ドラゴンズニュース 2004優勝記念 (75レス)
ドラゴンズニュース 2004優勝記念 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/
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1: 10・2オレ竜@めぐりあいドラ編 [sage] 優勝おめでとうございます。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/1
2: 中日スポーツ [sage] ・落合竜、優勝 たたえます133試合の激闘!!感謝します感動の日々!! 中日が1日、1999年以来、5年ぶり6度目のセ・リーグ優勝を決めた。落合博満監督(50) は監督1年目でペナントを獲得した。ナゴヤドームでの試合は、中日が延長12回、2−5で敗 退したが、マジック対象のヤクルトが巨人に4−6で敗れた瞬間、中日の優勝が決定。日本シリ ーズは今月16日にナゴヤドームで開幕。中日は50年ぶり2度目の日本一を目指し、パ・リー グ優勝チームと対戦する。 宙に5度舞う なかなかベンチから出てこない落合監督に、満員の球場から「落合コール」。谷繁が、井端がフ ァンをあおり、指揮官を手招きした。ベンチから引っ張り出されると、照れ屋である落合監督が 帽子を取って手を振り、選手の輪の中へ。担ぎ上げられ5度、宙を舞った。「いやあ、いいもん ですね。生まれて初めてです。最高です。横浜と神宮の試合が雨で流れた時から、名古屋で優勝 するという予感があった。選手がよくやってくれた。選手を褒めてやってください」 2軍も全員 そう言って、グラウンドで喜びを爆発させる選手たちを見渡した。2軍からも選手全員を呼んだ。 みんなが輝くような笑顔を見せている。もう一度、心の底から喜びが込み上げてきた。現役時代 から、温め続けてきた夢がある。プロ野球チームの監督になる日が来たら、やってやろうと決め ていた夢だ。トレードでチームを補強するのではなく、現有戦力の潜在能力を100%引き出し てリーグを制するという夢だ。社会人の東芝府中からドラフト3位でロッテに入団し、2軍でく すぶっていた経験がある。打っても、頑張っても認められなかった屈辱が、誰も考えなかった壮 大な絵を描く原動力となった。信子夫人(60)は言う。「根は繊細で、優しくて、すごく憶病 な人。人よりも傷つきやすいことを自分でも分かっているから、それを過剰に防衛したりするこ とがあるの。でも本当は感激屋でロマンチスト」。優しい心に、あえてクールな鉄の仮面をつけ て戦ってきた。すべてはこの日のためだった。リーグナンバーワンの防御率、リーグ最少の失策 数、リーグ2位の盗塁数、すべて昨年とほとんど変わらないメンバーで成し遂げた快挙。そして 、1軍に登録した選手数がリーグ最多の57人。この数字こそが落合野球のすべてを物語る。チ ャンスは平等に与える。あとは選手次第。中日の選手は2軍に落ちてもはい上がろうとするし、 1軍の試合に出ているからといって、あぐらはかかない。 「まだ続きが」 延長12回、緒方に満塁本塁打を打たれ、勝利で優勝を祝うことはできなかった。だが落合監督 はいたずらっぽく笑った。「これもわたしらしくていいんじゃないか。けどまだ続きがあります 。日本一という目標です。今度は必ず勝って、胴上げをしたいです。必ず日本シリーズで、50 年ぶりの日本一を勝ち取りますので、応援よろしく、お願いいたします」。照れ屋の仮面を脱ぎ 捨てて、朗々と声を響かせ、4万500人の観衆の前で日本一を誓った。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/2
3: 中日スポーツ [sage] ・オレは選手を信じ、ただ見守っただけ 落合監督独占手記 まず最初にお礼を言いたい。われわれはセ・リーグ優勝を成し遂げることができました。応援、 本当にありがとうございました。今はうれしいというより、実感がわかないというのが本音かな。 この優勝の最大の功労者は言うまでもなく、勇敢に戦い、自らの力で勝ち取った選手たち。オレ は選手の力を信じて、ただ見守っただけ。優勝の確信は最初からあった。就任した時から、いや 、就任以前から、監督になったらこんな練習をしたい、こんなチームをつくってみたいというプ ランをずっと温め続けてきた。頭にあったイメージを、実際の練習としてちゃんとこなせれば、 絶対に優勝できると、そんなふうに思ってた。最初に着手したのは選手がちゃんと野球に取り組 める環境を整えることだった。それから意識改革。命令される野球ではなく、自分たちが判断し 、戦う野球をやらせたかったのだ。最後に練習に絶対妥協しないことだ。選手もオレも野球に命 をかけて取り組んでいる。だから練習にだけは絶対に妥協をしない。それだけを心に誓って、監 督になった。昨年の秋、そして春のキャンプ。選手たちはこれまでしたことのないような練習に 耐えてくれた。質も量もだ。マスコミに受ける練習は一切しなかった。