[過去ﾛｸﾞ] 小学生女子が小学生男子をいじめる世界の小説 (1002ﾚｽ)
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483: 2011/10/17(月)22:37 ID:C5E/YTj7(1/5) AAS
次の日、学校に行くと下駄箱にぼくの上靴がありませんでした。
おかしな、いたずらされたのかな？と思いました。
教室に入ってみんなに、おはよう、といっても誰も返事をしてくれません。
僕は、ちょっと不安な気持ちになりました。
そして、ぼくは自分の席にいくと、机の上に「キモイ」、椅子には「死ね」とマジックで書いてありました。
机の中からはゴミ箱のゴミがいっぱい出てきました。なんで、ぼくがこんなひどいことをされないといけないのだろうと思いました。
485: 2011/10/17(月)22:56 ID:C5E/YTj7(2/5) AAS
自然と涙が出てきました。すると、瑠実ちゃんが横でクスクス笑っていました。
疑いたくないけど、瑠実ちゃんにやられたんだと思いました。
「なんでこんなことするの？」
とぼくは瑠実ちゃんに言いました。
「私がやったっていうの？人のこと疑うなんてサイテー。」
「でも。」
「でも？なに？その机と椅子健太クンにとってもお似合いだよ。あと、ゴミはゴミ箱に入れなきゃだめだよ。」
こんなことを言ってくる瑠実ちゃんがとても怖く感じました。ぼくは仕方なく机のゴミをゴミ箱まで捨てに行きました。
486: 2011/10/17(月)23:44 ID:C5E/YTj7(3/5) AAS
すると、ゴミ箱のなかにはぼくの上靴が入ってました。
買ったばっかりだったのにとても汚れてしまっていました。
その後、ぼくが一人で机を拭いていても誰もぼくの手伝いをしてくる人はいませんでした。
男の子には避けられているような気がしたし、女の子には笑われているような気がしました。
授業中も、先生が見ていない隙に後ろから消しゴムのカスをいっぱいぶつけられました。
瑠実ちゃんの他にもぼくをいじめる人がいることがぼくにはしんじられませんでした。
487: 2011/10/17(月)23:50 ID:C5E/YTj7(4/5) AAS
でも、それが誰かを知るのが怖くて後ろを振り向くことはできませんでした。
しかし、授業が終わってほしくはありませんでした。
なぜなら、休み時間はもっと怖いからです、一人ぼっちの休み時間が。でも、休み時間はやってきました。
終わるのを必死で願ってぼくは机に突っ伏していました。
すると、誰かがぼくの頭を触っていいました。
「うわぁ、バイ菌付いちゃった。」
声で瑠実ちゃんだとわかりました。
きゃー、やめてー、とみんなが騒ぎ始めると、ぼくはより孤独の中にいることをかみしめられました。
488: 2011/10/18(火)00:02 ID:C5E/YTj7(5/5) AAS
給食の時間には、瑠実ちゃんが
「健太クンの分もとってきてあげるね。」
と言ってくれました。ぼくそんな言葉にはちょっと瑠実ちゃんのことを疑ったことを申し訳なく思い、ありがとう、と言いました。
でも、瑠実ちゃんが持ってきてくれた給食には、ゴミのいっぱいついた食パンと虫の浮いたスープでした。牛乳もぬるくなっていて変な味がしました。
デザートは瑠実ちゃんがぼくのぶんも持って行ってしまいました。
みんな中のいい人同士で給食を食べるのに、僕は普段一緒に食べてる友達のところにも入れてもらえませんでした。
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