[過去ログ] ★お薬に関する疑問質問に答える「モナー薬局」151 (889レス)
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119: mim 2014/02/05(水)19:44 ID:1CezBbdQ(1/20) AAS
娘を連れて、ドライブに行った。
なんてことない山道を進んでいって、途中のドライブインで飯食って。で、娘を脅かそうと思って舗装されてない脇道に入り込んだ。
娘の制止が逆に面白くって、どんどん進んでいったんだ。そしたら、急にエンジンが停まってしまった。
山奥だからケータイもつながらないし、車の知識もないから娘と途方に暮れてしまった。飯食ったドライブインも歩いたら何時間かかるか。
で、しょうがないからその日は車中泊して、次の日の朝から歩いてドライブイン行くことにしたんだ。

車内で寒さをしのいでるうち、夜になった。夜の山って何も音がしないのな。たまに風が吹いて木がザワザワ言うぐらいで。
で、どんどん時間が過ぎてって、娘は助手席で寝てしまった。俺も寝るか、と思って目を閉じてたら、何か聞こえてきた。
今思い出しても気味悪い、声だか音だかわからん感じで
「テン(ケン?)…ソウ…メツ…」って何度も繰り返してるんだ。
最初は聞き間違いだと思い込もうとして目を閉じたままにしてたんだけど、音がどんどん近づいてきてる気がして、たまらなくなって目を開けたんだ。
省5
120: mim 2014/02/05(水)19:45 ID:1CezBbdQ(2/20) AAS
近くでみたら、頭がないと思ってたのに胸のあたりに顔がついてる。思い出したくもない恐ろしい顔でニタニタ笑ってる。
俺は怖いを通り越して、娘に近づかれたって怒りが沸いてきて、「この野郎!!」って叫んだんだ。叫んだとたん、そいつは消えて、娘が跳ね起きた。
俺の怒鳴り声にびっくりして起きたのかと思って娘にあやまろうと思ったら、娘が
「はいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた」
ってぶつぶつ言ってる。
やばいと思って、何とかこの場を離れようとエンジンをダメ元でかけてみた。そしたらかかった。急いで来た道を戻っていった。娘はとなりでまだつぶやいている。
早く人がいるとこに行きたくて、車を飛ばした。ようやく街の明かりが見えてきて、ちょっと安心したが、娘のつぶやきが「はいれたはいれた」から「テン…ソウ…メツ…」にいつの間にか変わってて、顔も娘の顔じゃないみたいになってた。
家に帰るにも娘がこんな状態じゃ、って思って、目についた寺に駆け込んだ。夜中だったが、寺の隣の住職が住んでるとこ?には明かりがついてて、娘を引きずりながらチャイムを押した。
住職らしき人が出てきて娘を見るなり、俺に向かって「何をやった!」って言ってきた。山に入って、変な奴を見たことを言うと、残念そうな顔をして、気休めにしかならないだろうが、と言いながらお経をあげて娘の肩と背中をバンバン叩き出した。
住職が泊まってけというので、娘が心配だったこともあって、泊めてもらうことにした。
省5
121: mim 2014/02/05(水)19:54 ID:1CezBbdQ(3/20) AAS
「北海道のヒグマ」

北海道という土地は、昔から『ヒグマ』という問題を抱えている。
本州の人間からすればピンとこないんだろうが、北海道の山を歩き回る時は、熊鈴は必須。
クマスプレーという武器(?)も重要なアイテム。
ヒグマは、カナダなど外国の方が大量に生息しているイメージがあるが、
実は世界中どこを探しても、北海道ほど密集してヒグマが生息している土地はない。
これはあまり知られていないが、データ上の事実。
この話は、そんな北海道でアウトドア系大学サークルに所属する俺が、同期の友人に聞いたもの。

その夏、十勝山系を縦走していた登山パーティがあった。
パーティはA、B、C、D、Eの5人構成。Aがリーダーであり、Bはサブリーダーであった。
省3
122: mim 2014/02/05(水)19:56 ID:1CezBbdQ(4/20) AAS
山に入って一日目。
特に事故も無く、計画通り。みな景色を楽しみ、充実。

二日目。
すでに稜線上のルートを進んでいるが、昨晩の天気予報から今日の天候が思わしくないため、その日は停滞を決定。
予報の通り雨風が次第に強くなり、テント内で食事を作って腹ごしらえをしつつ、トランプをしたり話をしたりと、
楽しく時間をつぶす。
天気予報を聞いた後、明日は朝、小雨なら出発しようと決めた。
二日目は特に何事も無く終了。

三日目。
朝、一番早く起きたCが外の様子を確認にテントを出た。
省16
123: mim 2014/02/05(水)19:58 ID:1CezBbdQ(5/20) AAS
四日目。
朝、外の様子を確認するが、2メートル先が見えず霧に包まれている。
本来の日程では、この日になっても停滞するようなら計画を中止し、別ルートで山を降りることになっているが、
霧が濃く、行動することは危うい。
話し合うまでも無く、また停滞。

