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M男は女性の奴隷として狩られちゃう世界だったら (1002レス)
M男は女性の奴隷として狩られちゃう世界だったら http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1192456298/
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122: 名無し調教中。 [] 2009/07/26(日) 17:06:12 ID:0s9nhr0o 昔、ウイルスが世界を滅ぼした。従来の世界を。 今もそのウイルスは存在している。そして、そのウイルスを人々は神と崇めている。ウイ ルスは世界を滅ぼした。ウイルスの奇襲に、いつの間にか世界の人口は三分の一になって いた。しかし、なんとか生き残っていた人々は、高地に住んでいる人の被害が皆無なこと に気がついた。 そしてようやくウイルスは高地では活動できないことに人類は気がついた。高地の何がウ イルスに対して有効なのかはわからなかった。そして今も分かっていない。だが、とりあ えず、人類は高地に逃げた。そして山の上にもう一度世界を作り始めた。 山の上に作られた島は粗末なものだった。工業革命以後の技術を奪われてしまったかのよ うに、中世の城のようなものが沢山作られた。 そして人類は山の上に暮らすようになった。 そうして歳月がたった時、一人の男が無謀にも山を降りた。彼は生物学者だった父親が、 もしかしたら地上はもう浄化されているのかもしれないと、死に際に言ったことを忘れら れずに地上に降りることを決意した。 彼は妻を伴って地上に降りた。だが、下山途中に妻の体調が悪くなった。妻の示した症状 はウイルスによるものと一致した。彼は悲しんだ。妻を殺してしまった。そして妻が感染 したということは自分もしばらくすれば発症し、死んでしまうに違いないと。 そこで悲観に暮れていた彼であったが、そこで下山を決意した彼生来の前向きな性格が再 び首をもたげた。どうせ死んでしまうのならば、地上で死にたいと。そう願った。 そして彼は地上に降り立った。地上は様変わりしていた。建物は風化し、道端には死体が 転がっていた。しかし、地上だ。憎むべきウイルスに、そして今、自分の体をむしばんで いるだろうウイルスに奪われてしまった地上だ。彼は涙を流した。 その後、彼は地上を楽しんだ。バーでビンテージとかした酒を飲み、風景を懐かしみ、彼 は生きた。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1192456298/122
123: 名無し調教中。 [] 2009/07/26(日) 17:06:43 ID:0s9nhr0o そう、生きた。なぜ? しばらくして彼はそこを疑問に思った。ウイルスは自分の体を蝕 んでいるはず、しかし自分は生きている。なぜ? 彼は素晴らしいことを考え付いた。もしかしたら、父親が言っていたように地上はもう浄 化されているのではないか。その素晴らしい考えを思いついて、一人の地上に長くいるこ とはできなかった。彼はすぐに山に戻った。 そして伝えた。その考えを。そして、多くの男と少数の女が地上に降りることを決意した。 結果として男の考えは間違っていた。地上は浄化されてなどいなかった。下山した女たち は全員感染し、死んでしまったのだ。だが、男たちは生き残った。女は全員死に絶えたが、 男たちは全員が地上に足をつけた。 そのことは山の上に伝えられた。地上はまだ浄化されていないということに皆が悲しんだ が、しかし、男は大丈夫だということに、地上に戻れるかもしれないという希望がわき始 めた。 そしてその結果、山の上の生活は崩壊し始めた。多くの男が地上へと下山していってしま ったのだった。山の上は楽な生活とはいえず、それゆえに男たちは下山した。しばらくの 間、それでもよかった。男たちは山の上に待つ妻たちに地上にあった食料などを届けてい たからである。 しかしそこに問題が起こった。地上から帰ってきた夫と会った女が、ウイルスに感染した のだ。ウイルスが高地で活動できるようになったわけではなく、偶然にも感染しただけだ と判断されたが、しかし、一度下山した男を山に入れるべきではないという考えが、女だ らけになっていた山の指導者たちに蔓延し、そして下山した男の山への侵入が禁止された。 こうして、女は山に住み、男は地上に暮らすという世界が出来上がった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1192456298/123
124: 名無し調教中。 [] 2009/07/26(日) 17:07:13 ID:0s9nhr0o しかもそこで世界は安定しなかった。ウイルスは浄化されていなかったのだ。確かに男に 対する効果は薄まっていったが、毒性が薄まっていただけで、ウイルスはいまだに猛威を ふるっていた。下山した男たちの思考は徐々に鈍くなり、難解な言葉を忘れ、いつしかウ イルスという存在すら忘れてしまった。 それに対して、ウイルスに毒されず、ウイルスの脅威の前に団結することを余儀なくされ ていた山の上の技術はようやくウイルスが人類に牙をむく前の段階にまで再興していた。 そして山の上に残った数少ない男とともに山の上の女たちは世代を重ね、地上の男たちは ウイルスに毒されながらも生き残っていた、もはや思考の無い女たちを犯し、世代を重ね ていった。 http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1192456298/124
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