【アイマス】プロジェクトフェアリー 全国ツアー 千秋楽レポート【記事】 (39レス)
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1: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)02:54 ID:aK49a/ft0(1/33) AAS
・もしフェアリーが単独ライブをやったら?という妄想をライブレポ風にまとめました。
・ほぼ地の文&一般的なライブレポ記事より長め・細かめになっています。
・ゲッサンミリオンの設定がちょっとだけ出てきます。

アイドル事務所765プロダクションに所属するアイドルユニット、「プロジェクトフェアリー」の全国ツアーの千秋楽となったライブ興行が
6月某日、東○体育館にて開催された。『Project Fairy LIVE TOUR Fairys Story…』と題した今回のライブツアーは、
これまで名古屋・宮城・大阪・広島・千葉・沖縄の6都市にて公演を行っており、本公演が千秋楽となる。

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2: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)02:55 ID:aK49a/ft0(2/33) AAS
本公演は「プロジェクトフェアリー」より、星井美希(15)我那覇響(16)四条貴音(19)の3人に加え、
バックダンサーとして、同事務所所有のライブ劇場「765プロシアター」に所属する、舞浜歩(19)島原エレナ(17)北上麗華(20)高坂海美(16)が出演した。
約1万人を超えるファンを興奮と絶頂のるつぼに叩き込んだ、妖精たちのステージを振り返っていこう。
3: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)03:09 ID:aK49a/ft0(3/33) AAS
今回の公演のステージ構成は広々としたメインステージと、そのメインステージと花道で結ばれたセンターステージ(円形)。
背後の巨大ビジョンに映し出されていたライブロゴと照明が消えると、注意事項のVTRが流され始めた。
しかしなんとここで、ライブ開演前に早くもサプライズ。765プロダクションに所属するアイドルである、
高槻やよい(14)双海亜美(13)双海真美(13)が画面上に映し出されると、会場内からは驚きと興奮がミックスされた歓声が上がった。

内容は主に一般的な注意事項について3人が説明していくだけの物だったが、ライブ会場での観客のマナーについての苦情が多い昨今、
高槻の「うっうー!今日会場にきてくれてるファンの皆さんは、ぜーったい、こんな事しないって信じてますー!」という言葉は
マナーの徹底に絶大な効果を発揮したであろう。間違いなく名采配だった。
4: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)03:24 ID:aK49a/ft0(4/33) AAS
記念すべきツアー最終章、一曲目に披露されたのは「We just started」だった。
イントロ部分に合わせてポップアップから3人がジャンプして出てくると、一気に会場のボルテージが上がる。

星井の力強いボーカル、我那覇の切れ味鋭いダンス、四条のいるだけでその場のものを魅了してしまう圧倒的オーラ、
この一曲にフェアリーのステージングポテンシャルが存分に秘められているように感じた。

曲の1節にある、『輝くステージは 誰を待ってるのか そう誰でもない僕らだ』という歌詞はまさにこの瞬間、
オーディエンスの思いと完全に一致したといえるだろう。
5: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)03:25 ID:aK49a/ft0(5/33) AAS
「We just started」の歌唱が終わると、間髪入れずに2曲目の「KisS」を披露。
1曲目の激しい曲調とは打って変わって落ち着いた雰囲気のアダルティなメロディー。

まだ10代の少女たちが歌唱しているとは思えないほど妖艶かつ小悪魔的なステージに会場中が魅了されていく。
先ほどの曲に想起されるかっこよさと合わせて、この曲のパフォーマンスに存分にみられる超女性的美しさも彼女たちの魅力の一つだ。

恒例通り、曲中の人気セリフ、「どこにKisSして欲しい?」でおおよその観客の腰を砕いた所で初のMCとなった。
6: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)03:39 ID:aK49a/ft0(6/33) AAS
※以下、各挨拶より抜粋
「このツアーも長かったから終わるのがちょっと寂しいけど…でも、まだ最後の公演は始まったばかり!自分も終わったときの事なんて考えないから、みんなも明日の事なんて考えずに盛り上がってよね!約束さー!」(我那覇)

「すでに最初の名古屋公演が懐かしく思えますね…。名古屋こぉちん、小倉とぉすと、とても美味でした…ふふっ。今日まで歩みをともにした仲間たち、ふぁんの皆様の思い…すべてを糧として、今日の公演に臨みます。今日もどうかよしなに…」(四条)

「いや〜今回のツアーでみんなが美希達に会えるのも最後になるんだね。うーん…みんな、哀しいね?(会場内にて笑いが起こる)名古屋の美希達も、宮城の美希達も、大阪の美希達も、みんなみーんなキラキラしてたと思うな。でも今日は…負けないくらい、いーっぱいキラキラしちゃうから♪目を離しちゃダメだよ?よろしくなのー!」(星井)
7: 2017/06/18(日)03:54 ID:aK49a/ft0(7/33) AAS
MC明け最初のブロックはソロ曲を順番に披露する形となった。

