幼女幽霊「呪いが勝つのか、幽霊が勝つのか実験だよ実験！！」DQN幽霊「！？」 (383ﾚｽ)
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323: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:02 ID:1HoW9zBeo(1/55) AAS
幼女幽霊（危ねえ！？私でもどうやって上に移動したか見えなかった！！まさかメリーさんと同じ道を通らない瞬間移動！？）
幼女幽霊（それにあいつの攻撃！！！！余波だけで理解った……間違いなく霊体でも喰らったら無事では済まない！！）
神彁混「…………」ｻﾞｯ
霊能少女「！？」ﾋﾞｸｯ
霊能少女（ワタシに狙いを付けているのか。それともあの幽霊が見えていない？いや、さすがにそれはないか）
省4
324: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:03 ID:1HoW9zBeo(2/55) AAS
神彁混「…………」ｻﾞｯ
ｼｭﾝｯ!!!!!!
霊能少女「！！」ｻｯ
霊能少女（死角からの尻尾での攻撃、これは警戒していれば軌道は読める）
霊能少女「ハァッ！！！！！」ﾋﾟｼｬｯ
省6
325: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:05 ID:1HoW9zBeo(3/55) AAS
ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｯ……
神彁混「…………」ｽｯ
霊能少女（こ、これは……あの天国の扉が使っていた影のような呪詛ッ！こいつも使えるのか！？）
霊能少女（いや……順序が逆なのかも。元々、この影は神彁混の力だった？あの呪詛から感じられた意思の正体は……）
霊能少女（……マズいな。この距離だと本体と影、両方相手にするのは――）
省5
326: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:06 ID:1HoW9zBeo(4/55) AAS
幼女幽霊「おい！大丈夫かよ！？お前今さっき死にかけただろ！！」
霊能少女「……出来れば、もっと早く助太刀が欲しかった。何の為にアナタを呼んだんだか」
幼女幽霊「し、仕方ないだろ！あいつ、私を無視してお前に突っ込んで行ったんだぞ！タイミングってもんがあったんだよ！」
幼女幽霊「そんなことより、何だよあれ……神彁混が呪詛の力を使えるなんて聞いてないぞ」
神彁混「…………」
省3
327: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:08 ID:1HoW9zBeo(5/55) AAS
霊能少女「……いいや、作戦に変更はない。あの影は神彁混と違い、私とアナタなら撃退するのにそこまで苦労はしない」
霊能少女「それとも、今更怖気づいた？」
幼女幽霊「あぁ！？喧嘩売ってんのかお前！！！！」
霊能少女「フッ……それでいい。アナタはそっちの方が似合ってる。それに……」
霊能少女「向こうが大人しくこちらを逃がしてくれるなんて、期待する方が間違い」
省6
328: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:09 ID:1HoW9zBeo(6/55) AAS
霊能少女（接近戦だとこちらが不利。でも、奴を封印するにはこちらが近付くしかない）
霊能少女（大丈夫、道具を惜しみなく全て解放すれば……一瞬だけど、怯ませるくらいは出来る。あとはそこに全てを賭ければ……）
霊能少女「フッ！！」ﾌﾞﾝｯ
神彁混「…………」
ﾄﾞｯｶｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ!!!!!!!!!
省4
329: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:11 ID:1HoW9zBeo(7/55) AAS
神彁混「…………」
神彁混「…………」ｸﾞｯ
ｽﾞﾝｽﾞﾝｯ!!!!!!!!!
霊能少女（縛ることだけに特化した封印の札。多分、これだけでは完全に封印するまでには足りない。でも、補助としては申し分ない）
神彁混「…………」ｸﾞｸﾞｯ
省7
330: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:12 ID:1HoW9zBeo(8/55) AAS
ﾊﾞﾝｯ!!!!!!!