選手がうまくなるための 練習を徹底的にさせた。朝から真っ暗になるまで。並大抵の努力ではなかったと思う。今だから 言えるけど、キャンプで脱落した選手は使わないつもりだった。オレが課した練習についてこれ ない選手は、しょせんそれまでの選手と割り切っていた。みんながやってくれたよ。評論家や周 囲から何を言われようが、まったく気にならなかった。それでもシーズンに入ったら、やっぱり 苦しく、思うようにならないことばかりだった。5月の初め、ヤクルトに20点を取られ、惨敗 した時は緊急ミーティングをして、うちひしがれた選手たちに声をかけた。「引きずるな」。そ う声をかけながら、それはもしかしたら自分に対して言った言葉なのかもしれないと思った。自 分が思う通りの試合がいつもできたら140勝してしまう。けど、そんなことはできないからこ そ野球は面白い。長い道のりを経て、選手もそして自分自身も成長したと思う。特に選手は、自 分が想像する以上のスピードで成長していった。荒木と井端の守備と走塁、ここぞという時の立 浪の打撃、代打の切り札、高橋光の勝負強い打撃、川相、英智、渡辺、アレックス……、1軍で 活躍している選手たちはみな、すごく成長したとオレは思う。就任以来、言い続けてきた「投手 を中心とした野球こそが基本」は、これまでの経験を通して得た哲学だ。だから中日だからこの 野球をやったんじゃない。どのチームの監督になってもこの野球をやってた。この野球なら勝て るという揺るぎない自信があるからだ。今、願っているのは、選手にこの優勝を誇りに思っても らいたいということ。この優勝を一生の宝物にしてほしい。誰の力でもない、自分たちでつかみ とった栄冠なんだ。選手諸君、おめでとう。そして次のゴールを目指して、あしたからまたがん ばろう。命をかけて、日本一の栄冠を、50年ぶりに取り戻そうじゃないか。 (中日ドラゴンズ監督・落合博満) http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/3
4: 中日スポーツ [sage] ・伝説の3番!立浪 あんたが大将!深夜の素振りでナイン引っ張った 自身3度目V 感謝、そして敬意の表れだった。誰よりも強く勝利を思い、チームの先頭に立ってきた男・立浪 和義内野手(35)。優勝の立役者は誰か? その答えを示すかのようにナインは、チームを導 いてくれたリーダーを4度、空中へ舞い上がらせた。「胴上げをしてくれたのは僕が引退が近い からですよ。でも、ずっと優勝したい、と思ってやってきた。その願いがかなってうれしい。監 督やコーチ、スタッフ、そしてファンのおかげです」常に「勝ちたい」と思い続けてきた。5月 23日にセ・リーグ新記録となる通算423本目の二塁打を放った。2000試合出場も達成し 、6月23日の巨人戦(札幌)で球団新記録となる通算155度目の猛打賞もマークした。数々 の栄光に彩られた2004年。だが、立浪が欲したのはただ1つ。その唯一無二の勲章を、5年 ぶりにその手に取り戻した。言葉以上に、行動でチームを引っ張ってきた。4月4日の広島戦( ナゴヤドーム)で延長11回、チーム初のサヨナラ打を放ったものの、打撃は低迷。一時は打率 2割を切った。打の支柱が苦しめば当然、チームも波に乗りきれない。5月3日からのヤクルト との3連戦(神宮)では7−20の大敗を含むどん底の3連敗を喫した。はまりかけていた泥沼。 神宮での3連敗後、選手宿舎の駐車場で立浪は深夜、バットを振り始めた。最初は井上と2人だ け。だが、黙って汗を流すリーダーの姿が周りを突き動かす。1人、2人、3人…。日が経つに つれ増えていく“有志”。最後は野手のほぼ全員がバットを手に、立浪とともに素振りの音を響 かせた。自身の得点圏打率を脅威の5割台に乗せ、チームも7連勝を飾ったのは、それから間も なくだった。 戦いは続く… 背中でチームを導いてきた背番号「3」。だが、勝負師はまだ満足しきったわけではない。「日 本一になりたい」。過去2度はリーグ制覇にとどまった。今度こそ…。勝利を追い求める男の挑 戦は、まだ終わらない。 ・荒木だ井端だ セ界一コンビ! 打って走って守る!この2人が落合竜の象徴…そして武器だった 井端3度舞った 初回の先制二塁打を皮切りに、井端弘和内野手(29)はこの試合5本の安打を連ねた。優勝の かかった試合で今季15度目の猛打賞、5安打は自身初の大暴れだ。選手会長として、首脳陣と 選手とのパイプ役を果たした1年でもあった。「監督が就任したとき、正直、日本一なんてピン とこなかった。だけど春に一緒に練習して、たくさん話をして、確信しました」。つくり上げて きた強いきずなが、最高の結果につながった。かみしめるように歓喜の1年を振り返る2番打者 の横で、跳ねるように喜びを爆発させたのは荒木雅博内野手(27)。「きょうは大いに暴れま す」と満面の笑みをたたえた。5月にトップバッターとして定着し、水を得た魚のように走りま くった。首位のチームで、よりマークがきつくなる中、一時は4年連続の盗塁王を狙う赤星(阪 神)とも競り合った。