午後、少しでも晴れそうなら下山することを考えたが、霧はますます濃くなるばかりで、昼と言えど薄暗い。
トランプも飽きてきて、話題も尽きる。

夜、早めに明かりを落とし、就寝。
テントの内側が霧のためにしっとりと濡れ、テント内の強い湿気に不快感が激しい。
124: mim 2014/02/05(水)20:01 ID:1CezBbdQ(6/20) AAS
数時間後に、異変。
最初にBが気づき、隣に寝ていた私を起こした。
「足音がする、さっきから。キツネじゃなさそうだ」
眠ってはいなかったのか、全員が上半身を起こして耳を澄ます。
重くゆっくりとした足音。じゃり。じゃり。
時折混ざる湿気のこもった鼻息。みな息を潜め、連想しているようだ。
ヒグマ、か。
テントの周りをぐるぐると足音が回る。どうやら、一頭。
激しい獣臭が鼻を突く。誰からともなくみなテントの中央に集まって、身を固める。
そのうち、クマがテントの布に鼻を押し付けては激しく臭いを嗅ぐ、という行動を始める。
省13
125: mim 2014/02/05(水)20:07 ID:1CezBbdQ(7/20) AAS
五日目。
鳥の声で目が覚めるが、霧は晴れていないのだろう、薄暗い。
ヒグマの臭いは途絶えていない。
どこかで、もしくはテントのすぐ側で様子を窺っているのか。
みな、黙りこくっている。沈黙が数時間。

昼頃、足音が復活。
しばらく歩き回った後、また消える。

夕方、Dが勇気を振り絞って、わずかにテントの口を開けて外の様子を窺う。
「霧が、少し晴れている」
わずかに太陽の光が届き、晴れる兆しが見えた。
省9
126: mim 2014/02/05(水)20:12 ID:1CezBbdQ(8/20) AAS
六日目。
昨日の晴れる兆しが嘘のように、霧が濃い。
朝起きても、終始無言。クマを刺激しないよう、誰もものを食べない。
しかし今朝からは周囲は静か。臭いも薄らいだように思う。
数時間後、Cが、外に出る、と言い出す。
みな反対するが「様子を見るだけ、クマも今なら近くには居ない」と言って、Cは許可を求める。
すぐに帰ってくるのを条件に、私はそれを許した。
Cが霧の中へ入っていった後Bは私を非難したが、そのうちに黙る。
しばらくして足音。Cの帰りを期待した私達はテントを開けようとしたが、すぐに手を止めた。
獣の臭いがする。Dがか細い声で「Cは?」と言った。
省7
127: mim 2014/02/05(水)20:15 ID:1CezBbdQ(9/20) AAS
七日目。
今日も、霧がこい。
はらごしらえか、クマの気配が消える。
しばらくの沈黙の後、Eが山をおりる、と言い出す。
寝不足から目が血走って、声はヒステリック。
説得をこころみるも、きかず、Eは「おりたら助けを呼んでくる、待ってろ」と、荷物を持って霧の中に消えた。
5人いたパーティはA、B、Dの3人になった。
クマのいないあいだにカロリーメイトなど栄養食を食べる。
会話はなし。時間がすぎる。
昼頃、外を見るが、霧は晴れない。
省16
128: mim 2014/02/05(水)20:16 ID:1CezBbdQ(10/20) AAS
九日目。
今日も、きりがこい。
クマはしばらく近くにいるようだったが、ひるごろどこかへいった。
中央でかたまったまま、すこし眠る。ひどくしずかだ。
夕方、クマのあしおとでおきる。
ついとつされると泣きさけびたくなるが、どうにかたえる。
かえりたい。
クマはなぜ、おそってこないのだろう。

十日目。
きょうもきりがこい
省10
129: mim 2014/02/05(水)20:17 ID:1CezBbdQ(11/20) AAS
思いのほか長くなった。すまない。
このパーティの登山届は、事前に警察に提出されていたため、異常事態は発覚していた。
しかし、まれに見る悪天候に、ふもとの警察は捜索をしあぐねていた。
天候が復活し発見されたのは、無人のテントと荒らされた荷物。日記。
最初に出て行ったCは、テントから50メートルほどのところで遺体で発見された。喉の傷が致命傷となり即死。
次に出て行ったEは、登山道の途中、崖から滑落。遺体で発見。
Bは一キロほど離れた場所で無残に食い散らされていた。
Dはルート途中の崖下から遺体で発見。
Aは行方不明である。

以上が、俺が友人から聞いた話。
省5
130: mim 2014/02/05(水)20:24 ID:1CezBbdQ(12/20) AAS
一人隠れんぼでもするか
誰か一緒にしないか?
[用意する物]
・綿を抜いたぬいぐるみ(足と手がある奴限定)
・米(ぬいぐるみに詰めれるくらい)
・縫針、縫い糸(赤)
・包丁かカッターナイフ、錐、(鋭利な物)
・コップ一杯に塩水

