[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part9 (1002レス)
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137: 僕は小説が書けない第八話「猫股亭奇譚/肆」 [saga] 2013/03/06(水)23:33 ID:n2E8HxpX0(7/8) AAS
「う……そ?」
長くて美しい足が、黒いパンツを遠慮無く見せびらかしながら女を蹴り飛ばす。
見覚えのあるその姿を見て、僕は身体の何処にこんな力があったのかと思う程の声を上げる。
「ジルりん!」
「ただいま」
▽契約回路再度開通、データが公開されました
▽???によるブーストで契約回路が活性化しています
都市伝説名:切り裂きジャック
契約効果:限定解除
恩恵:消体無名(アナザー・ジャック・ザ・リパー)
→この都市伝説と契約した場合、互いが互いの姿に変身できます
→ただしどちらも同じ姿で居ることはできません
→意識は保たれますが戦闘能力は外見に依存します
性質:水属性、都市伝説種、強化系
契約活性:霧都の怪異
→心の力を膨大に流しこむことで大量の霧を発生させます、霧の中ではナイフによる攻撃が強化されます
→霧の中からの脱出及び霧の中への侵入には探知系の能力を必要とします
→太陽光の量によって心の力の消費量は変わります
そこに居たのはジルだった。
「それにしても悲喜、ピンチっぽいな」
女は僕の腕を見ている。
そこで僕は初めて気づいた。
僕の左腕が毛むくじゃらの猿の腕に変わっていることに。
そこで僕は気づいた。
都市伝説同士は惹かれ合う。
それは一度都市伝説に出会った人間もまた同じこと。
ならばジルと過ごしていた僕が都市伝説と惹かれ合いやすくなるのもまた理というものだ。
さらにここは元々旧家、それならば“猿の手”くらいのマジックアイテムは有っておかしくない。
▽データが更新されました
▽猿の手の残り使用回数一回
▽最後の願いを入力してください
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