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「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part9 (1002レス)
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ソウルメイト(2)
[sage saga] 2013/05/09(木)02:19
ID:ZHDB0Qnzo(2/5)
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568: ソウルメイト(2) [sage saga] 2013/05/09(木) 02:19:19.26 ID:ZHDB0Qnzo 少し引っかかる感じのある扉を勢い良く開け ロッカーを覗きこむが、真っ暗でよく見えない。 否、真っ黒な何かがロッカー内を埋め尽くしていた。 真っ黒なそれは、蠢き、聞こえないはずのカサカサという擬音を 自分の脳へと送り込んでくる。 「ゴ……キ……」 言いかけて止まる。 ゆらゆらと揺れる黒く長い触角は 自分の存在に気付いた為かピタリと止まり、一斉にこちらを向く。 ヤバイと直感した時には既に遅く 虫達は黒い風となって飛び立ち始めていた。 目を、口を、キュッと閉じ 何かを押し退ける様な体制に、顔の前方へと両手を出す。 何百、何千もの虫達が 手に、顔に、髪に、首筋にスカートから覗く太腿に ぶつかり。 瞼を、唇を、耳を、首筋を、内股を 這い回る。 背筋が凍り付き、悪寒が走って止まない。 息を止め、なすがままに、蹂躙されるがままに、ただ通り過ぎてくれる事を待つ。 暴風となったソレが止むと、服のうちに潜り込んでいたはずの虫達も消えていた。 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1361373676/568
少し引っかかる感じのある扉を勢い良く開け ロッカーを覗きこむが真っ暗でよく見えない 否真っ黒な何かがロッカー内を埋め尽くしていた 真っ黒なそれはき聞こえないはずのカサカサという擬音を 自分の脳へと送り込んでくる ゴキ 言いかけて止まる ゆらゆらと揺れる黒く長い触角は 自分の存在に気付いた為かピタリと止まり一斉にこちらを向く ヤバイと直感した時には既に遅く 虫達は黒い風となって飛び立ち始めていた 目を口をキュッと閉じ 何かを押し退ける様な体制に顔の前方へと両手を出す 何百何千もの虫達が 手に顔に髪に首筋にスカートから覗く太腿に ぶつかり を唇を耳を首筋を内股を 這い回る 背筋が凍り付き悪寒が走って止まない 息を止めなすがままにされるがままにただ通り過ぎてくれる事を待つ 暴風となったソレが止むと服のうちに潜り込んでいたはずの虫達も消えていた
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