[過去ログ] P「俺が…タイムスリップ?」 (1002レス)
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281: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:00 ID:QWFB646xo(2/12) AAS
HDDフォーマットしちゃってトリップ消えたので今度からこれで行きます
282: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:05 ID:QWFB646xo(3/12) AAS
第二十一章 P「誕生日と」

次の日の朝、いつも通り出勤すると律子に会議室に引きずり込まれた

律子「伊織がいるので手早く済ませます」

律子はポケットから手帳を取り出した
日程の確認らしい

律子「まず皆の今日入っている仕事を終わらせてください」
省13
283: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:06 ID:QWFB646xo(4/12) AAS
朝の確認から数時間後
今日の仕事は全て終わらせて、伊織の迎えへ

カーステレオに流れる伊織の生放送ラジオを聞きながら長い渋滞を待つ

「…」

一人の車内っていうのはなんていうか…シーンとしてしまう
あんまり車内で一人ブツブツ言ってるほうが危ないっちゃあ危ないけど

ラジオ『そーいや、伊織ちゃんは今日誕生日だっけ?』
省19
285: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:07 ID:QWFB646xo(6/12) AAS
コンビニでアイスを買って、近くの駐車場に車を停める

「はいどーぞ」

注文のあったハーゲンダッツとスプーンを伊織に手渡して、自分のカキ氷のカップアイスを袋から取り出す

伊織は黙ってハーゲンダッツの蓋を開けて、黙々と食べ始めた。

「ハーゲンダッツって量少なくないか?」
省16
286: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:08 ID:QWFB646xo(7/12) AAS
階段を登り終えて、伊織がドアを開くと

事務所に鳴り響く、クラッカーの音

それと同時に照明が点き、皆の笑った顔と、机に並んだ大量の料理が見えた

皆「「「誕生日おめでとー!」」」

伊織「…」
省7
287: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:08 ID:QWFB646xo(8/12) AAS
亜美「ほらほらいおりん!乾杯ですよ!乾杯!」

亜美が伊織にオレンジジュースの入った大きなグラスを手渡す

「…って、ピッチャーじゃねえか」

どこにあったんだよピッチャージョッキなんか…
なんて思っていたら亜美は俺に普通のジョッキを手渡して、真美の方へ走っていった
 
真美「じゃあ…」

亜美「かんぱーい!」
省10
289: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:09 ID:QWFB646xo(10/12) AAS
「…響、何があったんだ?」

春香「…響ちゃん、誰にも理由話してくれないんですよ」

春香「プロデューサーさんにならーって思ったんですけどね」

しばらく悲しそうに俯いていた春香だったが、すぐに顔を上げて、

春香「でも、とりあえず今は伊織の誕生日です!」
省2
290: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:10 ID:QWFB646xo(11/12) AAS
亜美「じゃあプレゼント渡しのコーナー!」

響と衝撃の再開を果たしてから数十分。しばらく皆で賑々しく食べていたが、少し酒の入った亜美が突然大声で叫び始めた

「コーナーって…番組じゃないんだから」

真美「ちっちぇえことは気にすんな!」

こっちも酒入ってるらしい
テーブルには既に空いたビール瓶が数本転がっている
省16
291: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/06(月)02:11 ID:QWFB646xo(12/12) AAS
また来週
294: ◆qX43WqGl2A 2014/01/13(月)02:01 ID:FsAaq1Dxo(1/6) AAS
おはようございます。投下します
295: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/13(月)02:10 ID:FsAaq1Dxo(2/6) AAS
第二十二章 春香「紫苑」

真美「じゃー、次ははるるん!」

プレゼント渡しも終盤へ。雪歩のポーチを伊織が嬉しそうに受け取ったのを確認して、真美は次のターゲットに私を指名した

亜美「はるるんのプレゼントは何かなー」

「えへへ…私はねー…」
省9
296: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/13(月)02:11 ID:FsAaq1Dxo(3/6) AAS
亜美「じゃあ次は…」

「あ、まって!」

亜美を静止して、鞄からもう一つ小さな箱を取り出す

亜美「んん?これは?」

「これ…千早ちゃんから」
省12
297: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/13(月)02:11 ID:FsAaq1Dxo(4/6) AAS
伊織がゆっくり箱を開けると中に入ってたのは兎のストラップと…花?

伊織「…紫苑、ね」

「しおん?」

花を持ち上げながら、伊織が呟く
なんでその花なんだろう?

亜美「そろそろ答え発表してよー」
省11
298: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/13(月)02:12 ID:FsAaq1Dxo(5/6) AAS
千早ちゃんの移籍を知ったのは、6年前、プロデューサーさんが入院して、1週間ほど経ってからだった

プロデューサーさんが入院してからもしばらくはメールでのやりとりはしてたんだけど、結局会うことはなくて

最後にごめんなさいってメールが来て、千早ちゃんはアドレスも番号も変えた

電話番号も、メールアドレスも、住所も変わって、私と千早ちゃんの接点は一切なくなった

伊織「…にしたっておかしいわ」
省14
301: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/13(月)22:46 ID:FsAaq1Dxo(6/6) AAS
すみません締め忘れましたね。
また来週
303: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/19(日)22:42 ID:htIf0OI9o(1/8) AAS
第二十三章 P「春の夜」

伊織の誕生会も大分終盤へ
伊織の他、響と貴音へのプレゼントも済ませ、あとは各々適度な時間まで騒ごうという話らしい

千早の件に区切りがついたわけではないが、今は伊織のため、そして皆と自分のためにも、忘れて騒ごうと決めた。

亜美「双海亜美!双海真美!歌いまぁす!」

真美「『黎明スターライン』!」
省16
304: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/19(日)22:44 ID:htIf0OI9o(2/8) AAS
第二十三章 P「春の夜」

伊織の誕生会も大分終盤へ
伊織の他、響と貴音へのプレゼントも済ませ、あとは各々適度な時間まで騒ごうという話らしい

千早の件に区切りがついたわけではないが、今は伊織のため、そして皆と自分のためにも、忘れて騒ごうと決めた。

亜美「双海亜美!双海真美!歌いまぁす!」

真美「『黎明スターライン』!」
省16
305: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/19(日)22:48 ID:htIf0OI9o(3/8) AAS
伊織「…それから?」

「それからっていうのは?」

伊織「6年前に移籍した奴に会って、あんたは何がしたいの?」

伊織はため息をつきながら一度オレンジジュースを飲んで、

伊織「やよいにしたってそう。6年前に事務所を、アイドルをやめた子に会って何をするの?借金肩代わりでもするわけ?」
省5
306: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/19(日)22:50 ID:htIf0OI9o(4/8) AAS
伊織はしばらくこっちを見ていたが、それ以上は何も言ってこなかった。

しばらく月を眺めていると、歌い終わったらしい酔っ払いがこっちにやってきた

亜美「おいこらお二人さん」

真美「真美達の美声をBGMにお熱くなってんじゃねーぞこらー」

伊織「なってないわよ」
省18
307: 1◆qX43WqGl2A 2014/01/19(日)22:51 ID:htIf0OI9o(5/8) AAS
「あーさむ…」

伊織「五月にしては寒すぎよ…」

真美の最もな提案通り、飲んでない俺が買い出しに行くことになった

しかし俺が一人で行くと言うと酔っ払い全員で止めてくるので、やむなく伊織もついてくる事になった

伊織「はぁー…」
省16
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