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オール安価でまどか☆マギカ 25 (1002レス)
オール安価でまどか☆マギカ 25 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/
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417: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/11/29(木) 00:12:06.97 ID:4brtixiU0 かずみ「……髪、明日にでもまた切ろうかな」 マミ「訓練したらまたいきなり伸びたりしてね」 二人だけになって、さらに家に向かってまっすぐに歩いていく。 かずみ「みんなその人にしかできないことってあると思う」 かずみ「わたしにはリボンも水晶も出せないし、二人みたいに器用なことできないもん」 マミ「そうね。私も契約したてのころは上手く扱えなくて悩んだりもしたけれど、今は自分にしかできないことがあるって思いたいわ」 マミ「この活動だって……」 いつもだったら胸を張って言えるはずのことなのに、マミは今は少し迷いがあるようだった。 もしこのままグリーフシードが手に入らずに魔力が減っていったら……そう思うと、今まで感じたことのない恐怖を感じていた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/417
418: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/11/29(木) 00:48:44.62 ID:4brtixiU0 マミの家 夜 いつもどおり夕食を食べ終わった後、食後をリビングで過ごす。 明日も休みだからか、今日はすぐに寝る支度はしないようだった。 マミ「……かずみさん、今グリーフシード一つも持っていないって言ってたわよね」 かずみ「あ、うん。今日襲われた時に使っちゃったから」 マミも譲れる分は持ってはいなかった。 前からマミは魔女を倒した時、わたしに優先して回してくれていた。記憶もなくグリーフシードを一つも持ってなかったわたしを気遣ってくれてたんだ。 マミ「とりあえず今日の分はこれで浄化して」 かずみ「え? でも、そしたらマミのがなくなっちゃうんじゃ」 マミ「今日は私はそこまで使ってないわ。私も綺麗なのがなくて悪いけど……」 マミからグリーフシードを一つ受け取って浄化する。 でも、これで二人とも本当に今ある分しかなくなってしまった。 マミ「明日はなにがしたいかって決まってる?」 かずみ「うーん……」 本当はあすなろに行くって話だった。でも、今の状態じゃ万全とは言い難い。 悩んだ末、わたしはこう答えを返す。 かずみ「明日決めようかな」 マミ「そうね」 マミはリビングのソファから立ち上がると部屋に向かっていく。 ……その表情は、何かを決心するような重たい表情をしているように見えた。 ―11日目終了― かずみ 魔力[100/100] 状態:正常 GS:1個 ・[20/100] ◆ステータス [魔力コントロールLv1] [格闘Lv4] ・仲間 マミ [魔力コントロールLv5] [体術Lv3] [射撃能力Lv20] 織莉子 [魔力コントロールLv3] [体術Lv3] http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/418
419: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/11/29(木) 00:49:25.33 ID:4brtixiU0 -------ここまで。次回は29日(木)20時くらいからの予定です http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/419
420: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/11/29(木) 21:21:59.43 ID:4brtixiU0 ―――――― ――――翌日、今日は休日二日目の日曜だ。 かずみ「ごちそーさま! 今日はこれからどうしようかな」 マミ「やりたいことは決まった?」 朝ごはんを食べ終わると、わたしは鏡の前で軽く髪をとかして身支度を整えていた。 まずはやりたいことをひとつ決めていた。 かずみ「今度はマミにこれ切ってほしいなって」 マミ「え……私そんなのやったことないわよ? 変になっちゃうかも」 かずみ「変でも大丈夫! また伸ばせるよ」 『そういう問題かしら?』 とマミは控えめに笑う。 魔法がなくたって髪なんていつかは伸びる。またその時もマミが一緒に居てくれればいいな……――なんて少し考える。 鏡の前に、マミがハサミを手にして近づく。 マミ「……そういうことなら、やってみるわよ? 本当にいいのね?」 かずみ「うん。よろしくね」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/420
422: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/11/29(木) 21:38:45.10 ID:4brtixiU0 シュキン、と髪を切る音が部屋に響いていく。 クセのある長い黒い髪が落ちて、肩が軽くなっていくのを感じる。 ……少しずつ短く形が整っていって、マミはその途中で手を止めた。 かずみ「……マミ?」 マミ「私じゃ前切った時とまったく同じには出来ないから、今度はこのくらいでもいいかと思ってね」 マミ「こういうのはどう? 気に入らないならもっと切ってもいいのだけど……」 鏡を見つめた。今のわたしの髪は肩につくくらいの長さがある。 杏子から聞いた“ミチル”はこの前までと同じような短かい髪をしていたらしい。 わたしも昨日からこの前までと同じように短くするのしか考えてなかったけど、こういうわたし――。 かずみ「うん! いいと思う」 かずみ「じゃあそれから、それから……――――」 わたしもマミが切ってくれた髪を気に入って、新しくなった髪型を誰かにお披露目したい気分になった。 これからはなにをしよう? 昨日のことがあったから、外に出るならマミにも一緒にいてもらわないといけない。せっかく今日は休みで一緒にいるんだし。 かずみ「……うーん、でも今日はホントにパトロール行かなくていいのかな?」 マミ「魔法少女のことは今は一旦忘れてもいいのよ? 魔法を使わないなら魔力も気にすることないんだから」 マミ「昨日もかなり回ったし使い魔も倒しておいたんだから、すぐには出てこないと思うわ」 かずみ「そっか、そうだね」 1どこかに行く(万全ではないので、あすなろ以外) 2織莉子に連絡してみる 3誰かを家に誘ってみる(※連絡先を持っている織莉子かあすみだけ) 4家で料理の研究 5自由安価 下2レス http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/422
425: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/11/29(木) 22:41:49.91 ID:4brtixiU0 かずみ「あーっ! そういえば昨日はあの偽物さんに買い物邪魔されたんだった!」 かずみ「今度こそ美味しいもの食べたいな。駅前のほう行かない?」 あれから昨日は避けていた場所。 とはいっても、また同じ場所で会うとは限らないだろう。……どこで会うかわからないからこそ怖い。 マミ「いいわね、行きましょうか」 でもマミがいるから安心できる。 あの偽物はマミのとこよりも自分といるべきだって言ってたけど、そんなのわたしが決めることだ。 わたしはやっぱり今のままのこの街で暮らしていたかった。 もし叶うなら、あすなろには帰らずにずっと――――。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/425
426: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/11/29(木) 23:04:31.56 ID:4brtixiU0 繁華街 かずみ「わぁ! 見て見て、これすごいおいしそう!」 マミ「本当。一人だと我慢して素通りしちゃうことも多いけど、こうして見ると美味しそうなものがたくさんあるわね」 そろそろ朝からお昼の時間に近づいてきて、みんなお腹が空いてくる頃。 少し見回すだけで食欲を煽るものがたくさん目に入って、通りがかるといい香りが嗅覚を刺激する。 それに、友人や家族、もしくは一人で美味しそうに食べ歩く人たち。 かずみ「あれ買ってきていい?」 マミ「いいけど……って、先にいっちゃった」 かずみ「マミもはーやくー! 二つ買うから!」 買うもの ・自由安価 下1レス http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1534003266/426
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