てすと (136レス)
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14: 2021/03/31(水)14:08 ID:1Mrkwy4U0(7/7) AAS
チャーチルの失敗 11
世界的恐慌の起こる3年前から、ドイツにはアメリカに資金を強引に持って行くユダヤ
の各地の金融投資家によって、未曾有の危機が起こっていた。そもそも第一次世界大戦
に敗け、国家予算の2.5倍と言われる賠償金を30年ローンで支払っている最中で一杯一
杯の状態で好景気などとは無縁状態だった。この返せない金に貸付していたのがユダヤ
の各個の高利貸しだった。しかし、産業の中心であったルール工業地帯は、既にフラン
スの占領地であり、ドイツの経済が伸びる要素は無かった。そこにアメリカの急成長が
押し寄せる。そりゃ金融家ったって投資家だもの、利益の好いアメリカ株に流れるのは
当然だった。ドイツは1920年前半は失業率が30パーセントに近かく、ハイパーインフレ
ーションが終了し、アメリカが賠償金の支払い介入などで、やっと1920年代後半に失業
率が5パーセントにまで軽減し、この調子で行けば何とかやっていけるという矢先だっ
た。世界恐慌は、1929年9月4日頃から始まったアメリカの株価の大暴落だったが、あま
りにも増えた投資金額に株価が高騰しすぎている。と危険視した大口投資家の引き揚げ
がこれをもたらした。つまり、ドイツ投資の資金がアメリカ株式投資に移行して起こっ
たのだ。が、更に、不幸にも、ドイツ首相に就任したヒトラーは、機敏に一党独裁体制
を敷くと、打倒ヴェルサイユ条約を掲げ、再軍備を強力に推進したのである。この動き
に対して、各国は警戒してただちに策を講じるべき。とは思ってみても先頭切って戦争
に行くことには、躊躇した。戦後間も無くで、傷の癒え切っていない中の国々では決断
出来なかった。当然に英国でも、第一次世界大戦は帝国主義がもたらした戦争だった。
との考えが首脳陣の頭の中にはあって、植民地政策を先頭に立って推し進めた英国内に
、奴隷売買など帝国主義が生んだ歪みから大戦のが起き、その責任をドイツに押し付け
たという正確な判断もあって、罪の意識の国内世論も高く、不平等な条約を飲んだ欧州
の敗戦国ドイツの撤廃要求を飲むことも、和平が実現される道筋だろう。と考えた節も
多い。世論においても「軍縮を通じて平和を」との風潮が強まっていた事がそれを物語
る。
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