[過去ログ] カムイ「私の……最後の願いを聞いてくれますか?」 (1002レス)
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(1): ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)00:19 ID:nq9m+CUS0(1/14) AAS
FEifの最初から系話です。
初プレイが暗夜だったので、暗夜ルートをベースにこういうのだったらよかったな的な妄想話です。

主人公のタイプは
体   【02】女性
髪型  【05】大きい
髪飾り 【04】ブラックリボン
髪色  【21】ロング・セクシーの中間
顔   【04】優しい
顔の特徴【04】横キズ
口調  【私〜です】
省6
3: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)00:26 ID:nq9m+CUS0(2/14) AAS
カムイ(私が光を失ったのは幼い頃のことで、鍛錬の最中に目先を横切った剣先を避けることができなかったことが原因でした)

カムイ(今ではその目の傷は瞼の下に隠されている。人に見せるものでもないと幼心に分かっていたからでしょうか)

カムイ(それから私は感覚を鍛えることに必至になった。体に術式を施してもらえたのは僥倖で、私の感覚能力は高いものになって、今では光を知る人と同じほどに剣を振るえるようになった)

カムイ(でも、この力は一体何に使われるべき力なのか、今の私にはその答えを出すことなど出来るわけもなかった……)
4: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)00:35 ID:nq9m+CUS0(3/14) AAS
カムイ「お父様が私をですか?」

マークス「そうだ、ついにお前も自由になる時が来たんだカムイ。ここまで続けてきた鍛錬が実を結んだといってもいい」

カムイ「いいえ、これもマークス兄さんや支えてくれた皆さんのおかげです。私自身の力ではどうにもできなかったはずですから」

マークス「ふっ、カムイは謙遜してばかりだな。まぁ、そこがお前の良いところでもあるのだがな」

レオン「ほんと、最初に出会った時に盲目だって聞いた時はどうなるかと思ったけど、今じゃマークス兄さんの攻撃を受けることもできるようになったなんて、正直信じられないよ」
省7
5: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)00:43 ID:nq9m+CUS0(4/14) AAS
カムイ「ふふっ、私も目が見えればレオンさんのが慌てている姿を見ることができるんですけど、感覚だけでは気配が慌てて動いてるようにしか感じられません」

レオン「もう、そこに記憶上の僕の顔をトレースしてるんだから、実際見てるのと変わらな……ごめん、悪気はないんだ」

カムイ「目のことで謝らないでください、それに先に口に出したのは私ですから、だからそう悲しい顔もしないでください」

レオン「……はぁ、見えないはずなのにそう言われると、なんだかからかわれているんじゃないかって時々思うよ」

カムイ「これでも一応お姉さんですから、弟のことはできる限り知っておきたいんです」
省4
6: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)00:51 ID:nq9m+CUS0(5/14) AAS
カミラ「もちろん、私にとっても可愛い弟だからね」

カムイ「カミラ姉さん」

カミラ「あらあら、マークスお兄様が外に出られるようになったことを先にカムイに伝えてしまったから、私の出番が無くなっちゃったじゃない」

マークス「すまないな、カミラ。だが、私の口から伝えてやりたかった」

カミラ「仕方ないわ。剣の鍛錬を続けてきたのはマークスお兄様、それは譲ってあげる。けど、最初にカムイを連れて旅をするのは私よ?」
省9
7: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)01:00 ID:nq9m+CUS0(6/14) AAS
エリーゼ「やっと追いついた、あっ、カムイおねえちゃんだ! カムイおねえちゃーん!」ダキッ

カムイ「おっと、ふふっエリーゼさんはいつも元気いっぱいですね」

エリーゼ「うん、あたしカムイおねえちゃん大好き! 世界でいちばん好き好きー」

カムイ「ええ、私もエリーゼさんが大好きですよ」

エリーゼ「うん。あっ、そのリボン。あたしがカムイおねえちゃんにプレゼントしたのだ、付けてくれてるんだ、うれしい」
省9
8: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)01:09 ID:nq9m+CUS0(7/14) AAS
ジョーカー「お待ちしておりました、カムイ様」

