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【R-18G】春紀「暗殺者」 (14レス)
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◆PuRVBQGgME
[saga] 2014/12/27(土)02:41
ID:8on3lH6p0(2/3)
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2: ◆PuRVBQGgME [saga] 2014/12/27(土) 02:41:56.00 ID:8on3lH6p0 ※一人称・三人称視点使い分けで行きます。 <寒河江家> 十年黒組の一員として、一之瀬晴を殺す為の暗殺者として過ごしたミョウジョウ学園の日々は、暗殺失敗という結果で終わった。 アタシはあれから暗殺者としての道を捨て、真っ当な道で家族を養うために過酷な肉体労働の土木関係の仕事に就職する事にした。 元々力には自信があったし、手早く多く稼ぐにはこれしかなかったという事もあって、数週間が経過した。 始めてすぐの時は苦しすぎて本気で何度も吐きそうになったし、実際トイレで吐いたこともあった。 それでもこの仕事を続けられたのは、未だに病状が良くならない入院している母親と家族の生計の為、そして迎えてくれる暖かい笑顔があったから。 ……クサい台詞だけど、毎日疲れ切った体を癒してくれたのは、貧しい生活でも逞しく笑って迎えてくれる姉弟が居てくれたからだ。 春紀「……ただいまー。」 冬香「あ、お姉ちゃんおかえり! 伊介様?っていう人が来てるよ!」 そんなわけで、12月も後半戦、冷え込む夜道をいつも通り歩いて帰宅した訳だけど、 伊介「……誕生日だったんでしょ?♥ お祝いだけしに来たのよ♥」 春紀「……!?」 まだ十年黒組のクラスメイトとして過ごしていた"元"同室の伊介様が、わざわざアタシの誕生日を祝うために来ているもんだから驚いた。 それはもう、間抜けな顔で唖然とする位には。 伊介「なにその顔、ウケるー♥」 春紀「伊介、様……祝いに来てくれたのは嬉しいけど、」 アタシはあの時から、暗殺者に関する一切の情報を捨てたし、関わる事も止めた。 一度日陰の世界に身をおとしといて身勝手な事だってわかってるけど、それでも、アタシには守るべき家族がいるんだ、手段は選べない。 そうして、晴ちゃんや兎角サン、その他それなりに親しくなっていた連絡先も全て消したし、愛用していたガントレットやワイヤーも全て処理した。 今のアタシには必要が無いモノ、そう割り切って。 割り切ったつもりだった。 伊介「分かってるわよ♥ アンタがこっちの道から足を洗いたがってるのはね。アシは残さないから安心しなさいよ♥」 春紀「……誕生日、そういや今日だったな。忘れてた」 冬香「大きなケーキとチキンを買ってきてくれたよ! はーちゃんにって!」 春紀「そっか。…………まぁ、ありがとな、伊介様。」 伊介「初めからそう言ってりゃいいのよ、春紀♥」 それでも、短けれど同じ時間を共にした友人との再会は、素直に嬉しかった。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1419608307/2
一人称三人称視点使い分けで行きます 寒河江家 十年黒組の一員として一之瀬晴を殺す為の暗殺者として過ごしたミョウジョウ学園の日は暗殺失敗という結果で終わった アタシはあれから暗殺者としての道を捨て真っ当な道で家族を養うために過酷な肉体労働の土木関係の仕事に就職する事にした 元力には自信があったし手早く多く稼ぐにはこれしかなかったという事もあって数週間が経過した 始めてすぐの時は苦しすぎて本気で何度も吐きそうになったし実際トイレで吐いたこともあった それでもこの仕事を続けられたのは未だに病状が良くならない入院している母親と家族の生計の為そして迎えてくれる暖かい笑顔があったから クサい台詞だけど毎日疲れ切った体を癒してくれたのは貧しい生活でもしく笑って迎えてくれる姉弟が居てくれたからだ 春紀ただいまー 冬香あお姉ちゃんおかえり! 伊介様?っていう人が来てるよ! そんなわけで12月も後半戦冷え込む夜道をいつも通り歩いて帰宅した訳だけど 伊介誕生日だったんでしょ お祝いだけしに来たのよ 春紀!? まだ十年黒組のクラスメイトとして過ごしていた元同室の伊介様がわざわざアタシの誕生日を祝うために来ているもんだから驚いた それはもう間抜けな顔で唖然とする位には 伊介なにその顔ウケるー 春紀伊介様祝いに来てくれたのは嬉しいけど アタシはあの時から暗殺者に関する一切の情報を捨てたし関わる事も止めた 一度日陰の世界に身をおとしといて身勝手な事だってわかってるけどそれでもアタシには守るべき家族がいるんだ手段は選べない そうして晴ちゃんや兎角サンその他それなりに親しくなっていた連絡先も全て消したし愛用していたガントレットやワイヤーも全て処理した 今のアタシには必要が無いモノそう割り切って 割り切ったつもりだった 伊介分かってるわよ アンタがこっちの道から足を洗いたがってるのはねアシは残さないから安心しなさいよ 春紀誕生日そういや今日だったな忘れてた 冬香大きなケーキとチキンを買ってきてくれたよ! はーちゃんにって! 春紀そっかまぁありがとな伊介様 伊介初めからそう言ってりゃいいのよ春紀 それでも短けれど同じ時間を共にした友人との再会は素直に嬉しかった
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