID:YNHsdjB70(2/10) AAS
――――
マミ「もう予知は使えるの? かずみさんの居場所はわかったの!?」
織莉子「ええ、確かに見えたわ……これが“偽物”じゃなければね」
織莉子「でもまた変わった。敵も気付いたのか移動したみたいよ。さっきまでの場所には魔女しかいなくなっている」
あすみ「偽物じゃなくても罠ではあるかもねー。わかっててまた封じないんだから」
省26
813: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)18:32 ID:YNHsdjB70(3/10) AAS
「どうだこの街。見覚えはあるか」
街を歩きながらカンナは小さく問いかける。
初めて見る景色のはずだった。もちろん見覚えなんてない。――なのに、どこか懐かしい感じがする。
それは私の生前と言っていいのか前世と言っていいのかもわからない、ミチルの記憶がそうさせているのか。
省22
815(1): ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)19:14 ID:YNHsdjB70(4/10) AAS
あすみ「そう、そして私が本物の『神名』でーす!」
あすみ「お前人と名前が被っとるんじゃボケ!物語なら何かの因果関係でもないとありえない事態だよ!?」
あすみ「まあこれは現実だしソイツと私は何の関係もないんだけどね。私はそんな虚しい願い事してないよ」
不敵で勝気でちょっとふざけたあすみの声。
省13
816: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)20:01 ID:YNHsdjB70(5/10) AAS
しかし、やることは変わらない。みんな一斉に武器を向ける。
わたしはただの人質じゃない。彼女がわたしを傷つけないことがわかってるから出来る事だ。
織莉子「人類の敵である貴女とは宿敵となる運命だったようね。私はこの世界を守る。貴女の望む世界になんてさせない」
織莉子「『逃げ』から創られた虚構ならば無に還るのが定め」
省41
819: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)21:07 ID:YNHsdjB70(6/10) AAS
こっちも対抗して数を増やす。分身は主にみんなのサポートのためだ。
分身だけで本体まで倒せるとは思っていない。
かずみ「プレイアデスが自滅したってどういうことなの!? あなたが願いで生み出されたのならその願いをした人は!?」
「あんな奴らのことが心配なのかよ!? どうだっていいだろかずみ! 生きてたって死んでたって、どうせこれから全滅する人類のことだ」
省19
821(1): ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)21:44 ID:YNHsdjB70(7/10) AAS
しかし、その代わりに一瞬にして身体のあちこちが悲鳴を上げる。
息が切れている。身体には痛みと疲労以外の嫌な感覚も滲んでいた。それは意識を鈍らせるものであり、どこか獣じみた本能でもあった。
……公園での戦いの時から、魔力を消費しすぎた。回復しないと。しかし目の前のカンナがそれを許してくれない。
「なんでおまえがそうまでしてこんな奴ら守るんだよ……そんなにボロボロになってまで」
省13
822: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)21:46 ID:YNHsdjB70(8/10) AAS
【訂正】>>821
誤:魔方陣の上にあるグリーフシードだ。 → 正:魔方陣の上にあるソウルジェムだ。
823: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)22:08 ID:YNHsdjB70(9/10) AAS
「そうだ、美国。お前の魔法ももう制限はしない。どう足掻こうが変えられない未来でもよく見て絶望するといいよ」
織莉子「あ、貴女……何を…………!」
織莉子は目を見開いた。攻め入る隙を教え、危険から身を守り手のうちを識る、敵からすれば厄介な魔法。
しかし織莉子は契約からずっとその魔法が制御が出来ずに悩まされていた。
「自力で制御も出来ないんだもんな」
省9
824: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2019/02/02(土)22:37 ID:YNHsdjB70(10/10) AAS
「……なんだと?」
あすみ「複数人の魔法を操れないのはマジみたいだね」
あすみ「アンタからすれば常に見張るほど警戒してるのは一撃必殺の魔法を持つほむら、その次に私だろ? ついでに予知も使いたい」
あすみ「それでさらに複数体の魔女の制御まで目を向けるのは無理だ。どっかに穴が出来る」
あすみ「ほむらを見逃せば次こそ木端微塵だし、魔女の制御を失えば食い殺される。……無論、私を見逃してもだ。どっちに転んでも貴女は詰むよ?」
省34
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