[過去ログ] 女権帝国【アマゾネス・サーガ】part4 (986レス)
上下前次1-新
抽出解除 必死チェッカー(本家) (べ) 自ID レス栞 あぼーん
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
次スレ検索 歴削→次スレ 栞削→次スレ 過去ログメニュー
662: アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 2010/03/18(木)03:17 ID:bdTpF7GV(1/6) AAS
第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第2章 ロードス島攻防戦(11)
なだれ込んだ男たちは、ただ女たちの姿を探した。
「・・・早く出てきやがれ!!片っ端から犯してくれるわ!!」
船中探せど、容易に女たちは現れない。
「ははは・・・女どもめ、今更男に逆らったことを後悔しても遅いわ・・・!!
まあ、己らの愚かさを悔い、命だけは助けてくれと言うのならば、その願いだけは叶えてやらぬでもない!!
但し、我ら男に逆らった高価な代償は、しっかりと払ってもらわねばな・・・!
汝ら女は、我らの国に連れ帰り、女奴隷として我ら男に仕えねばならぬ!!!
それが否というのならば、やむを得ぬ、ここにて死んでもらうまで・・・
さあ、女どもよ、こそこそと隠れるのはやめて出て参れ・・・さもなくば、力づくで引き出してくれる!!!」
省5
663: アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 2010/03/18(木)03:43 ID:bdTpF7GV(2/6) AAS
第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第2章 ロードス島攻防戦(12)
半裸の女達が縄や手枷足枷、鞭などを手に現れて、男達は歓声を上げた。
「へっへっへっ、お遊びの道具を持ってきてくれたとは、なかなか気がきくじゃねえか!!」
「俺はあっちの女を縛り上げて責めてやりてえぜ・・・!」
男達は口々に女の品定めをしていた。
若い女戦士たちをこれから思う存分手籠めにできるとあって、男達は一様に興奮していた。
「ほれ、捕まえてやるぜ!!」
男の一人が女に腕を伸ばした。
「いやあん・・・」
逃げようとする女。
省8
664: アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 2010/03/18(木)04:09 ID:bdTpF7GV(3/6) AAS
第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第2章 ロードス島攻防戦(12)
「く、くそ・・・女の分際で・・・」
男は必死で女をふりほどこうとしたが、なすすべなかった。
「ほおら、縛り上げたわよ・・・」
ギリギリと縄目が男の身体に食い込んでいく。
「!・・・こ、こんなはずでは・・・?!!」
男は己の目を疑った。
今や、ふと気づけば次々と男が女に易々と捕らえられ、縛り上げられていきつつあった。
武器を取って戦おうにも、自分たちは全裸であった。武具は皆、脱ぎ棄ててしまっていたのだ。
省7
665: アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 2010/03/18(木)04:26 ID:bdTpF7GV(4/6) AAS
第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第2章 ロードス島攻防戦(13)
男達は、自分の目が信じられなかった。
女達を無条件降伏させて女奴隷とするどころか、今、女の前に無惨にも屈服させられ、土下座を強いられているのは男の方だったのだ。
「お、おのれ・・・卑劣な・・・!!」
「ああら・・・これだけ簡単にだまされるなんて、ほんとにバカよねえ〜」
女達は嘲笑った。
「今すぐ我々を解放せよ!!汝らの敗北は決定しておるのだ・・・縄を解き、我らに降伏せよ!!」
「ふふ、どこまでバカなのかしら!!こいつらを甲板に連れて行って、外を見せておやりなさい・・・」
省4
666: アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 2010/03/18(木)04:28 ID:bdTpF7GV(5/6) AAS
第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第3章 666(1)
フィレンツェの街に、このところ奇妙な出来事が相次いでいた。
街のあちこちで、貴賎老若問わず、男達が次々と殺害されているのだ。
被害者はいずれも、街中で買った若い女と宿屋に入った後に刺殺されるという同様の状況で死に至らしめられていた。
当初はよくある事件として当局に処理されていたのだが、被害者の数が十数名を超えつつあるに至り、次第に市内には恐怖が広がり、何らかの手を打たざるを得ない状況になりつつあった。
市民を恐れさせたのは、単に女を買った男が殺害されるという事実だけではなかった。
「・・・また例の事件か・・・」
フィレンツェ共和国軍将校であって、市中の警備をも担うヴィットーリオは、嘆息した。
「我が友、リカルドが失踪して以来、この奇妙な事件が起こり始めた・・・
あの実直で義に富む彼が、こんな出来事を引き起こしているとは思えないのだが、どうにも気になる・・・。」
省9
669: アマゾネス・サーガ「無敵の英雄」 2010/03/18(木)21:13 ID:bdTpF7GV(6/6) AAS
第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第3章 666(2)
「近頃、あの男の姿をよく見かけますな・・・」
パリの街中、お付きの者がノストラダムスに言った。
それは、どこからともなく流れてきたと噂のある、どこか不思議な中年の男だった。
身なりは貧しそうで、持ち物とてもろくなものがないようだったが、男の風情にはどこか計り知れぬ知恵と気力が漂い、見る者に言い知れぬ畏怖の念を抱かせた。
「度々王の役人が姓名や生国を尋ねたようですが、決して口を開かず、また話を聞こうとする様子もなく・・・」
「記憶を喪失してでもいるのか・・・?」
「しかと確かな事は分かりませぬ。王も処遇に困っているようでして・・・」
ノストラダムスは、ちらとその男の横顔を見てみた。
省13
上下前次1-新書関写板覧索設栞歴
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル
ぬこの手 ぬこTOP 0.171s*