【艦これ】 続 外地鎮守府管理番号88 (947レス)
1-

1
(1): [saga] 2018/03/06(火)23:24 ID:zL81RoFL0(1/28) AAS
萌え、ではなく、燃え、なSSを目指したい
更新頻度はゆっくり目になりますごめんなさい

SSWiki : 外部リンク:ss.vip2ch.com
2: [saga] 2018/03/06(火)23:25 ID:zL81RoFL0(2/28) AAS
第一話 海賊と賞金首 前篇
3: [saga] 2018/03/06(火)23:26 ID:zL81RoFL0(3/28) AAS
ゴウゥンゴウゥン

「コースこのまま!」

視界を共有する大艇の妖精からの情報を処理し指示を飛ばす。

「爆撃コースに乗ったかも!」
省9
4: [saga] 2018/03/06(火)23:27 ID:zL81RoFL0(4/28) AAS
提督「お疲れぇい。敵潜水艦拠点に配達は終わったか?」

秋津洲「うん!終わったよ!」

提督「二式大艇で敵拠点をぶっ潰すのはどうだ?」

秋津洲「最高かも!」

秋津洲「もうすぐしたら大艇ちゃんも帰ってくるかも!!」
省11
5: [saga] 2018/03/06(火)23:28 ID:zL81RoFL0(5/28) AAS
秋津洲「秋津洲は合計3機かも……。」

提督「考え方の問題だよ。いいか?3機しか使わなくていいんだ。」

提督「多くの艦載機を扱うのに神経すり減らさず3機に全振り出来るんだ。」

提督「考える事が少なくていいってのは

   一度に処理しないといけない事が多い戦場では有利だぞ?」
省8
6: [saga] 2018/03/06(火)23:31 ID:zL81RoFL0(6/28) AAS
明石「はい。預かっていた日本刀の手入れ終わりましたよ。」

提督「おっ。ありがとう。」

明石「にしても長船なんて初めて拝みましたよ。」

提督「幼馴染で旧家の親友がな、俺をここに送り出すのにくれたんだよ。」

提督「俺をここに送らざるを得ない、すまないって言葉と共にな……。」
省12
7: [saga] 2018/03/06(火)23:32 ID:zL81RoFL0(7/28) AAS
明石「抗議とか来ないですかね?」

提督「………、非合法組織が強盗にあったからって警察に駆け込むか?」

提督「何の悪い冗談だよ。」

明石「それもそうですね。」

阿賀野「提督さん!後は提督さん達だけだよ!」
省7
8: [saga] 2018/03/06(火)23:34 ID:zL81RoFL0(8/28) AAS
提督「後は修理時間が短くて済むって所だな。」

提督「ところで阿賀野、お前、飯ちゃんと食ってるか?」

阿賀野「うん!食べてるよ!」メソラシ

ムニムニ

提督「摘めない…。お前な、嘘はいかんぞ。」
省13
9: [saga] 2018/03/06(火)23:35 ID:zL81RoFL0(9/28) AAS
明石達の提督は豪放磊落を絵に描いたような人物だった。

受け持ちの戦域内は多島海海域でそれなりの大きさの島には住民も居る。

そういった住民の航海の安全を保障する代わりに食料を分けてもらったり、

民間船舶の警護を上に無断で受け持つ事で艦隊司令部に報告しない報酬を受けていたりした。

そうやって得たお金は全て艦隊の維持費へと当てられていた。
省15
10: [saga] 2018/03/06(火)23:36 ID:zL81RoFL0(10/28) AAS
明石「提督は過去をあまり気にしないんですね。」

提督「女は秘密が多いほど魅力が上がるっていったのは誰だったか忘れたが…、

   夫婦であっても旦那にゃ内緒の秘密があったっておかしくねぇ。」

提督「大事なのは相手が話してくれるその時まで気づいていても目をつぶっておくことだ。」

秋津洲「大人かも!」
省18
11: [saga] 2018/03/06(火)23:39 ID:zL81RoFL0(11/28) AAS
深海棲艦 南方棲姫拠点泊地(深海棲艦 補給物資後方集積所)