カムイ「はい、荷物の準備ありがとうございます、ジョーカーさん」

ジョーカー「いえいえ、お安いご用です。ささっ、ギュンターがすでに正門でお待ちです。それにしても突然決まりましたね」

カムイ「そうですね、お父様。ガロン王様の前に立つのは何年ぶりのことでしょうか。この城塞に入れられるわずかな間に一度見たのが最後でしたから……」

ジョーカー「そうでしたか、悪いことを聞いてしまい申し訳ありません」
省7
9: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)01:17 ID:nq9m+CUS0(8/14) AAS
ギュンター「皆さまがお待ちですぞ」

カムイ「そうですか、残念です。ギュンターさんとジョーカーさんが私について来るのでしょうか?」

ギュンター「あと厩舎係のリリスがお供します。リリスにはカムイ様の馬を任せておりますので」

カムイ「はい、わかりました。ところでギュンターさん、お父様のお顔に触れる件ですけど……」

ギュンター「それに関しては私もノーコメントです。しかし、カムイ様から突然『顔を触っても良いですか』と言われるガロン王というのは、一生に一度しか見れないものでしょうな。普通ならそうですな、死罪になるかもしれません」
省5
10: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)01:26 ID:nq9m+CUS0(9/14) AAS
リリス「カムイ様、こちらです」

カムイ「ああ、リリスさん。では私はリリスさんの馬に乗っていきますので、また城で」

リリス「カムイ様、乗馬の方は大丈夫でしょうか?」

カムイ「ええ、といっても私はリリスさんに身を寄せるくらいしかすることがありませんので」

リリス「たしかにそうですね、すみません」
省14
11: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)01:40 ID:nq9m+CUS0(10/14) AAS
―暗夜王国・王都ウィンダム『クラーケンシュタイン城』―

ガロン「よく来たな、カムイ」

カムイ「はい、お父様。長い間、私のことを覚えて頂きありがとうございます」

ガロン「ふっ、我が子のことを覚えているのは当然のことだ。むしろ忘れられているだろうと思っていたというのは心外だ」

カムイ「はい、すみません。ですが、お父様一つ謝らせてはもらえませんか」
省13
12: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)01:58 ID:nq9m+CUS0(11/14) AAS
カムイ「お父様、ありがとうございます……」

ガロン「うむ、お前をこうしてこのクラーケンシュタイン城に呼んだのは、日々の精進が実を結んだがゆえ。きくと、今ではマークスと互角に渡り合うほどに腕を上げたそうではないか……その力を私の前で見せてもらおう」

カムイ「見せるですか?」

ガロン「うむ、捕虜を連れて来るのだ」

衛兵「ハッ!」
省11
13: ◆P2J2qxwRPm2A [sage saga] 2015/08/03(月)02:12 ID:nq9m+CUS0(12/14) AAS
ガロン「なんだ?」

カムイ「この戦いが終わった時、もしも私が勝利していたら一つ願いを叶えて欲しいのです」

ガロン「なんだと?」

マークス「カムイ! 父上に対して失礼ではないか。父上、カムイは出てきたばかりで、何も知らないだけなのです」

ガロン「マークス、黙っておけ。くっく、外に出た途端に手柄を要求するとは、城塞にいた間に欲というものが無くなってしまったのかと思ったが、そうでもないようだな。いいだろう、この戦いが終わった時、お前が勝利していれば、一つ願いを叶えよう」
省19
14: ◆P2J2qxwRPm2A [saga] 2015/08/03(月)02:15 ID:nq9m+CUS0(13/14) AAS
今回はここまでです。
 こんな感じで進行していきます。

 チュートリアルの部分から妄想変更してるので、暗夜ルート分岐に行くまでの間は退屈かもしれませんが、よろしくおねがいします。
15: ◆P2J2qxwRPm2A [saga] 2015/08/03(月)02:17 ID:nq9m+CUS0(14/14) AAS
よく見ると、最初のパラメータの項目が狂ってましたね。

