[過去ログ] オール安価でまどか☆マギカ 14 (1002レス)
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(1): ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/20(金)18:46 ID:e6+dusFt0(1/7) AAS
AA省
2: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/20(金)18:47 ID:e6+dusFt0(2/7) AAS
 システム関連
好感度
・物語をある一区切りのエンディングを迎えた場合に表示します。
・ある一定以上の好感度があると、主人公不在のシーンでも、そのキャラの視点のストーリーを覗けます。
 逆に、ストーリーを進める際に、好感度が低いと不利になることがあります。

セーブとロード、その他進行
・NormalEnd(ワルプルギスの夜を仲間を全滅させずに越える)以上で指定箇所からロードが可能。
・Normalは良し悪しの幅が広いので、詰んだ展開に入った場合にはその前に物語中一回のみセーブできます。
 ある一区切りがついたときに入るオートセーブはその回数には含みません。
・続きが用意されているのはGoodEndのみ。
省9
3: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/20(金)22:09 ID:e6+dusFt0(3/7) AAS
 学校に着くと、校庭では運動部の人たちが元気に練習しています。
 体育館からも音が聞こえます。

なぎさ「えーと、――…中学校…… ここですね?」

 漢字が読めなかったのでごまかして言いました。
 読み方は後でマミが教えてくれました。

マミ「やっぱり生徒はそこそこ残ってるみたいね」

 神様の案内で学校を目指して歩いている間、
 神様は少女Aのことについて知っていることを話してくれました。
省6
4: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/20(金)22:43 ID:e6+dusFt0(4/7) AAS
―音楽室

 『吹奏楽部』。
 その名前から活動場所はすぐ推測できました。

 楽器の音のする教室へと向かっていきます。

さやか「ふーん、なかなか良いじゃないの」

ほむら「県大会金賞って垂れ幕もあったし、多分力も入れてるんでしょう」
省9
5: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/20(金)23:03 ID:e6+dusFt0(5/7) AAS
さやか「練習中すみません! ここの部長の人、今失踪してるんですよね?
    そのことについて聞きたいんですけど」

 部員が一斉にさやかに注目します。
 壇上に立っていた生徒がこちらに来ました。

 「えっと…… あなたたち、栄子ちゃんの友達?」

さやか「えっと… 」

 「いや、“部長の人”なんて言い方をしてたし違うかしら」
省4
6: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/20(金)23:12 ID:e6+dusFt0(6/7) AAS
さやか「そ、そんな言い方ないでしょ! ていうか興味本位ってだけじゃないんだから!」

 「じゃあ、なんなのよ?」

マミ「ごめんなさい、でも他にもこういうことって起きてないかしら?」

マミ「私たち、それについて追ってるの。
   もしかしたら、ここに手がかりがあるかもと思って調べにきたのよ」

 「……『こういうこと』って、失踪のこと?」
省3
7: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/20(金)23:19 ID:e6+dusFt0(7/7) AAS
なぎさ「…やっぱり!」

マミ「何か手がかりはない? 知ってることとか……」

 「……ないわ」

マミ「他の人は?」

 他の部員たちに話を振るけれど、みんな首を横に振っています。
省5
10: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/21(土)00:58 ID:yFA/qGcP0(1/7) AAS
なぎさ「栄子さんが失踪する直前に何か言ってた事とか、いつもと違った事とかありませんでしたか?」

さやか「そうよ、母親は様子がおかしかったって言ってたわよ。
    それなのに、あんたたちは何も知らないって……!」

さやか「あんたたちだってそのくらい気づいてなかったの?」

 「様子がおかしかった……ね。…まあ、そうだったかもしれないわね」

さやか「かもしれないって、ちょっと冷たすぎるんじゃないの?
    かみ…… その子の知り合いからは、人一倍仲間思いの部長だったって聞いたわよ」
省8
11: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/21(土)01:10 ID:yFA/qGcP0(2/7) AAS
 「……そう、そうよね」

 「悪いけど、さっき言ったとおりその事件については私たち何も知らないから」

なぎさ「……本当に何も知りませんか?」

なぎさ「この学校の生徒たちの失踪が起こる前に学校で何かあった、とかなんでもいいんですって」

 「知らないって言ってるでしょう」
省9
12: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/21(土)01:34 ID:yFA/qGcP0(3/7) AAS
 音楽室前の廊下、また壁越しに同じ演奏の音が聞こえてきます。
 なぎさたちは溜息をつきました。

さやか「なにあれちょー怪しい! 絶対何か隠してるじゃん!」

さやか「良い演奏だと思ったけど、技術があるってだけね。まさかあんな冷たい奴らばっかだったなんて。
    それを知ってからだと全然良く思えないわ……」

杏子「さっきの、何か知ってて答えたくないって感じだったな」

なぎさ「うーん…… じゃあ本当は誰かに会ってたんでしょうか?」
省9
13: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/21(土)02:41 ID:yFA/qGcP0(4/7) AAS
----------------
ここまで
次回は21日(土)18時くらいからの予定です
15: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/21(土)18:53 ID:yFA/qGcP0(5/7) AAS
 音楽室から離れ、私たちは校内を歩き回って誰か情報を聞けそうな人を探すことにしました。