初陣を飾ったのは我那覇の「Rebellion」。2人のバックダンサーを引き連れ、ステージを縦横無尽に駆け回った彼女がセンターステージから
会場を真っ赤に染め上げる。

引き続いては四条の「addicted」。彼女の持つミステリアスな魅力を、ノイズ交じりの歪な旋律と煽情的な恋慕の情が引き立てる。

最後は星井の「Day of the future」。バックダンサーを携えていた前の2人と違い、センターステージにて1人での歌唱だったが、
その圧倒的存在感と観るものすべてを引き付けるような流星の様な煌きに、筆者も電気棒を振る機械としてしか活動を許されなかった。
本人としても渾身のパフォーマンスだったのだろう。ラストサビの後、一瞬無音になる瞬間。天高くこぶしを突き上げた星井が、
やりきったかのように一瞬口角を釣り上げたのを、筆者は見逃さなかった。
8: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)03:56 ID:aK49a/ft0(8/33) AAS
曲の感想等のMCを挟み、ソロ曲メドレー第二弾のブロックがスタートした。

先ほどのブロックにて最後に歌唱した星井の「マリオネットの心」からスタートし、四条の「ふたつの月」へと続く。

二人とも先ほどに勝るとも劣らない素晴らしいステージを見せてくれたが、このブロックで我々に衝撃を与えたのが,
我那覇の「Next Life」だ。
9: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)03:58 ID:aK49a/ft0(9/33) AAS
我那覇のダンスパフォーマンスは業界内でも非常に評価が高いのだが、4人すべてのバックダンサーを引き連れた
「Next Life」のステージはことダンスにおいて、他アイドルの追随を許さない圧倒的なパフォーマンスを我々に見せてくれた。

この楽曲は歌唱部分に比べ圧倒的に間奏が多く、その分「聞かせる」よりも「見せる」シーンが必然的に多くなる。
我那覇自身のダンスも見事だったが、5人のコンビネーションが圧巻の一言であり、代名詞とも言える千手観音ポーズやラストサビ前の間奏ではダンスバトルの様にダンサー達と向かい合いながら踊る演出があるなど、とても見ごたえのあるステージとなった。6分間にわたるダンスショーは、会場中の光の海に浅葱色の大津波を巻き起こす衝撃を与えてくれた。。
10: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)03:59 ID:aK49a/ft0(10/33) AAS
そんな「Next Life」が終了してまた一息、と思いきや会場は暗転したまま…

しばしの沈黙の後「edeN」が流れ始めると会場が歓喜の渦に巻き込まれる。

第一ブロックからのセットリストの流れを早くも裏切りつつ、3人の妖精達がそろい踏みでのパフォーマンスに酔いしれながら、第二ブロックは終了となった。
11: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)04:00 ID:aK49a/ft0(11/33) AAS
「自分たち、あ、自分はもちろん完璧だけど…自分たちは、団結した時・一緒に仲間とステージに立った時が一番輝ける!」(我那覇)

「みなさまに、私たちが持つ『可能性』を、またこういう形でお見せできること、感謝いたします」(四条)

「美希たち、まだまだもっともーーーーっとみんなをドキドキさせられるよ!もういっこギア上げていくの!」(星井)
12: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)04:01 ID:aK49a/ft0(12/33) AAS
MCで上記の宣言をした後、このライブ最大のお祭り騒ぎが始まった。
最初の3曲は、765プロシアターにて、3人がそれぞれ劇場所属の後輩アイドルたちと歌唱している
デュエット曲のカバーが披露された。以下一覧である。

「秘密のメモリーズ」 (四条・我那覇)
「深層マーメイド」 (我那覇・星井)
「Emergence Vibe」 (星井・四条)
13: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)04:17 ID:aK49a/ft0(13/33) AAS
「秘密のメモリーズ」で我那覇と四条が優しく包容力のある歌声で会場を包み込み、「深層マーメイド」の激しい曲調を、星井と我那覇がセンターステージで向かい合い、まるでお互いを殴り合うかのような激しいパフォーマンスで会場のボルテージを一気にブチ上げる。

続いて披露されたのが「Emergence Vibe」。どこかエロティックな雰囲気が色濃いこの楽曲を、幼さを残しながらも、どこか危うい色気を放つ星井と、見るものの目を引き付けて離さないミステリアスなセクシーさを持つ四条が実に煽情的に歌い上げ、会場中の男性客のほとんどを骨抜きにした。
14: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)04:18 ID:aK49a/ft0(14/33) AAS
この3曲のデュエットカバーの中でも、「深層マーメイド」の本来の歌唱者は伊吹翼(14)という、
一部では星井の後継者とも呼ばれるアイドルであるだけに、765プロのコアなファンにはたまらないカバーだったであろう。

