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真・恋姫無双【凡将伝Re】3 (1002レス)
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39: 一ノ瀬 ◆lAEnHrAlo. [saga] 2018/06/04(月) 22:42:44.89 ID:WfoahdMb0 何進はニヤニヤとしたその笑みを深める。 「ただ、俺を敵としてしまった。これはいかん。いかん。 これは流石に致命的だったな」 肉食獣の笑み。 捕食者の笑み。 「どうせ劉協には未来はない。 どうせなら俺が引導を渡してやるのが慈悲というものさ」 「む?」 「カハ、劉協は有能さ。英傑たる素質もある。 だがな、誰がそれを望む? 万が一に俺を謀殺して権力を手にするとしよう。 ならば次は十常侍と争うだろうさ。 あの坊やは有能すぎるからな。あれはいかん。直に十常侍と食い合うだろうさ」 ククク、と愉快そうに笑う。 「十常侍に勝ったとして誰が付いてくる? は、誰もいないさ。 いっそ哀れというものさ。きっと理想に囚われて溺死するだろうな。 漢朝、この中華を道連れに、な」 かか、と高らかに笑う。 「だから劉弁は愚鈍でいいんだよ。何事も自分で決められず、右往左往し、俺に裁可の是非を問う。 それでいいんだよ」 例え自分が退場しても、その特異性故に最後まで生き残るであろう。 漢王朝の権威を継承するために。 「クク、俺らしくもねえ。 淀んで、腐って、無能の極み。 時代の流れを分からん士大夫などには世を任せられるかよ。 クハ、笑わせるな……!」 高らかに笑い、気炎を吐く。 「は!は! もうすぐ、もうすぐだ。もうすぐ俺の思うように世は動くさ。 ようやく、ようやくだ……」 気炎万丈とはこのこと。さしもの華雄も、以降口を挟むことはできなかった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526044205/39
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