[過去ログ] 律子「私が社長!?」 (35レス)
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1: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)21:08 ID:iy/tgyh9o(1/20) AAS
〜765プロ事務所〜

高木「あぁ、律子君。今月ようやく二十歳の誕生日を迎える事だし君にこの事務所をプレゼントしたいと思ってるんだが!」

律子「えっ?」

高木「私もそろそろ歳だからね……。これからの765プロの行く末を考えてみたら律子君に任せるのが適任だという決断に至ったのだよ」

律子「いやいやいやいや!! そう簡単に決められても困りますって! それに社長っていうくらいなら私よりプロデューサーの方が……」
省3
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) 2012/06/11(月)21:18 ID:iy/tgyh9o(2/20) AAS
高木「と言う事で君にこの事務所を託した! よろしく頼むよ、律子君」

律子「んな無茶なぁ……」ガクッ

P「ただ今戻りましたー……って、社長。もしかして!?」

高木「あぁ、君か。お帰り。そして紹介しよう! 彼女が765プロ新社長、秋月律子君だ!」

P「あの話ジョークじゃなかったのか……」
省9
3: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) 2012/06/11(月)21:27 ID:iy/tgyh9o(3/20) AAS
律子「だって私が社長なんてやったら竜宮小町どうするんですか?」

P「いや別に社長だからってプロデュース業辞めろだなんて言ってないだろ? 兼業すりゃいいんだよ!!」バァン

律子「自分の事じゃないからってドヤ顔して……!! 私だって彼女達のプロデュースで精一杯なんですよ?」

P「俺、竜宮のみんな以外のメンバーちゃんとプロデュースしてるけど?」ドヤァ

律子「そ、それは……」
省12
4: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)21:31 ID:iy/tgyh9o(4/20) AAS
P「律子、取り敢えず竜宮小町は俺も見るからお前は社長からちゃんと引き継ぎをだな……」

律子「ちょっと」

P「ん?」

律子「ん? じゃないわよ。私社長よ? 社長。いつまでもそんな馴れ馴れしく『律子〜』だなんて呼ばないでくれる?」ニヤッ

P「ぐぬぬ……」
省4
5: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)21:39 ID:iy/tgyh9o(5/20) AAS
美希「たっだいまーなの!」

P「おぉ、美希。お帰り」

高木「じゃあ私はそろそろお暇するよ。律子君、資料はまとめてあるからそれに目を通してくれたまえ」

律子「あ、社長!? ……もう行っちゃったわ」

美希「どうしたの社長? 何か活き活きしてたけど」
省14
6: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)21:46 ID:iy/tgyh9o(6/20) AAS
美希「律子、さんが社長とかありえないの。天と地が裂けてもありえないの」

律子「あんたの脳天裂いてやりましょうか?」

美希「ハニー、冗談だよね……? ミキ、律子、さんって呼ぶのだって辛いのにこれから律子、社長なんて呼ぶのはキツイの」

P「美希、残念ながら律子は今日をもってプロデューサーから社長に格上げされたんだよ……」

美希「」
省6
7: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)21:50 ID:iy/tgyh9o(7/20) AAS
律子「まぁ良いですよーだ。どうせあんま今より立場なんて変わらないでしょうし」

P「果たしてそうかなぁ」

律子「何ですかその意味深な言葉は」

P「思った以上に変わるかもしれないぞ?」

律子「引き受けた以上仕方ないですよ……あっ、プロデューサー。今日送って下さい」
省7
8: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)21:55 ID:iy/tgyh9o(8/20) AAS
〜数か月後〜

P「時がたつのは早いものだ。律子が社長になってから早数か月。柔軟性の高い765プロ一同は律子が社長になった事に最初は驚きつつもすぐに慣れていった」

P「今までの律子から少し口うるさい経営者に変わったくらいの変化。みんなはそう考えている事だろう」

P「律子自体も会社の経営と竜宮小町のプロデュースを難なく両立させており、特に問題は見受けられなかった」

P「小鳥さんのサポートもあってだろうが、律子自身の管理能力の高さがそれを可能にしたんだろう」
省2
9: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)22:02 ID:iy/tgyh9o(9/20) AAS
〜社長室〜

P「おい律子……そろそろ俺にも休暇を入れさせてくれよ」

律子「ん、何か声が聞こえたような」

P「律子社長、俺に休暇を戴けないでしょうか……」

律子「あら、プロデューサーいたんですか。ビックリしちゃいましたよ」
省11
12: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)22:17 ID:iy/tgyh9o(10/20) AAS
P「急に言われるとパッと来ないが……うーん、そうだな。まず積んだゲームを消化し始めるかな」

律子「それ、一日じゃ終わらないですよね?」

P「くっ」

P「と、友達とゲームするよ。家呼んでゲームして、飯と酒飲みながらワイワイガヤガヤとな!」

律子「その友達が休日被らなかったらどうするんですか?」
省18
14: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)22:29 ID:iy/tgyh9o(11/20) AAS
〜土曜日のセッションを終えて〜