主人公のタイプは
体   【02】大きい
髪型  【05】ロング・セクシーの中間
髪飾り 【04】ブラックリボン
髪色  【21】黒
顔   【04】優しい
顔の特徴【04】横キズ
口調  【私〜です】

 正確にはこんな感じです。
19: ◆P2J2qxwRPm2A [saga] 2015/08/04(火)00:24 ID:tsav5yZ80(1/11) AAS
リンカ「スズカゼ、挟み撃ちにする。あたしは右、お前は左だ」

スズカゼ「はい、わかりました。私の攻撃の後にリンカさんが仕掛けてください。目が見えていない以上、飛翔攻撃に対してはこちらに部があります」

リンカ「ああ、わかった。あいつを倒して、白夜に戻ってみせる。そのためにはどんな手だって駆使してでもあいつを……」

スズカゼ「異論はありません、その手で行きましょう」

カムイ「ギュンターさん、ジョーカーさん。サポートをお願いいたします。ですが、出来れば攻撃は私だけに一任させてください」
省8
20: ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage] 2015/08/04(火)00:46 ID:tsav5yZ80(2/11) AAS
カムイ「……リンカさん、足、失礼しますね」

リンカ「え?」
リンカ(目の前が回って……いや、違う、これは足を力強く払われた!? あの一瞬で……そんな馬鹿な。しかも、倒れた場所はスズカゼが投げた手裏剣の機動上……ここまで計算して……)

ザシュ――ザシュ

リンカ「ぐああっ」

スズカゼ「リンカさん、くっ、今度こそは」
省7
21: ◆P2J2qxwRPm2A [saga sage] 2015/08/04(火)01:00 ID:tsav5yZ80(3/11) AAS
リンカ「くっ、くそ! 目が見えていないはずじゃなかったのか。これじゃ、目が見えているのと何もかわらないぞ」

カムイ「目が見えていないという情報を有利に取るのは勝手です。でも、私にとってはそう思ってくれてる方が、とても戦いやすいんですよ」

リンカ「なら、単純に戦うだけだ!うおおおおおっ!」

カムイ「! ……すごい力……ですねっ!」

スズカゼ「遠距離がだめなら、至近距離でいかせてもらいます」
省11
22: ◆P2J2qxwRPm2A [saga] 2015/08/04(火)01:18 ID:tsav5yZ80(4/11) AAS
エリーゼ「!!!!!!」

リンカ「な、なんだと!?」

カムイ「……捕まえましたよ、スズカゼさん」

スズカゼ(ば、馬鹿な。私の刃を左腕で受け止めるなど、すぐにそんな判断できるはずが、第一自身の身を守るのであれば回避行動を取るはずだというのに……)

カムイ「やっと集まりましたから、纏めて二人ともお相手しますね。左手が痛いので速攻で終わらせてもらいます」
省13
23: ◆P2J2qxwRPm2A [saga] 2015/08/04(火)01:30 ID:tsav5yZ80(5/11) AAS
カムイ「お父様、ありがとうございます。中々手強い方たちでした、これが白夜の力ということですね」

ガロン「ふ、戦いは終わった。さあ、カムイ、その者たちを殺せ」

カムイ「………」

スズカゼ「さすがに、ここまでのようですね。ふっ、実質一人の相手に負けるとは、慢心した結果なのかもしれませんね」

リンカ「そうだな、認めるしかない。あたしたちの負けだ、好きにしろ」
省10
24: ◆P2J2qxwRPm2A [saga] 2015/08/04(火)01:42 ID:tsav5yZ80(6/11) AAS
カムイ「私もお父様が約束を違える人だとは思っていません」

ガロン「………」

カムイ「それでも殺せというならば仕方ありません。彼らの望を叶えることに――」

ガロン「もうよい、約束は約束だ。その二人のこと、お前に全て任せよう。これがお前の初めての手柄だというのも、ある意味滑稽ではないか」

カムイ「いいえ、私には十分すぎる手柄です。ありがとうございます、お父様」
省10
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