 しかし、部外者の私たちがあまり長居もできません。
 早く誰か見つかれば良いのですが……

なぎさ「……なんか、このうすぐら〜い感じがいやなのですー」

ほむら「このあたりは人がいないのかもね。……ん、あっちの教室が明かりついてるわよ」

なぎさ「あれは… 」
省5
17: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/21(土)19:59 ID:yFA/qGcP0(6/7) AAS
なぎさ「理科室ですね!」

マミ「みんなで机に向かってるみたいだけど…… 居残りなのか、勉強会なのか」

なぎさ「まあどっちでもいいです、聞きに行ってみましょう!」

 …というわけで、理科室へ突撃することに。
 ここなら途中で追い出されるってこともないとは思いますが……

マミ「勉強中にごめんなさい。
   私たちちょっと聞きたいことがあって来たのだけど、少しいいかしら」
省21
19: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/21(土)21:55 ID:yFA/qGcP0(7/7) AAS
なぎさ「小耳にはさんだのですが、栄子さんは部長として周りをきにかけてたそうですね」

なぎさ「最近家庭の事情で部活動を続けるのが難しい友人がいたと聞きました」

なぎさ「その友人って誰なのか知ってますか?」

女子生徒「さぁ…… 私には吹奏楽部のことはちょっと」

なぎさ「そうですか……」
省3
21: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/22(日)00:05 ID:0eo8ESOs0(1/3) AAS
なぎさ「栄子さん以外にもいなくなった生徒がいるって聞きました。
    それっていつぐらいからなんですか?」

女子生徒「先月からだったかな…… 確かあの頃からうちの生徒が何人か失踪したって話があった」

女子生徒「……あ、でも生徒に限ったことじゃないかも。前からたまに報道されてたし」

なぎさ『生徒以外だと、魔女にやられて死んでしまった人でしょうか』

さやか『ここ、魔女多いって言ってたもんね』
省7
22: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/22(日)00:22 ID:0eo8ESOs0(2/3) AAS
なぎさ「ええと…… じゃあその先月って、この学校でなにかありませんでしたか?
    誰かが転校してきたとか、変な噂とか」

ガリ勉「転校生? もしかして君たちは失踪の原因が学生だと疑っているのですか?」

なぎさ「え、いや…… それは別のことです!別のことで聞いてるんです」

ガリ勉「大体どっかの不審者の犯行か、思いつめて自分の意思で失踪したかのどちらかと思われていますから。
    何か推理があるなら聞いてみたいと思ったのに…」

 ……とはいっても、いきなり“魔法少女”なんて話を出すわけにもいきませんし。
省7
23: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/22(日)01:30 ID:0eo8ESOs0(3/3) AAS
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ここまで 遅筆すぎて本当申し訳ない
次回の予定は、少しあきますが28日(土)18時くらいになるかと思います。
25: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/28(土)18:08 ID:iqsGH2pN0(1/10) AAS
なぎさ「幽霊! 学校で噂になるくらいならそこそこ信じられそうな話ですね!」

女子生徒「あー 興味もっちゃった……?
     いやいや、本当どこにでもありそうなただのオカルト話だよ?信憑性もなにもないわよ?」

なぎさ「そんな、ユメをぶちこわすんじゃないのです! 本当に幽霊がいるかもしれないのに!」

女子生徒「それに…… 場所が場所だけにね。
     そんな話して変なとこ行ったら幽霊とか関係なしに危険だし…」

マミ「まあ、私達も居ますし。こちらに迷惑はかけないようにはしますから。
   あまり否定しなくても、話くらいしてあげてもいいじゃないですか」
省8
26: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/28(土)18:09 ID:iqsGH2pN0(2/10) AAS
 少しの間、ざわざわと小声で話し合った後、一人の生徒が手を挙げました。
 またもや真面目そうな生徒です。

真面目子「私…… 少しだけ覚えてるのあるけど」

なぎさ「本当ですか!」

真面目子「確か、廃屋には幽霊が棲みついていて、そこに入った人は二度出てこない…… とか
     あれ、深夜の市民館だったっけ、ベタにどっかの旧校舎だっけ…… いや、色んな場所のバージョンがあるのかも」

なぎさ「二度と出てこない!? まさか失踪の事件とも関連してたり」
省10
27: ◆xjSC8AOvWI [age saga] 2015/11/28(土)19:26 ID:iqsGH2pN0(3/10) AAS
 考えていると、あすみが俯いていることに気づきました。

あすみ「…………」

女子生徒「あ、そんなに怖かった……?」

あすみ「う、うん…… ちょっと、ね」

マミ『…ええと、今の知ってるの?』
省11
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