P「その当日の土曜日は酷かったですよ、えぇ」

P「何が酷かったって? そりゃあ……律子、社長がですよ」

P「そもそも俺、TRPGとか初めてですよ? やるような友達が身の回りに居ませんでしたしそもそも俺、ゲームは一人で静かにやるのが好きなんです」

P「それなのにアイツ……いや、あの人。俺が仕事の合間や仕事帰りにくたくたになりながらも作ったシナリオにすぐ茶々入れるわ、あーしろこーしろってセッション中に文句言うわ、先の展開読んで口に出してドンドン当ててくるし」
省9
16: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)22:43 ID:iy/tgyh9o(12/20) AAS
貴音「最近の律子、社長はどうも社長と言う立場を掲げてあの方にいろんなことをさせているようですが……」

亜美「亜美、律っちゃんから聞いたけど、兄ちゃんが律っちゃんに社長になるよう仕掛けたらしいよ?」

真美「でもさでもさ、実際兄ちゃんと律っちゃんのどちらかが社長になるとしたら選ぶのって律っちゃんじゃない?」

雪歩「確かに……。プロデューサーは私達の面倒まで見て社長業まで手は回らないと思う」

貴音「竜宮小町と私達を人数で比べると矢張り負担的には律子、社長の方が軽いでしょうし」
省8
17: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)22:53 ID:iy/tgyh9o(13/20) AAS
>>15
ダブルクロス。若林神がPCやってたりするんだよ。

〜数日後〜

P「ブツブツブツブツ」

春香「プロデューサーさん」

P「ブツブツブツブツブツブツ」
省12
18: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)23:02 ID:iy/tgyh9o(14/20) AAS
春香「成程……土曜日にそんな事があったんだね」

貴音「あの日のプロデューサーはぼろぼろの雑巾のような状態で帰られましたから……」

亜美「ボロボロになるまで律っちゃんが絞っちゃったしね」

真美「でも兄ちゃんもホイホイ律っちゃんの言う事聞いてちゃ身が持たないよぉ」

雪歩「何かもう次同じこと起ったらプロデューサー、事務所辞めちゃうんじゃないかな……?」
省7
19: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)23:11 ID:iy/tgyh9o(15/20) AAS
亜美「どうしたん真美?」

真美「真美閃いちった!!」

貴音「何をですか? プロデューサーを救う手立てですか?」

真美「まぁまぁお姫ちんそう慌てなさんなって! ほら、真美たちは実際プレイヤーな訳じゃん?」

亜美「そだね」
省9
20: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)23:21 ID:iy/tgyh9o(16/20) AAS
貴音「律子、社長もその登場人物の一人……。つまり、私達がプロデューサー側の都合のいいように動けば、律子、社長を孤立させることが出来る」

真美「今やってるゲームは使ってるキャラが特定の条件を満たせなかったらそのキャラが使えなくなるってルールがあるんだよ」

真美「律っちゃんを陥れて兄ちゃんを救ってグッドエンドなのさ!」

亜美「うわーえげつないよそれー(棒)」

雪歩「要するに律子さんを仲間はずれにしちゃおうって事だね?」
省6
21: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)23:29 ID:iy/tgyh9o(17/20) AAS
〜社長室〜

律子「ふぅ……大分仕事には慣れてきたわね。今までの延長線上ってのは助かるわ」

律子「それにしてもプロデューサーがGMやってくれるだなんて思いもしなかったけど」

律子「これも社長権限のお蔭かしらね、ふふっ!」

律子「最近めっきりプレイ出来てなかったから腕が鳴るわよーッ!!」
省3
22: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)23:46 ID:iy/tgyh9o(18/20) AAS
〜当日〜

P「セッションを始めたいと思います」ゲッソリ

亜美「兄ちゃんから生気が殆ど感じられないんだけど……」ボソボソ

真美「兄ちゃんの努力が試される時が来たんだよ」ボソボソ

貴音「亜美、真美。手筈通り行きますよ」ボソボソ
省15
23: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)23:50 ID:iy/tgyh9o(19/20) AAS
亜美「『私達はPさんの方に付くよ……』」

律子(えっ?)

真美「『そうだよ、こんなの間違ってるよ! Pさんはあれほど頑張ったんだよ? それを否定するのは……可愛そうだよ』」

貴音「『俺も同意見だ……。悪いが律子、今回ばかりはお前の力にはなれない』」

律子「『ちょっ、どういう事だよ!!』」(確かにここでの裏切りは今までの流れからしたら別に違和感はないけど唐突ね……)
省2
24: ◆NbVYo5G9JI [saga] 2012/06/11(月)23:59 ID:iy/tgyh9o(20/20) AAS
P(え、え? どうすんの? 折角律子に突っ込まれず此処まで出来たのにいきなりなんでこうなってんの?)

P(どどどどどうすればいいんだああああああ)

P「『意味が分からないわ……貴方達皆、信用できない! ここで死ね』」(どうにでもなーれ)

貴音(あ、あなた様っ!?)

真美(いやお姫ちん! このまま三つ巴で持ち込んで律っちゃん倒して真美たちも死んじゃえばいいよ!)
省11
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