[過去ログ] オール安価でまどか☆マギカ 25 (1002レス)
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434: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/01(土)20:31 ID:7OeEoRW+0(4/9) AAS
 ――――帰り道、マミと写ったプリクラと戦利品のお菓子を抱えて、

 わたしたちいは賑やかな通りから家のある住宅街へと戻っていた。

かずみ「今日は楽しかったね! たくさんお菓子が手に入ったし!」

マミ「ええ。私もこうして遊ぶのはどのくらいぶりかしら……」
省10
435: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/01(土)21:22 ID:7OeEoRW+0(5/9) AAS
マミ「どうかしら。魔法を使わなければ魔力も減らないわよ。だってあの子やりたくないんでしょう?」

マミ「もしかしたらむしろ、本当は今もここで狩ってるってこともあるかも。そうやって腹いせに私達に魔女が回らないように……」

かずみ「そ、そんな……」

 わたしだって魔女を見つけられない理由は考えたりした。今は魔女が少ないのかもしれないけどそれだけなのかって。
省10
436
(1): ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/01(土)21:57 ID:7OeEoRW+0(6/9) AAS
 わたしが初めて目を覚ました日に見たものを思い出す。

 風見野のホテルで会った時、引き出しいっぱいに入っていたグリーフシードの山。

かずみ(あすみちゃんだったらいっぱい持ってるかも)

かずみ(簡単に人に譲ってくれないとは思うけど、ダメ元で頼んでみたら…………)
省18
437: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/01(土)22:32 ID:7OeEoRW+0(7/9) AAS
――――――

 朝、ごはんを食べ終わるとマミは学校に行く前に準備を整え始める。

 その横で身支度をはじめるわたしを見てマミが尋ねてきた。

マミ「かずみさんもどこかへ行くの?」

かずみ「今日はわたしも途中までついていこうかなって」
省11
438: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/01(土)23:06 ID:7OeEoRW+0(8/9) AAS
千歳の家

 ……玄関のチャイムを鳴らすとあすみが出てくる。今日も一人のようだった。

あすみ「おー? いらっしゃい、また飯作りに来たの? それにしては早いと思うけど?」

かずみ「おはよう、あすみちゃん。ご飯も作るけど、今日はちょっと頼みたいことがあって……」

 内容が内容だけにいきなり言うのも気が引ける。
省8
439: 2018/12/01(土)23:11 ID:wcjZ0Q9BO携(3/4) AAS
帰れ!とかいわれそう
440: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/01(土)23:18 ID:7OeEoRW+0(9/9) AAS
 頭を下げる。

 あすみはいつもみたいに薄い笑みを浮かべていた。

あすみ「ふーん? 今なんでもするって言った?」

かずみ「で、出来る事なら! 頑張るよ!」
省6
441: 2018/12/01(土)23:26 ID:wcjZ0Q9BO携(4/4) AAS
玄関先で裸になるのは……
もしここでゆまちゃんが忘れ物取りに戻って来たらカオスになりそう
442: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/02(日)00:00 ID:eZ58WB6h0(1/11) AAS
かずみ「って、中に入ってからだよね?」

あすみ「なに甘えたこと抜かしてんだこら!初対面裸だったくせに!ほら早くそこに四つん這いンなるんだよォ!」

かずみ「ええええ!?」

あすみ「ばっちり撮ってやるからさぁ」

 スマホのカメラを構えるあすみ。
省7
443: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/02(日)00:19 ID:eZ58WB6h0(2/11) AAS
あすみ「はいお駄賃。そんなに欲しいなら一つだけくれてやるから感謝しな?」

かずみ「あ、ありがとう……」

 グリーフシードを放り投げられる。

 ……こうして無茶ぶりの代わりに一つのグリーフシードを手に入れたのだった。
省6
444: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/02(日)01:00 ID:eZ58WB6h0(3/11) AAS
あすみ「てかさぁ、グリーフシード無いなら使い魔倒すのやめれば?」

 あすみは無茶なことを言ってたさっきまではニヤニヤしてたのに、今は冷ややかにわたしを見下ろしていた。

 まるで、『そこまでする?』とでも言いたげに。

 あすみからすればこの宝石一つにそこまでプライドを折る価値はない。
省9
445: 2018/12/02(日)01:01 ID:U42x3WDV0(1) AAS
1

安価↓
446: [sage saga] 2018/12/02(日)01:17 ID:kqQVbhyX0(1/3) AAS
上+キリカのことも相談、あと今日の料理のりクエストを聞く

キリカの事なんだけど、マミはキリカは縄張りで魔女狩りすること許してなくて
このままだとキリカのSGに穢れが溜まっていつか魔女になっちゃうかもしれないのが心配で・・・
キリカも大切な友達だからそんな事になって欲しくないの
447: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/02(日)18:46 ID:eZ58WB6h0(4/11) AAS
かずみ「……あすみちゃん、今日のパトロールもついてきてくれるんだよね?」

あすみ「ついてくだけついていってもいわよ。でも使い魔は他の人たちだけでやってくれる?」

かずみ「あ、うん。それは無理にとはいわないけど」

かずみ「……わたしたちが使い魔を倒すのって、どう思ってる? 迷惑だって思ってる?」

あすみ「余計なことを、とは思ってるよ。でもそれが巴マミのやり方なわけじゃん」
省11
448: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/02(日)19:33 ID:eZ58WB6h0(5/11) AAS
 一旦思考を切り替えようと、目の前の冷蔵庫の中身を見回していく。

 前にも思ったけど、変わったものはないけど食材はそこそこ入っていた。

 そんな時、リビングのほうからチャイムが聞こえて、あすみが立ち上がる。

あすみ「……あーごめん、やっぱ今日いいわ」
省9
449: 2018/12/02(日)19:39 ID:qRguG5MC0(1) AAS
キリカ無事だったか
また織莉子に始末されてないかと心配だった
450: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/02(日)20:23 ID:eZ58WB6h0(6/11) AAS
 キリカはソファの隣に鞄を置いてこっちのほうに向かってくる。

 キッチンの前で向かい合って立ち止まった。

かずみ「何を作るの?」

キリカ「生姜焼き」
省8
451: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/12/02(日)21:00 ID:eZ58WB6h0(7/11) AAS
かずみ「約束ってなんなの? 生姜焼き作るのが約束?」

キリカ「この前いろいろあって料理本あげたんだけど、失敗したっていうから」

あすみ「そんな人聞きの悪いこと言ってないでしょー? ちょっと理想通りじゃなかっただけ」

キリカ「それ何が違うのさ」
省7
452: 2018/12/02(日)21:02 ID:JHOe6H0H0(1) AAS
かずみはイタリアン以外のも作れそうだからアドバイスとか出来そう
453: [sage saga] 2018/12/02(日)21:33 ID:kqQVbhyX0(2/3) AAS
かずみなら失敗分の処理係の担当になれそうw
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