【スペース・コブラ】古い王の地、ロードラン (776レス)
【スペース・コブラ】古い王の地、ロードラン http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/
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20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2016/09/15(木) 19:17:24.06 ID:KpK00xl90 ブワッ! ブワッ! レディ「高度が下がってるわ。やっぱりくっついてきたみたいね彼」 コブラ「やれやれ大したジャンプ力だね。ドラゴンの脚に飛びつくあたり、趣味の方はちょっとイケないな」 レディ「またそんな事言って。どうするの?」 コブラ「乗捨てってのも手かな?」 牛頭「ブモオオオ!」ガリ! ヘルカイト「ギャアアアアアアアアアアアアア!!」バサバサッ! コブラ「おっ!?」 牛の頭と屈強な体躯を持つデーモンにとって、コブラとレディは魅力的な糧に見える。 この辺りの不死は絞り尽くし、新たな巡礼者も絶えて久しい今、 一度も死んでいない者の『ソウル』と、それに含まれぬ『何か』を、デーモンは渇望していた。 普段は決して挑まない飛竜の脚にしがみつき、牙をめり込ませるほどに。 バジィン! 飛竜が高度を下げ続け、デーモンの足が石畳に着く寸前、デーモンの背中に雷が突き刺さった。 その雷は、橋を渡りきった先の建物の入り口付近から発射されていたが、 コブラもレディも、飛竜の体勢の維持に気を取られており、発射の瞬間を見逃していた。 レディ「今の音…まさか、レーザーガン!?」 コブラ「レーザーガンだってえ?しっかりしてくれよレディ。そんなものどこにあるって…」 バジィン! コブラ「!」 コブラ(いや…確かにレーザーガンの着弾音に聞こえる…!) コブラ(しかもそれなりに強力な出力だ。しかしこんな世界でそんな代物をぶっ放すヤツが、オレ以外にいるとは思えない) コブラ(そうすると…) http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/20
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2016/09/16(金) 08:14:43.06 ID:arCyxKGf0 コブラ「おっ!」 レディ「どうかしたの?」 コブラ「まただ。これで確信がいったぜ」 レディ「確信?」 コブラ「ああ。さっきの赤い幽霊みたいな奴が消えた時、ハッキリと感じたのさ」 コブラ「ヤツが消えた瞬間、俺の身体に溜まってた疲れが綺麗さっぱり無くなっちまった。一日中寝たってこうはならないだろう」 レディ「…それって、他人の活力……いや、サイコエネルギーを貴方が吸収してるって事?」 コブラ「ここじゃソウルと呼ばれてるがな」 レディ「驚いたわ…いつからそうなっていたの?」 コブラ「ここに飛ばされた時と同時だろう。それ以外に思い当たるものが無い」 コブラ「ま、ここの水が合わないだけとでも思えばいいのさ」 レディ「それで済めばいいんだけれど…」 コブラ「俺もそう願ってるよ」 コブラ「さ、教会の鐘まであと少しだ。さっさと鳴らしてランチにしようぜ」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/49
127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2016/10/15(土) 20:48:57.06 ID:29aqMPTko いや、気にならんよ?続けてどうぞ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/127
216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2016/12/22(木) 11:02:59.06 ID:XxWU3bWtO コブラの身に何が起きてるというんだ…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/216
290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2017/08/17(木) 09:03:33.06 ID:RhBewvG2O 仕掛け壊されたら素直に引っ込むのか怪しい影ww http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/290
299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2017/10/15(日) 18:12:53.06 ID:+TqjdNaAO キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/299
302: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2017/11/13(月) 17:11:43.06 ID:Cnwxt8h4O 待ってます http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/302
376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2018/04/04(水) 03:17:50.06 ID:IS89VApdo 無理矢理つけさせるってこんな炎の塊みたいな奴に触れたら焼け死ぬんじゃ…… http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/376
385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2018/04/22(日) 13:20:22.06 ID:V2/Pi84FO 大丈夫かソラールさん 今のはかなり危ない橋だったと思うぞ……? http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/385
