ドイツ「地球立キチガイ学園にようこそ！今日も今日とて偽善に励むぞ！」 (781ﾚｽ)
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155: ◆pIxjj4GI1s [sage saga] 2016/08/09(火)01:41 ID:g/v5wgpL0(1/26) AAS
>152-153
ありがとうございます！
マクガフィン先生受け持ちの日本が退院したとしても、日本国の滅亡とは限らないようにしてありますｗ
この日本と学友のアメリカ合衆国はJr.（ジュニア）で、大日本帝国の学友のアメリカ合衆国はSr.（シニア）なので
他にもたぶん二世三世の国がいます（そこらへんは適当です）
156(1): ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)14:50 ID:g/v5wgpL0(2/26) AAS
第10話：イスラエルは全ての裏にいる
アメリカ「あ、親父からだ」
その朝、自室に届けられた箱をしげしげと見つめるアメリカ。
その箱の検閲欄には "Godot MacGuffin" とサインしてあった。
アメリカは包み紙を破り、箱の中身を確認する。
アメリカ「・・・！」
省7
157: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)14:52 ID:g/v5wgpL0(3/26) AAS
アメリカ（完成していたとは・・・親父は俺が暴れるのに全面協力してくれる）
アメリカ（俺を精神病院に送り込んだと思えばこれだ、あの人の考えは理解できない）
少年は父親からの贈り物に微笑み、接吻した。
イスラエル「ファザコンはっけーーんｗｗｗそんなに親父さん好きかい？」
アメリカ「イスラエル」
省10
158: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)14:53 ID:g/v5wgpL0(4/26) AAS
彼の目的はただ一つ、「支配」である。
イスラエル（みんなを、養分にしてるだけだ）
イスラエル（アメリカも所詮はいいとこのお坊ちゃんだ。俺の養分に過ぎない）
イスラエル（俺は、選ばれた人間だから）
イスラエルはイザヤ書を読みながら、アメリカに尋ねる。
省10
159: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)14:55 ID:g/v5wgpL0(5/26) AAS
サウジアラビア「ほらよ、だいぶ大人しくなったさ」
ﾄﾞｶｯ
サウジアラビアは拘束したシリアとイランをアメリカの前へ蹴り倒した。
2人は既に痣だらけで、痛々しい様子である。
イラン「くっ・・・」
シリア「ひぃ・・・っ」
省10
160: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)14:56 ID:g/v5wgpL0(6/26) AAS
イスラエル「さっすがイラン君、こんなときでも冷静だね」ｸｽｯ
イラン「イスラエル、てめぇ・・・っこの腰巾着めが！」ｷﾞﾗﾘ
イスラエル「腰巾着？誰のかな？」
アメリカ（お、ちょっと怒った？）
シリア「ややや、やめなよイラン！こいつら、EUの連中なんかとは違うんだぜ！」
省9
161: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)14:57 ID:g/v5wgpL0(7/26) AAS
イラン「俺らを廃人にして、生きる希望をなくすことなんだ！」
イスラエル「精神病のキチガイのくせに、生きる希望とか抜かしてらｗｗｗ」
イラン「てめぇもな」
イスラエル「俺はそんな甘い考え持ってない」
イラン「どうだか？とにかく言えることは、てめぇらは卑怯者のくそったれだってことだ」
省8
162: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)14:59 ID:g/v5wgpL0(8/26) AAS
イラン（喧嘩には自信があるんだ、こんなひょろっこい奴相手なら）
イランがそう思った瞬間、腹に激痛が走り、気がついたら飛ばされていた。
イラン（な・・・？！）
イラン「かはっ」
イランは吐血した。
省9
163: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:00 ID:g/v5wgpL0(9/26) AAS
イスラエル「ほらほらほらァ、最初の威勢はどこ行った？」
イラン「がっはっ・・・」（意識が・・・）
そのとき、談話室の扉が勢いよく開かれた。
？？？「そこまでだーーーーーーーーーーーーーー！！！」
シリア「あっ・・・」
省9
164: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:02 ID:g/v5wgpL0(10/26) AAS
イラク「ほら撤収！さっさと撤収！イスラエルが追ってくる前に撤収急げ！」
イランとシリアはイラクを置いてダッシュした。
イラク「こらーーっ人でなし！普通は押してくれるもんだろォ」
ｷｭﾙｷｭﾙｷｭﾙｷｭﾙ･･･
イラクは自力で車椅子を動かして逃げた。
省8
165: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:03 ID:g/v5wgpL0(11/26) AAS