「Emergence Vibe」の本来の歌唱者である島原は今回バックダンサーにて参加していたためMCにて感想を求められていたが、
「タカネ、とっても参考になったヨ!あっ♡のちょっとエッ○な声の所とか!」と、
なかなかの爆弾発言を放ちつつ、未来のステージに思いを馳せていた。
15: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)04:29 ID:aK49a/ft0(15/33) AAS
3曲のカバーが披露された後、またも少々の沈黙の後、フェアリーの3人で非哀を帯びたリキッドファンク楽曲「99Nights」と、
「僕たちのResistance」が披露された。どちらも曲の持つ雰囲気は少々違うとは言え、ダンサブルな運動量の多い楽曲であるが、
ライブ開始から一切のパフォーマンスの衰えを見せない彼女たちの底なしのエネルギーには驚嘆せざるを得なかった。

ちなみにブロック終了時のMCにて、星井が開口一番「めちゃめちゃ疲れたの…おにぎり…」とだけ呟き舞台から捌け、
四条も「…私も美希に続きます」と我那覇を一人残していなくなる、という一幕があった。慌てふためく我那覇をしり目に、
二人が米粒を頬に付けて戻ってきたシーンはこのツアー全体でも名シーンだったといえるのではないだろうか。(ちなみに戻ってきた星井と四条はめちゃめちゃ回復していたように見えた。)
16: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)04:34 ID:aK49a/ft0(16/33) AAS
続いてはスローテンポなバラード曲を中心にしたセットリスト構成となり、またソロで順番に歌唱を行う事となった。
四条が「月の桜」、我那覇が「smiley days」を歌唱している時、筆者はひたすらに考えていた。

「星井はなにを歌うんだ…?」と。

筆者の記憶違いであれば申し訳ないが、星井美希一人の名義では(カバー曲等を除けばだが)彼女の持ち歌の中にバラード系の曲はなかったような気がしたのだ。

頭にハテナマークを浮かべていると、3人での「Melted Snow」の歌唱が始まった。あの時、「あれ、星井は歌わないのか?」と一瞬でも考えた観客は少なくなかったはずだ。しかし、その思いはいい意味で裏切られることとなった。
17: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)04:59 ID:aK49a/ft0(17/33) AAS
「Melted Snow」の歌唱が終わった後、星井がセンターステージにゆっくりと歩みを進み始めた。

真剣な顔で前へと進む星井を見て、誰も声を出す事ができない。

物音ひとつ立てる事も憚られる静寂の中、一歩また一歩と進んできた星井がセンターステージで立ち止まり。

呟くようにタイトルコールを行った。

「my song」
省1
18: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)05:06 ID:aK49a/ft0(18/33) AAS
個人的に「my song」は歌い手の歩んできた道、その軌跡が重要なファクターになる曲だと思っている。

夢に向かって、様々な苦難や努力を超え、歌い続けた先に見つかるものを歌い手が導き出し、
そして、歌と歌に関わる自分の人生そのものに向けての「感謝」が込められた曲であると考えているからだ。
19: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)05:07 ID:aK49a/ft0(19/33) AAS
フェアリーは他事務所で生まれ、事務所との軋轢にて一度解散を経験しながらも、
765プロにてCMユニットとしてCMソングとともに再結成、そして昨年、新曲「インセインゲーム」を引っ提げ、
幾多の苦難を乗り越えていま全国ツアーを展開している。

曲後半にて四条・我那覇も歌唱に参加し、彼女たちの「終わらないmy song」が鳴り響く。
会場中のファンにとってひいては彼女たちを見守ってきたスタッフや事務所の仲間たちにとっても、感慨深い、心に残る曲目となった事は間違いないだろう。

歌唱後、万雷の拍手にて称えられた彼女たちを見て初めて、不覚にも頬が濡れていたことに気が付いた。
20: ◆9l4AYHuEsQ [sage saga] 2017/06/18(日)05:09 ID:aK49a/ft0(20/33) AAS
バラードブロックを終え、ついに本公演の最終ブロックに突入していくのだが、ここでMCではなく、スライドショー上映の演出があった。

これまで公演を行った会場で撮られたライブ写真や各地方でのオフショット、ダンサーを含めたレッスン風景など、
これまでツアーを走り続けてきたメンバーの思い出が映し出される。

先ほどのバラード曲の歌唱と含め、会場中が感動と寂しさに包まれたセンチメンタルな空気に支配された時…

3人のナレーションが響き渡った。
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