男「元奴隷が居候する事になった」【安価有】 (597レス)
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373: 2018/04/23(月)19:07 ID:JilGHsPSO携(1) AAS
癒されました・・・
374: 2018/04/24(火)07:07 ID:OFor3nMTO携(1) AAS
乙かれ様です
ニャンディ…
375: 2018/04/26(木)07:03 ID:kGaOfU7hO携(1) AAS
更新されてるぅううううう!!!???
気づくのが遅くなってしまった……更新お疲れさまでした。とても尊い……。
376
(1): 2018/05/05(土)03:26 ID:E8sYXJhQ0(1) AAS
語彙が来い(しゅき)
377: 2018/05/15(火)02:41 ID:cZXKolcGO携(1) AAS
>>376お前が語彙にナルンダヨォ!
ニャンディはそういえばお魚さんが好きだったね。
懐かしい食事として今度は回るお寿司連れて行ってあげたい想像したかわいいやばいしぬ
378: sage 2018/06/01(金)02:59 ID:ud9NdqNj0(1) AAS
夏祭り編は夏に投下するのかな
乙だね
379: 2018/06/02(土)23:29 ID:kHWgRYZzO携(1) AAS
まだ期待して待ってますよー!
380: 2018/06/06(水)08:41 ID:CLNIGgDD0(1/2) AAS
久々に半休が取れて、特に予定も無し。
小話書くなら今のうちということで、今日の夕方頃に少しだけ投下します。
夏祭りになるか幕間になるかは検討中。
381: 2018/06/06(水)10:40 ID:BHQxpnkQO携(1) AAS
ありがとうございます!
お忙しい中お疲れ様です
382: 2018/06/06(水)13:04 ID:/Vv2tK3YO携(1) AAS
可愛さに癒やされながら追いついた

元奴隷という共通点からかサンディが某同人ゲームの娘で再生されてしまう
383: 2018/06/06(水)18:48 ID:CLNIGgDD0(2/2) AAS
思った以上に時間がかかって申し訳ありません。
本日夕方までに書き上げられるのは難しかったです……。
近日中には必ず投下しますので、気が向いた際にお目通し頂ければ幸いです。
384: 2018/06/06(水)19:09 ID:q9UdEIMG0(1) AAS
ところで思ってたんだけど酉つけないの?
385: [saga] 2018/06/09(土)00:16 ID:JHw0RtO20(1/12) AAS
夜明けの空に蛍が哭いた。

時刻は午前四時を少し過ぎた頃。

薄い青を纏う空は雲一つ無い。淑やかな景色だ。

窓を開けると、白みがかった月の横に寄り添うような星が見える。
省5
386: [saga] 2018/06/09(土)00:19 ID:JHw0RtO20(2/12) AAS
早起きをしたので寝室の窓際で夏の朝を噛みしめていると、

ベッドの方から「うぅん……」と声が聞こえてきた。

そちらの方に振り返って音の出処を確認してみると、

同居人のサンディから発せられていた声だったようだ。

寝汗で冷えているかも知れない。
省5
387: [saga] 2018/06/09(土)00:21 ID:JHw0RtO20(3/12) AAS
それにしても、幸せそうな寝顔をしてくれるなぁ。

ここに来た時は毎夜の如く魘されていて、ひどい歯ぎしりをしていた彼女が

今はこうして穏やかな眠りを享受できている。

本当に喜ばしいことだ。

きっと彼女を怖がらせるような外敵がいないという、安心した環境下がそうさせてくれるのだろう。
省7
388: [saga] 2018/06/09(土)00:23 ID:JHw0RtO20(4/12) AAS
「おはようございます、お兄さん」

「おはよう、サンディ」

目を爛々と輝かせたサンディは元気よく挨拶をしてくれる。

よく眠れた証拠だろう。
省5
389: [saga] 2018/06/09(土)00:26 ID:JHw0RtO20(5/12) AAS
コトコトとお味噌汁がうっすら噴きそうな、美味しそうな音が聞こえてくる。

エプロンを着けたサンディは慣れた手つきでコンロを止めて、お玉で軽く中身を一掬い。

ふーっ、ふーっ、と息を吹きかけて熱を冷まし、ずずっと啜る。

次の瞬間には花が咲くような目映い笑顔。どうやら美味しく出汁が取れたようだ。

やたら素敵な表情をするので、ちょっとだけ味見をしたくなる。
省9
390: [saga] 2018/06/09(土)00:33 ID:JHw0RtO20(6/12) AAS
目線は宙を浮き、握ったお玉を剣道の竹刀の構えのように僕に向けてきた。

しどろもどろの擬人化、とは今の彼女を指すのかも知れない。

「いや、え、あの、その、そ、そんなつもりでは……その……!!」

「いやゴメンゴメン、驚かせちゃったね」

耳まで真っ赤にしている彼女が何とも可愛らしい。
省3
391: [saga] 2018/06/09(土)00:38 ID:JHw0RtO20(7/12) AAS
僕は自分で軽く二息ほど吹きかけ温度を覚まし、さっそく味見をしてみる。

うん、良い出汁が出ている。これは随分と料理上手になったもんだ。

年齢的にはまだ幼いという言葉が当て嵌まるのに、本当に君はしっかりしている。

思わずサンディの頭に手を置いて、くしゃくしゃと軽く撫でてみた。

彼女はうひゃっ、と声を上げて驚いてはいたものの、少し俯きがちに僕の手を享受してくれた。
省7
392: [saga] 2018/06/09(土)00:43 ID:JHw0RtO20(8/12) AAS
サンディはもじもじしながら、僕に一つ質問を投げかけた。

「お、お兄さんは、私のそういう姿を見たいとか、思いますか……?」

「勿論だよ。君のウェディングドレスを見る事を、僕の人生目標にでもしようかなぁ」

なんて冗談交じりに言ってみる。
省4
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