イスラエル少年は、全校生徒から恐れられている。
それは単に暴君アメリカ少年と蜜月の仲に見えるせいのみでなく、彼自身の実力に起因する。
彼は知能・腕力ともにキチガイ学園トップクラスの実力者なのだ。
それと同時に、彼は全校生徒から嫌われている。
彼の取り入るアメリカですら、彼を心から信頼しているわけではない。
アメリカ少年は彼を一目置いてはいるが、友人と思ったことは一度もない。
共に利用しているにすぎない、割り切った関係である。
そういう繋がりしか持たない彼は、ときどき冷やかしをする。
イスラエル「毎朝掃除ご苦労だねぇ、ドイツ君？」ｸｽｯ
省7
166: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:07 ID:g/v5wgpL0(12/26) AAS
ドイツ「僕はパパに喜んでもらいたかっただけなんだけど」
ドイツ「僕も結局はこのザマさ。僕も心を病んでしまった」
ドイツ「だから掃除しなきゃね」
イスラエル「自分語りいらねｗｗｗそれって結局自己満足じゃないかｗ」
ドイツ「そうかもしれない。でも、これ以外にやることが思いつかないんだ」
省8
167: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:08 ID:g/v5wgpL0(13/26) AAS
イスラエル（フン・・・こういう温室育ちのお坊ちゃんは一番嫌いな人種だ）
イスラエル（病ませてやるさ・・・俺に逆らえないように、じっくりと）
イスラエルはゴミ箱を蹴り飛ばして、その場を去った。
ドイツ「あっ・・・」
イスラエル（次は誰"で"遊ぼうかな）
日本「イスラエル君、ちょっといいかな？」
省7
168: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:10 ID:g/v5wgpL0(14/26) AAS
イスラエル「顧客って？」
日本「君を含めたエロリストだ」
イスラエル「テロリストみたいに言うな」
日本「僕には退院してからも君たちの性欲の面倒を見る義務がある」
日本「性欲と言うのは、皆多かれ少なかれ持っていながら誰しもが否定したいもの」
省6
169: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:12 ID:g/v5wgpL0(15/26) AAS
日本「父がよく言ってたんだ・・・臣民、ｼﾞｬﾅｸﾃ、人々の幸せを第一に考えるべきだと」
日本「『各々の個人主義が行き詰まり、その打開に苦しむのが今の世界人類であるからして、』」
日本「『思想の相剋に起因して、生活や文化にあらゆる動揺・混乱に囚われている。』」
日本「『それを国体本義の体得を以て解決しようというのが、私の過去に掲げた使命であった』とね」
日本「僕はそれに感じるところがあったから、人の弱みである性欲を保障しようと思ったんだ」
省9
170: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:13 ID:g/v5wgpL0(16/26) AAS
AA省
171: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:15 ID:g/v5wgpL0(17/26) AAS
ドイツ「陰謀論者にはこうだッ##」ﾊｧﾊｧ
ﾋﾞｼｨｯﾋﾞｼｨｯﾊﾞｼｨｯ
ドイツは鞭で激しく責め立てる。
イスラエル「いってぇぇ！ふざけんなよクソゲルマン！」
日本「とっとと吐くんだ！貴様に安息日など存在しないッ」ｷﾞﾛﾘ
省10
172: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:16 ID:g/v5wgpL0(18/26) AAS
日本「君は・・・ブロッケンJr.！」
ドイツ「おいジャップ調子に乗ってるとベルリンの赤い雨食らわすぞコラ」
日本「れ、師匠（レイラァ）！」
日本「君も自習室へ？」
ドイツ「ああ、パパの書いた本の原稿を読んで感想文を書くんだ」
省7
173: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:18 ID:g/v5wgpL0(19/26) AAS
ドイツ「パパの本だよ。パパは地球立ゲルマニア大学で批判地政学を教えてるんだ」
『反地政学者のための地政学総論』著・ドイツ国
日本「父のはこれ。父は地球立扶桑大学の法学部で政治思想学を教えてる」
省12
174: ◆pIxjj4GI1s [saga] 2016/08/09(火)15:19 ID:g/v5wgpL0(20/26) AAS
この後、彼らは各々の父親の原稿に夢中になっていった。
ここで問題が起こったのである。
彼らはそれぞれ「地政学」「国体学」という概念に反応してしまう異常性質を親から受け継いでいたのだ。
これに関する詳しい説明は、正木敬之氏著の『胎児の夢』及び『脳髄論』に譲る。
2人の少年は心理遺伝の発作を起して人事不省に陥った。
その結果が、ドイツ少年の「ハードコアSMモード」であり、日本少年の「憲兵さんモード」だったのだ。
これは想像するに、彼らの父親の過去の姿の反映であろう。
発作を起こした2人の少年は、なぜかイスラエル少年をターゲットにしてしまった。
省7
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