南方棲戦姫「忌々しい海賊共め!」

空母棲姫「どうしたの?そんなに声を荒げて?」

南方「あぁ、空母か。どうした?」

空母「どうしたって御挨拶ねぇ。」
省19
12: [saga] 2018/03/06(火)23:40 ID:zL81RoFL0(12/28) AAS
空母「人の嫌がることは進んでやりましょうを徹底してるのね。」

南方「今いる手持ちの部隊じゃ敵を効果的にやれやしない。」

南方「そして忌々しい事に敵には腕っこきの工作艦が居るみたいなの。」

南方「小破程度のダメージを朝に与えても昼には元気に攻撃しかけてくる始末。」

南方「正直敵の指揮官よりそっちの方が厄介だわ。」
省4
13: [saga] 2018/03/06(火)23:41 ID:zL81RoFL0(13/28) AAS
南方「こっちは面白いじゃすまないわ?」

空母「あら、気を悪くしたならごめんなさい?

   最近、私が受け持っている海域には骨のある相手が居なくて。」

空母「飛行場姫と遊び相手が欲しいわねって話をしていたところなの。」

空母「ボーキを大量に用意してもらえるかしら?」
省10
14: [saga] 2018/03/06(火)23:42 ID:zL81RoFL0(14/28) AAS
明石達拠点

提督「明石!ここの戦域は放棄して逃げるぞ!」

提督が声を荒げ所属艦娘全員へ撤収撤退命令下す。

明石「どうしたっていうんですか?」

提督「懇意にしてる米、英両大使館から情報を貰った。」
省8
15: [saga] 2018/03/06(火)23:43 ID:zL81RoFL0(15/28) AAS
提督「上は情報を回さず周囲の鎮守府を捨て駒にして防衛の為の時間稼ぎをするつもりなんだろな。」

提督「んなもんに付き合わされてたまるか。」

明石「でも、それならなんで他の国の大使館の方が情報を持ってるんですか?」

提督「うちの国の情報管理の甘さをいまさら知らない訳じゃないだろ?」

金、酒、女、古来よりの誘惑に弱いのが官僚機構に居る者達の伝統。
省6
16: [saga] 2018/03/06(火)23:44 ID:zL81RoFL0(16/28) AAS
明石「それで情報を得たと。」

提督「あぁ。海図を見る限り徐々に『 焼き払い 』ながら北上してきているようだ。」

提督「早晩ここに現れるのは間違いねぇ。」

提督「あれだ、敵と借金取りは来ねえ方がいいって奴だ。」

明石「それならいいもの手にいれてますよ。」
省11
17: [saga] 2018/03/06(火)23:45 ID:zL81RoFL0(17/28) AAS
提督達が拠点を引き払って2日後。

敵の大艦隊は、いやそれを艦隊という単位で括るには

多すぎる深海棲艦の群れが提督達の居た島を強襲した。

空母「敵からの反撃はなしかぁ。」

南方「この島もハズレみたいね。」
省7
18: [saga] 2018/03/06(火)23:46 ID:zL81RoFL0(18/28) AAS
提督達が撤退する時に仕掛けていたのは、非人道的兵器として名高い兵器の一つ。

ナパーム弾こと油脂焼夷弾だった。

その燃焼温度は1000度を超え広範囲を焼尽、破壊する兵器である。

爆発するときには大量の酸素を消費し一酸化炭素を撒き散らし敵を酸欠により殺す。

南方「なっ。」
省11
19: [saga] 2018/03/06(火)23:48 ID:zL81RoFL0(19/28) AAS
空母「あは♪」

空母「あははははははは!!!!」

空母「あぁぁあああああははっはっはっは!!!!」

空母「やってくれやがったわねぇ!」

空母「いや、こっちが迂闊だったというべきよねぇ!!あはははははは!!」
省15
20: [saga] 2018/03/06(火)23:50 ID:zL81RoFL0(20/28) AAS
空母「花婿を迎えに行くのにこの程度の軍勢じゃ失礼よねぇ。」ンフ

空母「もっと、もっと集めなきゃ。」

南方棲姫は要求される物資の量とこれから起こるであろう敵への虐殺を考えると頭を抱えずにはいられない。

その為、制止の言葉を掛けようとするが。

南方「これ以上の軍勢を集めるなんて。」
省6
1-
あと 927 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.292s*