3時までにする事

1、ぬいぐるみの綿を全抜き
省5
131: mim 2014/02/05(水)20:25 ID:1CezBbdQ(13/20) AAS
三時が来たらまず
『最初の鬼は○○だから』とぬいぐるみに向って3回言う

次に風呂場に行き、ぬいぐるみを風呂桶中に入れる
水が入ってればそのままぬいぐるみを入れる
水が入ってなければぬいぐるみを入れたあと、水入れる

そのまま部屋に帰ってくる

家の中の電気(明かり)全部消して

テレビはつけておく
省4
132: mim 2014/02/05(水)20:27 ID:1CezBbdQ(14/20) AAS
隠れる時の注意点
家の外に出ない
電気(明かり)は必ず消す
隠れてる時は静かに
あとは、気をつけて下さい

終わらし方書いときますね

まず塩水半分口にふくんだまま、隠れてる場所から出て下さい
何か見えても感じても絶対塩水吐かないでください
そのままぬいぐるみ探してください
風呂場にあればいいですけど
省8
134: mim 2014/02/05(水)20:57 ID:1CezBbdQ(15/20) AAS
「サリョじゃ!」

2年ほど前のことです。いつものようにデートのあと、付き合っているM君に下宿まで
送ってもらっていました。M君は自称霊が見える人で、当時私はあまり信じていなかっ
たと言いますか、そのことについて深く考えたこともありませんでした。しかしいつもそ
のことを思い出してしまうのが、この帰り道です。実は帰り道の途中には彼がどうして
も通るのを嫌がる道があり、そのためいつもその道を迂回して送ってもらっていました。
彼いわく、その道には何かありえないようなものが憑いているので近づきたくもないそ
うです。

でもその日のデートはかなり遠出したこともあり、私はものすごく疲れていて少しでも
早く家に帰りたいと思っていました。この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなけ
省16
135: mim 2014/02/05(水)21:53 ID:1CezBbdQ(16/20) AAS
いきなり前方からゴッと突風のようなものがきました。感覚としては、すぐ横を電車や
大型車が通過したときのあの感じです。そしてその瞬間

「サリョ(鎖虜?左路?)じゃ!サリョじゃ!」

という大小の声があたりに鳴り響きました。近いものは私のすぐ耳元で聞こえました。

突風のようなものが過ぎ去ったあと、私は呆然と立ったままでした。M君は先ほどま
でとは比べ物にならないくらい血の気のない顔をしていましたが、急に私のほうにや
ってきたかと思うと、ものすごく必死に私の足を何度も何度も平手で叩きました。あと
で赤く腫れ上がるくらい力を入れて叩かれたのですが、このときは足の感覚がなく、
全く痛みを感じませんでした。でもすぐにやっぱり痛くなってきて、同時に足に感覚が
戻って私は地面に崩れ落ちました。横を見るとM君も地面に座り込んで、相変わらず
省9
136: mim 2014/02/05(水)21:54 ID:1CezBbdQ(17/20) AAS
まず、なんとそのたかだか50メートルほどの道(Yの字になっていますが)に、小さな
祠やお地蔵さまが計7つも密集しているんです。そしてその道に面した家の玄関のほ
ぼ全てに盛り塩がしてありました。中にはお酒が置いてあったり、何枚ものお札がベ
タベタ貼ってある家も。そしてこの周辺ではありえないくらい、廃屋と化した空き家が
目立ちました。そういえば最初のほうで書いた「この道を迂回すると、ものすごい遠回
りをしなければならない」というのもおかしな話です。区画整備された町並みで、この
一画だけ、周囲の車道は大きく迂回するかそこで行き止まりになるかしているんです。
唯一このY字路と、そこから分かれた毛細血管のような複雑な小道だけが、そこの交
通手段となっています。

気味が悪いので地元の人間である学校の先輩に訊いたところ、この一画には昔、い
省9
137: mim 2014/02/05(水)21:56 ID:1CezBbdQ(18/20) AAS
……もしかしてその部落、朝鮮系じゃないか?
「サルリョジョ(助けて)」という韓国語があるんだが、ルの発音が日本語
に比べて弱いためか「サリョじゃ」とも聞こえるんだこれが……

((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
138
(1): mim 2014/02/05(水)22:09 ID:1CezBbdQ(19/20) AAS
AA省
140
(1): mim 2014/02/05(水)23:47 ID:1CezBbdQ(20/20) AAS
失明する文章
3回読み3回思うと失明。

飛び行く鳥よどこへやら木に住む鳥よどこからか疑より強しは両目の痛み

強い日差しは彼方の巧みか隣の猫は鳴き止まず石転がせれば窪みに堕ちる

河原に果て行く人々消えて気づけば辺りは暗黒の果て

河原に果て行く人々消えて強い日差しは彼方の巧みか
省2
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