[過去ログ] ベンゾジアゼピン系薬物からの離脱93 断薬・減薬 [無断転載禁止]©2ch.net (1002レス)
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956: 昼ライト点灯虫マニャデチLGBTQ性欲欠落アスペ300系3重障壁バセドウ綿飴箸JAL123 (ワッチョイ cfe3-ED15) 2017/09/04(月)00:40 ID:kjISNfZ30(5/7) AAS
効果の証明された薬に便乗 同じ「免疫療法」を名乗り

「免疫細胞療法」は古くから世界中で研究されているが、日本で効果が証明されたものは未だない。患者の混乱に拍車をかけているのは、免疫療法の一種であるオプジーボなどの「免疫チェックポイント阻害剤」の効果が証明され、2014年から悪性黒色腫に始まり、その後、肺がんや腎がんなど一部のがんに保険適用されたことだ。

「免疫チェックポイント阻害剤」は、がん細胞が免疫細胞にかけたブレーキを外すことで免疫の力を回復し、がん細胞への攻撃力を強める薬で、「免疫細胞療法」とは仕組みが全く異なる。

国立がん研究センターがん対策情報センター長の若尾文彦さんは、「免疫チェックポイント阻害剤への期待に便乗する形で、効果不明な免疫細胞療法まで同じ『免疫療法』を名乗って効果があるとインターネットのホームページなどで宣伝し、患者を誤解させる自由診療のクリニックが増えました」と話す。

がんの薬物療法を専門とする日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣範之さんのもとには、免疫細胞療法に何百万円もつぎ込み、病状を悪化させて駆け込んでくる患者が後を絶たない。

「科学的根拠のない治療で患者さんから貴重な時間や金を奪い、心身にダメージを与える行為はもはや医療ではなく、医師としての倫理観に欠けた人体実験であり、詐欺的な商売です」

「保険がきかないのは効果がないからで、効果があると主張するなら臨床試験で証明してから行えばいい。臨床試験なら患者の自己負担は原則ありませんから、高額な費用を支払わせて行うことがいかに問題かわかるはずです」と強く批判する。

こうした状況に対し、日本臨床腫瘍学会は昨年12月、「がん免疫療法ガイドライン」で効果のある免疫療法とそうでないものを明示した。がん対策情報センターも、がん情報を提供するサイト「がん情報サービス」で、「免疫療法、まず、知っておきたいこと」「免疫療法、もっと詳しく知りたい方へ」を公開し、患者が惑わされないように情報提供を始めている。

ただ、若尾さんは、患者が怪しい免疫療法に向かう背景には、石森さんが言うように、主治医とのコミュニケーションの問題があると指摘する。

「完治が難しい再発・転移の患者こそ、主治医は十分時間をかけて個人の生活や死生観に沿った治療を共に探さなければいけませんが、医師は忙しく、十分なコミュニケーションが取れていません。いきなり『緩和ケアをしましょう』『もう使える抗がん剤はありません』と言われたら、患者が見捨てられたと感じるのは当たり前。『治りますよ』と
心地よい言葉を無責任に放つ免疫クリニックに気持ちが傾いてしまわないように、検査の段階からよくコミュニケーションをとって信頼関係を築いておく努力が必要です」と語る。

標準治療を提供する病院として国から指定された「がん診療連携拠点病院」の「がん相談支援センター」には、免疫療法について適切な情報提供ができる。若尾さんは、「主治医に相談できずに迷ったら、自分が受診していない病院でも相談できるので、がん相談支援センターにアドバイスを求めてほしい」と話す。
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