[過去ログ] 「都市伝説と戦う為に都市伝説と契約した能力者達……」 Part5 (1002レス)
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213: DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2011/12/31(土)22:53 ID:3aCUre490(2/6) AAS
「っな……何よ、こいつ……!?」
 真っ黒な身体が月光に映え、そのシルエットを浮き上がらせる
 悪魔のような翼を羽ばたかせ、鋭い牙と深紅の眼を輝かせるそれは―――巨大な蝙蝠だった
「こふおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
 蝙蝠は、耳を劈く甲高い声で、
 空全体を揺らすが如く雄叫びをあげた
「ジャガーロードの次は蝙蝠男か。『マヤの予言』は日本の特撮アニメが好みなのか?」
「いい加減にしろ」
 平常心を保たせるためにいったファントムジョークだったのだが、DKGには通用せずどつかれる。
「本人が聞いたら、激怒するな」
省14
214: DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2011/12/31(土)22:54 ID:3aCUre490(3/6) AAS
「うぎゃー!!」
 百花が目を付けられ、不可視の攻撃をギリギリ避け、地面が抉り取られる。
「な、なに今の!? 可憐な乙女から先に狙われるのって、やっぱりお約束!?」
「それなら薫が一番に狙われるべきだー!!」
 百花の言葉にファントムが顔を出し、彼女アピールをする。
 あの人バカなんですか?
 と共に行動した者達が呆れたため息をつく。
 そう、もちろん顔を出したファントムに飛びこんでくる。
「……甘いな」
省14
215: DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2011/12/31(土)22:54 ID:3aCUre490(4/6) AAS
          ◇

 蝙蝠を撃破した後、
「何で爆発するんですかおバカァ!! それにボス戦前にそんなに消耗しちゃってどうするんですかおバカおバカおバカァ!!」
「そんなにバカバカ言うな。関西人だったら切れられてるぞ」
「反省の色なしなうえにディープな都市伝説知識をA・RI・GA・TOU!!」
 薫は正座で雄介のお説教を聞かされていた。
「私達なんかさっきの光で頭クラクラしてるんだけど!! 堪忍袋の緒が切れました!!」
 百花まで説教に加わり、この上ない屈辱である。
「何で屈辱なのよ!?」
「……メタは、ダメ」
省21
216: DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2011/12/31(土)22:55 ID:3aCUre490(5/6) AAS
「「ひざまずけ」」
「ぐふ!?」
 薫とファントムはこの中で一番のバカを踏みつける。
「何でお前がここにいるんだオ〜バカ野郎」
「さっさとこの場にいる人たちの体力を回復させて並ぶ時は先頭でおとりになれオ〜バカ野郎」
「……扱いが、酷い」
 実は一番チートな人間が、ここにいた。
「……誰、これ?」
「菊、誰なのにこれはおかしいぞ。それにやめておこう」
 菊がメイスでツンツンとつついているのを、水城が慌てて止めに入る。
省13
217: DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2011/12/31(土)22:57 ID:3aCUre490(6/6) AAS
……すいません。投下宣言のトリップ間違えました。

それと、投下終了です。

雄介「ネロは薫の方が似合っていると思います!!」
薫「何でそう思うんだ?」
雄介「なんだかんだでチートだから」
285: DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2012/01/07(土)23:13 ID:YM8GTQHW0(1/5) AAS
皆さん乙です。
では、私も少し『マヤの予言編』を投下させていただきます。
287
(1): DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2012/01/07(土)23:15 ID:YM8GTQHW0(2/5) AAS
「……で、お前は何で来た?」
「酷いなー。実の兄貴に向かって。昔みたいに『お兄チャーン』って呼んでくれよ」
「黙れ。お前の目的を吐けって言ってるんだ」
 雄介――――ファントムは、実の兄、総司を木の枝にぶる下げて、枝で突きながら尋問を行っていた。
 そんな光景を見て、ポンポンと薫に百花が肩を叩く。
「……ねえかおるんかおるん」
「るんってなんだ気持ち悪い!やめろ鳥肌がたつ!!」
「今はそんなのどーでもいいじゃない!……それでさ、さっき私達の疲れを取ってくれたの人ってさ、かおるんは置いておいて、旦那さんの実のお兄さんなんでしょ?」
「置いて置いてないな。ま、事実だが?」
「それでよくあんな風に拷問まがいな事できるよね」
省4
288
(1): DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2012/01/07(土)23:15 ID:YM8GTQHW0(3/5) AAS
 その頃、男性陣は吊るされている総司の周りに集まって話し合いをしていた。
「本条さん達のお父さんとは、あの本条弘さんだったんですか……」 
「ツバメくんとやら、あの人は確かに陰陽師としては優秀だが、その本性は獣だ狼だ。その本性の所為で妻を七人捨てる羽目になった性欲の塊だ。けっして『さん』だなんて呼ぶんじゃない」
「お前が言える立場じゃないな。独占欲の塊」
「……話を戻してもいいか?」
「「お前は黙ってろ蛸」」
「ついさっき来たお前にまで言われないといけないのか俺は!?」
 哀れなた……嫌、水城である。
「だが、さっきから聞きたいことが聞けてないんだが?」
省7
289
(1): DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2012/01/07(土)23:18 ID:YM8GTQHW0(4/5) AAS
「……まあ、冗談はこれまでにして、だ」
 水城が手をパンと叩くと、先程までの喧騒が嘘だったかのように静まった。
 彼はリーダーの才能やら、その類の都市伝説を使えるわけでもない。
 ただ、彼の真剣さが伝わっただけだろう。
「敵陣はもう目の前。さっき偵察させてみたが……囲まれていた」
「そうですか。……あれだけ派手な光を出せば、包囲して様子見は当然でしょう」
 この状況を打破するため、どうするか水城と玄鳥は頭の中でシュミレーションを繰り返す。
 特にそう言った事が得意というわけではないのだが、ここにはそういった物をまかせられる『頭脳』が無い。
「……別に、包囲されてるからって、僕なら突破できないわけじゃない」
 いつの間にか、総司は自分を拘束していた縄をほどき、ファントムの隣に座っている。
省10
290: DKGとファントムさん ◆m0.bp8Dx9r/H [saga sage] 2012/01/07(土)23:20 ID:YM8GTQHW0(5/5) AAS
……投下終了。
最後のは何だかゲームに影響されてしまいましたごめんなさい。

しばらく私はこの話に手を付けられないかもしれません。
付けられるかも知れませんが。

選択は花子さんの人かシャドーマンの人、お願いしまーす。(わかり切ってるけどね
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