貴音「貴女様ァッ!!」カッ! P「面妖な……」 玲音「クインテット、だ!」 (277レス)
貴音「貴女様ァッ!!」カッ! P「面妖な……」 玲音「クインテット、だ!」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
144: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:30:02.88 ID:lV4FGUUH0 春香「材料買ってきましたから、腕によりをかけて夕飯作りますよ!」 千早「私は軽くお掃除しますね。しばらく空けてましたし」 P「えぇっ!? そこまで迷惑は……」 千早「やりたいんです、やらせてください」 春香「それとも……ご迷惑ですか?」ウルッ P「い、いやっ!? そんなこと全然ないよ! それじゃあお願いしようかなあ」アセアセ 春香(ちょろい) P「でも……ううん、こんな可愛いアイドル二人にお世話焼いてもらうなんて、両手に華だなあ」 春香「えっ!? 可愛い!?」テレテレ 千早「いえいえそんな……」テレテレ P(こういうところは年相応に初々しいんだけどなあ……所々垣間見える邪悪な笑顔が……) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/144
145: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:33:27.58 ID:lV4FGUUH0 (ジュゥゥゥゥゥゥ) <リョウリデスヨ、リョウリッ P「いやしかし賑やかな部屋だねえ。お洒落小物にゲームにお酒にぬいぐるみに男女様々な服飾品に……」 千早「みんなの私物もいくらかありますけど、最近はプロデューサーも楽しんで色々揃えてらっしゃったみたいです」 P「へぇ……」ヒョイッ 千早「しばらく前に熱を上げて集めてらっしゃった食玩ですね」 P「生きた化石シリーズ……」 千早「前よりも趣味嗜好が増えて、オフも楽しいって」 P「うん。色々とツッコミどころも山のようにあるけど、楽しそうだねえ」 千早「……『プロデューサーやるまでは無味乾燥な日々だった』とのことですから、私たちも少しはお力になれてたのならいいんですけど」 P「うん、なってるよ、大丈夫」 千早「え?」 P「これら見てると、ちょっとぽかぽかしてくるもの。記憶はなくても、ちゃんと幸せは覚えてるみたいだね」 千早「プロデューサー……」 P「それにね……」 千早「はい……」 P「何より一番の幸いはここまで仕出かしておいて社会的に抹殺されてないってことよ」ニコッ 千早「それは本当にそうですね」ニコッ 春香「できましたーーーっ!!」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/145
146: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:34:42.94 ID:lV4FGUUH0 (ホカホカ) P「わっ、家庭的な料理!」 春香「しばらく病院食でしたから、少し胃に優しいものをと思って」 P「ぶり大根に味噌茄子、カボチャの煮物、豆腐サラダ……おいしそう!」 春香「長く雌伏の時を過ごしましたが……やっと……やっと、手料理ですよ!!」ウルッ P「えっ、な、なんで泣いて……」オロオロ 春香「だってぇ!! だっていつもメインヒロインらしく色々尽くそうと思っても尽くすどころかプロデューサーさんいつも全部やってくれてぇ!!」ブワッ! P「な、なんかごめんなさい!?」 春香「だからこんな時くらい尽くさせてください!」 P「聞く人が聞いたら昇天するようなすごいセリフなんでしょうねぇコレ……」 春香「さあ、召し上がれっ♪」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/146
147: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:37:44.65 ID:lV4FGUUH0 「「「いただきまーす!」」」 千早「……これ、しょっぱすぎない?」モグモグ 春香「え゙っ」 P「んー、確かに醤油が……」モグモグ 春香「嘘ですよね!? あんなに気をつけて……はっ!?」ティキィーz_ン! 春香「大さじと小さじ……間違えたかも……」アジミシテナイヤ 千早「春香……」 春香「のヮの」 P「でもご飯と一緒ならちょうどいいんじゃない?」モグモグ 春香「本当ですかっ!?」ガタァッ! P「うん。なんだか故郷を思い出すような、ほっとする味だよ……」シミジミ 春香「えへへ、よかったぁ……」 P「故郷、思い出せないんだけどね! あっはっはっは!」 春香「いいんですか? それ何言っとんねーんって突っ込んでいいやつですか?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/147
148: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:38:41.09 ID:lV4FGUUH0 〜食べ終わって〜 P千早「「ごちそうさまでした」」 春香「お粗末さまでした」 千早「ほんとね」 春香「うっ……スミマセン、舞い上がってました……」 P「まぁまぁ。また今度、次は豪勢な自信作でも作ってよ」 春香「はいっ! きっと、必ず! 絶対ですよ!」ビシィッ P「はいはい」 千早「……くすっ」 P「?」 千早「いえ、こうしてお話ししていると、やっぱりプロデューサーだな、と思いまして」 P「私、こんな感じ?」 千早「はい、目を覚まされた頃に比べると、だいぶ」 春香「確かに、今も自然に話しちゃってました。いつもはもっと容赦ないですけど」 P「あはは……」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/148
