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「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part9 (1002レス)
「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part9 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/
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580: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー [sage] 2013/05/12(日) 22:14:52.58 ID:HzMyTxvDO それは、まだ彼女が【カレ】と出会う前の事 いつも通りの学校での部活を終えて、彼女はいつもと同じ帰り道を歩く 時刻はそろそろ午後7時 辺りは薄暗くなっている 彼女は自分の身長よりもなお長い棒のような物が入った袋を担ぎ、口笛を吹きながら自宅までの道を歩いていた その足取りは軽く、口笛のリズムと共にステップを踏みながら 彼女は探していた。 この〔学校町〕にいるはずのその存在を だからこうしていつも夜の暗い道にさしかかると いつも必ず口笛を吹いている 絶対いるはずなのだ。 この町に 都市伝説と呼ばれる存在が http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/580
581: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー [sage] 2013/05/12(日) 22:16:57.61 ID:HzMyTxvDO インターネットで日々増え続ける学校町での都市伝説の目撃情報 いつか絶対見つけてやろうと決意した彼女は とある都市伝説を探して、いつも夜になると口笛を吹きながら家まで帰っている 暗い夜道を歩く少女 もちろん、少女以外道には誰もいない 「もしもし、お嬢さん」 しかし、突然後ろから少女に話し掛ける声がする 「……なんでしょうか?」 少女は立ち止まり後ろを振り返らずに答える 「危ないですよ?夜に口笛を吹くと、よくないモノが来ますよ?」 少女の後ろから聞こえる声は随分と低い位置から聞こえてくる 「………よくないモノとは?」 恐る恐る答える少女 「私みたいなモノ、とかかな?」 その言葉で少女は後ろを振り返りそして、確信した とうとう自分は都市伝説に遭遇したのだと http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/581
582: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー [sage] 2013/05/12(日) 22:18:52.00 ID:HzMyTxvDO 「…〔夜に口笛を吹くと蛇が出る〕ですね?」 「おや、知ってたんですか?」 少女の問いかけに答えるのは 道の上にとぐろを巻いてじっとしている一匹の白い蛇だった 「調べましたから、色々と」 少女は喋る蛇に驚く事なくじっと蛇を見つめている 「調べた……か…こんな弱く小さな都市伝説も少しは有名になったんですね」 白い蛇は小さな赤い目でじっと少女を睨みながら小さく笑う そして蛇は、灰色のパーカーを纏った女性へと姿を変えた http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/582
583: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー [sage] 2013/05/12(日) 22:21:33.65 ID:HzMyTxvDO 「まぁ、最期にこうしてヒトと話が出来るのも何かの縁です…お嬢さん、こんな都市伝説に何か用ですか?」 「最後とは?」 少女は首をかしげる 「そのままの意味ですよ」 「よく…解りませんが?」 「ヒトに語られなくなった都市伝説はいずれ存在出来なくなるのよ、今の私のようにね」 灰色のパーカーを着た女性の姿は薄れ、夕闇の中に徐々に消えかかっている 「それは…もうじきアナタは消滅するって事ですか?」 そういう事だ、と女性は答えて少女に近づく 「ここで会えたのも何かの縁だ、お嬢さん…ちょっと私のお願いを聞いてくれません?」 「お願い…ですか?」 女性は、少女の目の前まで近づくとこう告げた 「簡単な事ですよ嬢さん……私と契約して、都市伝説契約者になりませんか?」 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/583
584: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー [sage] 2013/05/12(日) 22:23:26.80 ID:HzMyTxvDO (私を魔〇少女にでもさせる気ですかこの都市伝説は) どこかで聞いたようなベタベタなフレーズに、少女は少し不安になってきた 【夜中に口笛を吹くと】という都市伝説が口にした契約という言葉 都市伝説と契約なんて初めて聞いた少女はしばらく悩む 「契約するとどうなるんですか?…」 恐る恐る聞いてみる少女 契約によって人間を捨てるとか言われたらたまったもんじゃない 「ちょっとばかり都市伝説関係の騒ぎに巻き込まれるだk… 「あぁ、そうなんですか。なら是非ともしましょう!」 「軽っ!」 いきなりの少女の即答に女性は驚き、薄くなった姿もハッキリと戻っていた http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/584
585: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー [sage] 2013/05/12(日) 22:24:42.30 ID:HzMyTxvDO 「色々な都市伝説と出会えるなんて完全に私の望んでいた状況ですよ!」 興奮しているのか少女の声は次第に大きくなる 「少なからず危険も隣り合わせだけど?」 女性は突然興奮しだした少女に若干引いている 「覚悟の上です、さぁすぐに契約しましょう!」 ……こうして、学校町に新たな都市伝説の契約者が誕生した。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/585
586: 〇〇さんと〇〇〇〇〇〇ー [sage] 2013/05/12(日) 22:26:40.77 ID:HzMyTxvDO 都市伝説紹介 【夜に口笛吹くと】 夜に口笛を吹くと蛇が来るという都市伝説だが、様々な場所で話が広がり 【夜に口笛を吹くと蛇を呼ぶ】 【夜に口笛を吹くと幽霊を呼ぶ】 【夜に口笛を吹くと泥棒を呼ぶ】 の三種類に変化出来るようになった 契約者の口笛により変化出来る ちなみに、この契約者は後々とある都市伝説と契約する事になる えらい昔に物語を書いていた、とある都市伝説の物語の作者です 相変わらず文章力は皆無ですが ゆっくりとやってきます http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/586
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