[過去ログ] オール安価でまどか☆マギカ 25 (1002レス)
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121(1): ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/28(火)22:51 ID:9XbvxqhT0(3/4) AAS
かずみ「……ねえ、前言ってた一人で生きている人って、杏子にも当てはまるよね」
かずみ「杏子には何があったの?」
乱暴に玄関の扉が閉まる音がする。――杏子が出て行ってからマミに聞いてみた。
マミ「あの子はね……元々は家族で教会をやってて、お父様のために『みんなが話を聞くようになってほしい』って契約した子だった」
マミ「一年ほど前のことだったわね。それから私と会って、一時期は今のかずみさんとみたいに師弟関係を結んでたこともあるんだけど」
省13
122: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/28(火)23:18 ID:9XbvxqhT0(4/4) AAS
かずみ「キリカも悩んでるから悪いことしたり、ああいう面倒くさそうな態度をとったりするんじゃないかな?」
かずみ「記憶がないのってやっぱり辛いよ。私にはマミが側にいてくれてるけど、キリカにはそんな人がいないんだよ」
マミ「そうね。でも、理由があったら悪いことをしてもいいの?」
かずみ「それは、そういうわけじゃないけど……」
マミ「あなたはそんな風には考えなかった。それはあなたの元々持つ強さよ」
省11
123: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/29(水)00:02 ID:FOZHZV8P0(1/8) AAS
かずみ「きゅ、きゅきゅきゅキュゥべえ!? えっ、本物!?」
QB「うん、僕は正真正銘本物のキュゥべえさ」
マミ「そんな、どうして……生きていたの? ならなんで今まで姿を見せなかったのよ!」
QB「僕があすみに殺されたのは本当のことだよ。たしかに、厳密にいえば僕は『違う』のかもしれない」
QB「代わりがいるんだ。もちろん意識も記憶も前のままだ」
省14
124: 2018/08/29(水)00:03 ID:zSHTGwdL0(1) AAS
1+2
安価下
125: [sage saga] 2018/08/29(水)00:07 ID:MfeMHjHi0(1) AAS
↑
追加で今あすみはどこにいるのか、あとさっき杏子に聞いたあすなろの事も聞く
126: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/29(水)00:16 ID:FOZHZV8P0(2/8) AAS
----------次回は29日(水)夜からの予定です
127: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/29(水)21:42 ID:FOZHZV8P0(3/8) AAS
かずみ「そうだけど……やっぱりなんかおかしいような……」
あれをただの偶然だと思っていいのかな。今になって不幸が減った意味は?
……マミの腕に抱かれているキュゥべえを見た。
かずみ「ねえ、キュゥべえ。話したいことがあるの」
かずみ「わたしの……――ミチルのこと。それから、『ユウリ』って人について。今日、杏子から聞いたの」
省8
128: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/29(水)22:09 ID:FOZHZV8P0(4/8) AAS
QB「それと、ユウリというのはこの前君を襲った人のことかい? そうでないなら、彼女もすでに死んでしまっているよ」
かずみ「……待ってよ! 私を“造った”ってどういうこと!? その人たちってなんなの!?」
QB「【プレイアデス聖団】。――――あすなろに行って、彼女たちに会えばきっとすべてわかるだろう」
わたしのとなりで、マミも同じように驚いたまま固まっていた。
キュゥべえに聞いたらわかると思ってた。全部わからなくても、手がかりはつかめると思ってた。
省17
129: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/29(水)22:25 ID:FOZHZV8P0(5/8) AAS
翌日
かずみ「…………」
マミが出て行ってから、私はひとりでソファに腰掛けていた。
視線の先にあるのはあの時あすみが書き残したメモ紙。
わたしのことは考えてもわからないから、まずはこっちのことを考えることにしていた。
省11
130(1): ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/29(水)22:55 ID:FOZHZV8P0(6/8) AAS
あすみ「――……お久しぶりだね、お二人さん。いたいけな私をこんなとこに呼び出すなんて。この前のドリア美味しかったんだけどなあ」
マミ「今日は真面目に話をするつもりであなたを呼んだの。ふざけた態度はやめてもらえるかしら?」
放課後、マミとも話してメモにあった番号にかけてみると、すぐにあすみの携帯に繋がった。
待ち合わせの場所は人のいない街外れ。この場所を選んだのは、話を聞かれたくないという以上に何が起きても知られない場所という意味を感じた。
省13
131: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/29(水)23:28 ID:FOZHZV8P0(7/8) AAS
――――――
4日目 美国邸
織莉子『……次に行くところは決まったわ』
キリカ『どこ?』
織莉子『あすなろよ。ただ、私は気づかれないようにする。そこでまた前のようにグリーフシードを調達して、魔法少女がいたら襲ってきて』
織莉子『私達が組んでいることはもう感付かれたでしょう。風見野での活動は巴マミの耳に入る』
省12
132: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/29(水)23:46 ID:FOZHZV8P0(8/8) AAS
キリカ「プレイアデス聖団……?」
織莉子「ええ。頼んだわよ」
それから織莉子は踵を返して歩き出す。
……話が終わって一人になると、キリカもまたぶらぶらと歩きはじめた。
省5
133: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/30(木)00:18 ID:oyRLzHGG0(1/2) AAS
キリカ「……アンタが『プレイアデス聖団』?」
「ううん、違うよ。その子たちのことは知ってるけど教えてあげなーい」
キリカ「それとも、ママとはぐれちゃったのかな? お嬢ちゃん」
「そういうオトボケ、好きくないなあ」
省19
134: [sage saga] 2018/08/30(木)00:25 ID:KXI1PavN0(1) AAS
状況がカオスすぎる…
135: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/08/30(木)00:25 ID:oyRLzHGG0(2/2) AAS
------------次回は1日(土)夕方からの予定です
136: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/09/01(土)18:17 ID:R//CjTHR0(1/10) AAS
思わず手で口を押さえる。マミもわたしと同じ反応をしていた。
あまりの凄惨さに言葉を失う。……目の前でかろうじて生きているのを不思議に思わざるを得ない。
かずみ「……なにがあったの? どうしてそんなことに」
あすみ「随分とまあえらい目にあったねぇ。そんなんなってまでここまで来るなんて初めてだよ」
省17
137: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/09/01(土)18:43 ID:R//CjTHR0(2/10) AAS
ユウリ「…………お前を造った『プレイアデス』によろしく、かずみィ――――ほら、“お前と同じ”だ」
マミ「な……――――!」
かずみ「どうなってるの!? なんでソウルジェムの中から魔女が出てくるの!?」
響き渡っていた笑い声も消え、ユウリはもう動かない。
省23
138: [sage saga] 2018/09/01(土)18:52 ID:gRkNkJIM0(1/2) AAS
恐慌状態のマミを落ち着かせる、場合によっては意識を奪う(当身を食らわせるとか魔法で眠らせるとか
そのあと4であすみを援護+マミの護衛
139: 2018/09/01(土)18:55 ID:tCxsWlLjO携(1/2) AAS
↑
とりあえずマミを落ち着かせないと『みんな死ぬしかないじゃない!』になりそうだからなぁ
140: ◆xjSC8AOvWI [saga] 2018/09/01(土)20:10 ID:R//CjTHR0(3/10) AAS
かずみ「マ、マミ……!」
マミ「え、ええ、戦わなきゃね。……けど、思うようにいかないのよ!こんなの見せられたら!」
マミも動揺してる。わたしもみんなと一緒に戦わなくちゃ。
手中に作り出した杖を強く握って意を決する。
省10
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