149: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:41:04.91 ID:lV4FGUUH0 千早「いつもなら『このぶり大根は出来損ないだ、食べられないよ。ひでェザマだなァリボンちゃんよォ! 出来らあっ!つったのはどこのどいつだメーン?』くらい煽りますね」 P「だいぶクソ野郎ね私」 春香「そして私が言うんです……『明日、もう一度来てください。本当のぶり大根をご馳走しますよ』」 P「ここ私の家なんだけど」 春香「そんな感じです」 P「こんな感じかあ」 千早「この調子なら、元のプロデューサーが帰ってくる日もそう遠くなさそうですね」 P「だといいんだけどねえ」 春香「本調子じゃないプロデューサーさんでは、私もボケ甲斐がありません」プンスカ P「ひな壇芸人かな??」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/149
150: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:41:31.22 ID:lV4FGUUH0 P「片付けはやっておくから、二人はそろそろ帰りなさいな」 春香「えーーっ!?」 千早「私たちが最後まで……!」 P「明日は生放送番組だって言ってたでしょう? ちゃんと早く寝て備えなさいな」 春香「はぁい……」 千早「こんなところばっかり元に戻らなくてもいいのに……」 P「しばらくは私暇なんだから、また日を改めましょう? 明日うまくいったらご褒美あげるから」 春香「あ! それ絶対ですよ!」 P「あちゃ、安請負しちゃったかな」 千早「ふふ、楽しみにしてますね」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/150
151: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:45:06.62 ID:lV4FGUUH0 (ガチャッ) P「それじゃあまたね、二人とも。ありがとね」 春香千早「「はい、また!」」 (バタンッ) P「よしっ、じゃあ片付けましょうか」 P「うーん……戻ってきてはいるのかな? みんなとのやりとりも違和感なくなってきたし……それはいいことね」 P「……」 P「……でも、未だに一度も男に戻らないのは……私、本当に男なのかな……」 P「いやいやいや、写真も動画も見たし……この部屋にも確かに男用の私物が……」 P「ま、まさかあの男性は本当は彼氏で、二人一緒に事故に遭って、彼は私を庇って非業の死を遂げて、ショックのあまり記憶を失くした私のトラウマを抉るまいとみんなで隠していて……!」 P「……やっすいサスペンスね」 P「いやいや、うん、そんなわけないよね」 P「……」 P「そんなわけ、ないよね?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/151
152: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/04/22(日) 21:46:09.27 ID:lV4FGUUH0 一旦ここまで 後で続きいけるかなー、ちょいお出かけ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/152
153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2018/04/22(日) 22:39:32.36 ID:NRU2Qa2FO お出掛けは代わりにやっておくから! ここまで二人がやって出し抜いたのを本妻(貴音)がしったらどうなるかな?(ワクワク) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/153
154: ◆on5CJtpVEE [sage] 2018/04/23(月) 02:31:12.48 ID:oSUCG6kSo ごめンょ兄(c)、ヵぇってきたヶどねむぃヵら今日はァゲなぃNE→ 明日はまたこ→しンするYO! お姫ちんが知っても「はっ、その程度……」みたぃなヵンジで、はなでゎらゎれてぉゎりっしょ→ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/154
155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2018/04/23(月) 03:37:47.67 ID:nhuLVequO これが本妻の余裕か http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/155
156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2018/05/02(水) 18:32:44.17 ID:D2Rz+caiO 明日とはいったい… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/156
157: ◆on5CJtpVEE [sage] 2018/05/04(金) 01:39:06.88 ID:njtY4WuBo 明日ってゅったコト、すっかりゎすれて忙殺されてたYO…… ごめんNE、兄(c)姉(c) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/157