458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2018/08/30(木) 23:32:15.06 ID:GrD3tvutO 周回済みか http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/458
599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga] 2019/06/25(火) 03:54:27.06 ID:aa7490Ni0 グウィン「………」 女王の進言に、王は押し黙った。沈黙は否定や肯定を必ずしも表すものではない。 グウィンドリンがやや俯くと… コブラ「!」 王と女王の微かな動きも止まり、広間の空気は全く動きを失った。 記憶の世界がグウィンドリンのものであるが故に、記憶の動きもまた、グウィンドリンに従う。 グウィンドリン「我が王は悩み、しかし終に、竜との同盟を結んだ」 グウィンドリン「女王にはかつて、白竜公を神の国の誠なる友とした功がある。そして白竜公の出自を知らぬ王が恐れたのは、何より濁り水の流行りだった」 コブラ「水道代でもケチったのか?」 グウィンドリン「その程度で済めば、憂いも露と消えよう」 グウィンドリン「だが、看過は不可能だった」 ブォン… 静止した時の中、グウィンドリンが虚空に右手を差し伸べると、空中に楕円形の鏡のような物が現れた。 鏡の数は二枚。どちらにも一切の装飾は無く、額縁や鏡台すらも無い。 そして薄氷のような二枚には、それぞれ異なる人物が映っていた。 一枚に映るのは、緑色の瞳と銀の長髪を備え、額に一対の短い角を生やす、色白の女の顔。 もう一枚に映るのは、緑色の瞳と銀の長髪を備え、首に波打つヒダを現し、目元に白鱗を生やす、色白の少女の顔。 ボオォ… 次に、グウィンドリンが虚空に左手を差し出すと、その掌にも同様の鏡が現れる。 鏡の数は先と同様に二枚。一枚には何事かを話し込む、幾人かの神々の姿。 もう一枚には、夕暮れを背に佇み、翼を広げる三つ目の黒竜の姿が映った。 グウィンドリンは両の手を下ろし、四枚の鏡をコブラの周囲に展開させる。 コブラ「濁り水ってのはコレか?確かに何となく陰謀がありそうな組み合わせだ」 グウィンドリン「奸計の類では無い。起きるべくして起きたことだ」 グウィンドリン「二柱の女神は我が姉妹。角を持つ者は姉のプリシラ。目元に白鱗をたたえる者は妹のヨルシカという。いずれも我が母から産まれ、この暗月のグウィンドリンや白竜公と同じく、月と竜の力を持つ」 グウィンドリン「古竜であるシースを許容し、半竜であり王家の血筋たる我らを害するなど、その害の大小を別にしたとて、我が父には許しがたい行いだったのだ。故に父と兄上は、竜を弑した身でありながら竜を受け入れた。総ては父が母を愛したが故」 コブラ「兄…いや、今はいい。続けてくれ」 グウィンドリン「うむ……だが王の懸念する濁りとは、厄事の重なりそのものを指していた」 グウィンドリン「ダークソウルによる、人の国ウーラシールの破壊。その報を受けた王は、闇を孕む人世界に対して警戒を強め、神の世を護るべく、人への不干渉に近い政を執ろうと考えた。だがそれが人の世に知られれば、人は絶望に駆られ、更なる闇を孕む」 グウィンドリン「そのような事態を避けるには、人に大義を示す必要があり、その大義こそが『古竜の残滓を追い立てること』だったのだ。だが、そこに矛盾が生じたのだ」 コブラ「なるほどな…人の闇に対抗するために竜との協力体制を結ぶと、人に示す古竜討伐の大義が崩れて人からの不信を招くし、かといって竜と結ばずに闇を放置すると、闇への対抗手段が無くなっちまって、人間社会がドロドロに腐り落ちるわけか…」 グウィンドリン「左様。そして竜との戦いという大義を保つためには、竜が居なければならない。故にアノール・ロンドは、竜の討伐をあえて怠った。だがその大義も、優れた騎士であるが故に戦の怠りに気付いた『鷹の目のゴー』と『竜狩りオーンスタイン』からの不信により揺らぎ、戦いの戦果を巡る神同士の不和と不信も相まり、遂に限りを迎えつつあった」 グウィンドリン「我ら月と竜の子らを守るため、神の国を護り、人の世を保つため、王が選ぶべき道は一つしか無く、他の道は許されなかった」 止まった時はそのままに、王とその妻は溶け、大広間は崩れ去っていく。 転移にも慣れたコブラの眼前からは、四枚の鏡も消えた。 割れた天井からは晴天が滲み出し、空に輝く太陽に、コブラは思わず顔に手影を作った。 グウィンドリン「王は人からの不信を受け入れる事を選んだ。時が充分にあれば、他の道も模索のしようがあっただろう。しかし母も父も、それが許されない事を知っていた。知っていたからこそ、例え策が不足であろうと、我らが未熟であろうと、発令を急いだのだ」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/599
683: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2020/09/26(土) 00:21:16.06 ID:Q3AQdp9SO いくらでも待てる http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/683
688: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2021/01/29(金) 06:10:11.06 ID:si94mcblo ほ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/688
706: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] 2021/06/22(火) 14:02:30.06 ID:Q9JbOnBOo パッチきたああああ http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473930004/706
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