幼女幽霊「！？」
幼女幽霊（あ、あれって……私が力を与えてやった銃か！？封印ってあれのことだったのか）
霊能少女（当たれッ……！！）
神彁混「…………」
省7
331: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:13 ID:1HoW9zBeo(9/55) AAS
ｼｭﾝｯ
幼女幽霊「お、おい。さっきお前が撃ったのって私が力を込めた銃弾だよな？封印ってあれのことなのか」
霊能少女「……言ってなかった？そう、あれは死のマイナスの力と生のプラスのパワー、二つを組み合わせた銃弾。ワタシは死魂弾と名付けた。アナタの手を借りるまでは試験的なモノしか作れなかったけど、これで完成した」
霊能少女「死の力は奴を相殺することが出来る。そして、生のパワーは神彁混を抑制する」
霊能少女「つまり、この二つの現象を同時に起こせば……何の媒体も使用することなく、奴の力を相殺して、無に還すことが出来る」
省3
332: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:15 ID:1HoW9zBeo(10/55) AAS
神彁混「…………」ｸﾞｯ
霊能少女「！！」
幼女幽霊「！！」
幼女幽霊「な、なんだ？奴さん、ずいぶんと怒っているように見えるけど」
霊能少女「……そりゃ、初めての経験だろうしね。あの銃弾が向けられた時、奴は初めて恐怖という感覚を覚えたはず」
省5
333: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:17 ID:1HoW9zBeo(11/55) AAS
霊能少女「問題ない。あの影に防御されるより前に叩き込めば……超至近距離から撃てばいいだけの話」
幼女幽霊「はんっ……よくそんな無理ゲーを涼しい顔で言えるもんだわ」
霊能少女「……ん？」
霊能少女（……おかしい）
霊能少女（なぜ、この瞬間を、神彁混は襲ってこない？）
省4
334: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:19 ID:1HoW9zBeo(12/55) AAS
霊能少女「……不自然だと思わない？なぜか、アナタと会話している間だけ、神彁混が襲ってこない」
幼女幽霊「……？」
幼女幽霊「い、言われてみればそうだけど……それがどうしたんだ？警戒でもしてるんじゃないの？」
霊能少女（……それはない。前に手合わせしたことがあるワタシだからこそ分かる。この神彁混は……前回と比べて、何かおかしい）
神彁混「…………」
省6
335: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:20 ID:1HoW9zBeo(13/55) AAS
霊能少女「……ちょっと作戦がある。協力してくれる？」
幼女幽霊「作戦？何をする気なんだ？」
霊能少女「次はアナタが突っ込んで。私が援護するから」
幼女幽霊「は、はぁっ！？や、やだよ！！！！あんな化け物に特攻しろって！？」
霊能少女「……大丈夫、ワタシの思惑が正しければ……」
省8
336: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:23 ID:1HoW9zBeo(14/55) AAS
霊能少女「ワタシを信用して」
幼女幽霊「……お前以上に信用出来ない相手も中々いないけど、いいよ。乗ってやる」ｸﾞｯ
ﾎﾞﾝｯ
長髪白装束娘「」ﾎﾞﾄﾞｯ
ｽｯ
省7
337: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:24 ID:1HoW9zBeo(15/55) AAS
ｺﾞﾂﾝｯ
神彁混「…………」
長髪白装束娘「！？」
長髪白装束娘（えっ！？うそっ！？当たった！？絶対に避けると思ったのに！！）
長髪白装束娘（な、舐めてるのかこいつ……じゃあこれならどうだ！！念力で最大まで強化したサイキックキック！！！！）ﾌﾞﾝｯ
省6
338: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:25 ID:1HoW9zBeo(16/55) AAS
霊能少女「ッッ！！！！」ﾁｬｷｯ
ﾊﾞﾝｯ!!!!!!!
神彁混「…………」ｽｯ
影『』ｽﾞｽﾞｽﾞｯ
ﾄﾞﾝｯ!!!!!
省7
339: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:27 ID:1HoW9zBeo(17/55) AAS
霊能少女（敵はあくまで生きている人間だけ……いや、それだけでは説明出来ない。例え幽霊であっても、神彁混の前ではこの世界の住民。つまり生者と同じく殺戮の対象のはず）
霊能少女（ワタシと同じように、あの幽霊も神彁混に対して恐怖を感じていたし、影はあの病院を浸食しようとしていた）
霊能少女（となると……あの霊が特別なのか？……ダメだ、判断材料が少な過ぎる。もう考えるのはよそう）
霊能少女（でも、理由はともあれ……これは使える）
長髪白装束娘「」ｽｯ
省4
340: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:28 ID:1HoW9zBeo(18/55) AAS
霊能少女「そのどれらでもないと思う。ただ一つ言えるのは……ワタシよりも、アナタの方が真実に近付いてると思う。何か心当たりはない？」
幼女幽霊「…………」
幼女幽霊「知らないよ。そんなの」
霊能少女「……そう。ならいい」
霊能少女「とにかく、これは好機。これで確かな勝機が出てきた」
省4
341: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:29 ID:1HoW9zBeo(19/55) AAS
霊能少女「それが一番成功率が高い。神彁混はもうワタシに最大の警戒を向けている。そんな針の糸を潜るような危険を冒すより、アナタが撃った方が成功率は高いはず」
幼女幽霊「で、でも！実銃なんて撃ったことないぞ私！」
霊能少女「ゲームは得意でしょ？それと同じ。真っすぐ銃身を向ければ、そこに銃弾は当たる。そう難しいことじゃない」
幼女幽霊「簡単に言ってくれんなオイ……」
霊能少女「……じゃあ一応、確認しておく」
省4
342: ◆gqUZq6saY8cj [saga] 2018/10/19(金)02:30 ID:1HoW9zBeo(20/55) AAS
幼女幽霊「……」
幼女幽霊「……んなことでイチイチ確認取るなら、自分で撃てよ。私はやりたくないぞ」
霊能少女「……それもそうか。分かった。死魂弾はワタシが撃つ。無理を言って申し訳なかった」
霊能少女「もう一発しか残ってない。これで決めないと」ﾁｬｷｯ
幼女幽霊「んで作戦はどうすんの」
省5
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