158: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/05/05(土) 00:51:43.88 ID:ok1qr9s30 【さらに数日後 〜事務所〜】 (ガチャッ) 亜美「あ、姉ちゃんだ! はろろーん」 P「はろろーん」ビューティーボイス 雪歩「プロデューサー、記憶が戻ったんですか!?」ガタッ P「あ、ごめんなさい。まだなの」 雪歩「なぁんだ……」シュン 赤羽根「いつも通りの生活をしてた方が戻りやすいかもしれないってことで、事務所に出入りした方がいいんじゃないかってなってね」 P「お仕事はまだできないけど、迷惑にならないようにするからお願いね」 亜美「メーワクなわけないじゃん! やったやった、姉ちゃんと遊べるぅ!」ピョンピョン 赤羽根「こらこら、亜美は仕事もあるんだから遊びほうけちゃダメだぞ」 亜美「亜美はまだ子どもなのにさあ〜、オトナみたいに仕事に責任感じなきゃいけないの、なんかフコーヘーですよなぁ」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/158
159: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/05/05(土) 00:55:08.49 ID:ok1qr9s30 雪歩「でもこうしてプロデューサーがいてくれるだけでも、なんだかほっとしますぅ」 P「そう?」 亜美「なんかカンテーダンがありますよな」 赤羽根「安定感ね」 雪歩「プロデューサーがいない事務所って、あんこが入ってないどら焼きのような……」 亜美「チョコが付いてないぽっきーのような……」 P「プリッツかな?」 赤羽根「……俺ってやっぱり頼りないかなあ」ズゥン 雪歩「あっ、いえっ、そういう意味ではなくて」ワタワタ 亜美「ばねっちってやっぱちょっとめんどくさいよね」 P「いや、私に同意を求められても……」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/159
160: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/05/05(土) 00:59:04.91 ID:ok1qr9s30 亜美「でもばねっちさんや、これはチャンスでは?」ヒソヒソ 赤羽根「なんでヒソヒソ声なんだよ」ヒソヒソ 亜美「ばねっちもヒソってるじゃん」ヒソヒソ 赤羽根「い、いや、亜美がヒソってるからつい……」ヒソヒソ 亜美「まぁなんだね、今ならチャンスじゃないかとね」ヒソヒソ 赤羽根「チャンス?」ヒソヒソ 亜美「だって、今なら……」ヒソヒソ 亜美「姉ちゃん、完全に女の子だよ?」ヒソッ 赤羽根「ごぶぷぅっぷへぇっ!?!??!?!」 P雪歩「「わっ?!」」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/160
161: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/05/05(土) 01:04:56.89 ID:ok1qr9s30 赤羽根「げほっごほっがほっ!」 雪歩「あ、赤羽根プロデューサー、大丈夫ですか!?」 赤羽根「だ、だいじょ……ごほっごほっ」 亜美「ばねっち弱すぎっしょ」 P「あ、赤羽根さん、大丈夫?」サスサス 赤羽根「あっうぃぇっひゃ、ひゃいじょふです!」ビクッ! P「え、本当に大丈夫ですか……?」ウワメヅカイー 赤羽根「うぇいっ!!」 雪歩「!」ティンッ! 亜美「うんうん、純情ですなあ」 雪歩「亜美ちゃん、何を吹き込んだのか知らないけど……グッジョブだよ!」グッ 亜美「さっすがゆきぴょんのカップリングセンサー、反応が鋭いね」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/161
162: ◆on5CJtpVEE [saga] 2018/05/05(土) 01:15:24.75 ID:ok1qr9s30 P「あの、もしかして具合が悪いんじゃ……私に何か手伝えることがあれば……」シンパイガオ 赤羽根「いえいえいえいえ! 別に、本当に何でもないですから! ご、御心配なさらず!」ドキドキ P「熱は……ないみたいですね」ピトッ 赤羽根「〜〜〜〜〜〜ッ!!!!」カァァァァァァァアッ! 雪歩「あの赤羽根プロデューサーと無意識小悪魔なプロデューサーだけでご飯五杯はいけるよ!」 亜美「姉ちゃんの裏事情を知らなければね」 雪歩「亜美ちゃん何言ってるの? むしろそれが良いのに? こんな素晴らしい光景、殆どお目にかかれないのに……」キョトン 亜美「ピヨちゃん的な? あまとうとほくほくじゃダメなの?」 雪歩「ううん、いつものシンプルなのとは違うんだよ。今の二人は、BLと性転換とノーマルCPと無意識攻めヘタレ受けとetcetc色んな属性を詰め込んだ言わばオールインワン幸せお届けキット状態でお得でお手軽で」 亜美「あっ、ごめん。亜美はちょっとまだその域には達してないや」 雪歩「亜美ちゃんもまだまだだなあ」フゥ 亜美「まだまだっていうか永遠に辿り着くつもりがないというか」 雪歩「亜美ちゃんも大人にならないとね」 亜美「それがオトナならコドモのままでいい。亜美はそんな人でありたいよ」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/162
163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2018/05/05(土) 02:13:23.56 ID:8D51ftt+O 羽根Pはきっと283プロのPなんだろうなーと思った http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522374191/163
メモ帳
(0/65535文字)
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 114 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.213s*