さらに守備では、課題だった送球難を克服し、最大の武器でもある守備範 囲の広さを見せつけた。Vロードをばく進した、2004年型「竜特急」。堅い守りとどん欲な 走塁を前面に押し出した戦いを象徴するのが二遊間として、1、2番としてコンビを組むこの2 人。相思相愛の恋人同士のように、チャンスメークし併殺を決めてきた。スタンドのファンへの あいさつが左翼に差し掛かったところで、井端の体が3度宙に舞った。「胴上げされたのは生ま れて初めて。選手会長1年目での優勝は名誉なこと」と井端。1年間、チームを引っ張った選手 会長への、感謝を込めたナインからのプレゼントだったのだろう。そして荒木に、大きな“プレ ゼント”が間もなく届く。10月10日に待望の第一子、女の子が誕生する予定。「絶対に忘れ られないシーズンになりました」。これ以上ない笑顔が、まぶしすぎる。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/4
5: 中日スポーツ [sage] ・福留もヒーローだ! ナインを祝福 “29人目のV戦士”が、背中を押されてマウンドへ突進した。左手のギプスには要注意! も ちろん胴上げには参加できないが、喜びは共有できる。福留孝介外野手(27)だ。しっかりと 歓喜の瞬間に立ちあった。「地元で決まってよかったですね。これから目標がしっかりと見えて くると思います。日本一目指して、やってくれるでしょう」フィールドに立つことはできないが 、その未練は断ち切った。仲間たちに託す日本一の夢。まずは挑戦権をゲットした誇れるチーム メートと、祝福の握手をかわした。地元胴上げの“特典”として、2軍からも全選手が加わった 。スタンドから福留の姿を見つけたファンから、感謝と激励の声援を受け取った。4番としてあ りがとう。ケガを治して戻ってきて。どちらも福留のエネルギーとなる。だからこそ、熱い戦い に加われないもどかしさより、ドラゴンズの悲願を応援する側に回れるのだ。「みんななら、き っとやってくれると思います」。ビクトリーランを笑顔で済ませ、福留の今シーズンが終わった。 ・川相「うれしい」 Gブランド捨て中日で最高の美酒 皮肉にも、川相昌弘内野手(40)の三振が、セレモニースタートの合図となった。優勝なら何 度も体験した。巨人で7度。その巨人で約束された指導者のレールをけり飛ばし、ドラゴンズで 現役を続けるイバラの道を選択した。不惑を迎えたばかりの男が、惑いに惑った末にたどり着い た至福のゴールだった。「うれしいよッ。最高ッ。野球を続けてきたからこそ、こういう感激を 味わえるんですよね」土壇場の翻意から始まったストーリーだった。昨秋、コーチ就任要請を受 諾しながらも、ムクムクと膨らんだ未練、執着。抑えられない。そう思った時、手を差し伸べて くれたのが誕生間もない落合竜だった。新監督は秋季キャンプでの入団テストを科した。チケッ トを買い、羽田から那覇への飛行機に乗る。実はそれこそがテストだった。「巨人というブラン ドを捨てられるか。そこだけだった。沖縄に来られるってことは、巨人を本当に捨てられるって ことだろ?」。もちろん川相は乗った。その瞬間、落合監督は「合格」の印を押していた。出場 75試合で、わずかに6安打、3打点。だが守備固めだけでなく、2度のサヨナラ打をファンの 記憶に刻み込んだ。井端、荒木、英智…。惜しみなく技術を伝授された中堅、若手は多い。献身 的ですらあった大ベテランは、文字通り、不惑の境地に達した。 ・白井オーナー「快適だった」 予期せぬ胴上げ アレックスにバルデス。屈強な外国人選手に囲まれては抵抗できなかった。胴上げを拒否してい た白井文吾オーナー(76)=中日新聞社会長=がナインの手で4回、宙に舞った。「最初、( 落合)監督に言われた時は断っていたんだが。胴上げされては、体が壊れてしまうから。でも、 言葉の分からない外国人選手を使われてはね」予想外の胴上げだったが、いざやられてみれば、 気分は悪くなかったよう。「快適だったね。うまく、持ち上げて、受け止めるものだね」と白井 オーナーは会心の笑みを浮かべた。1年前、落合監督を選んだ選択はこの日、正解と証明された。 次なる目標は日本一。「やってみないと分からんが、みんなの前で宣言したんだから、大いに期 待している」と期待を込めて話した。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/5
6: 中日スポーツ [sage] 徐々に更新します すみません http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/6
7: 中日スポーツ [sage] ・球界の問題 吹き飛ばした 中日・西川順之介球団社長「胴上げのシーンを見てこれが今年のドラゴンズだと思 った。落合監督が台風の目になり、選手がその周辺を回って目標に向かった。球界 にはいろいろな問題があったが落合監督と選手が一丸になって吹き飛ばしてくれた」 ・アレックス 信じられないん 美技!美技!レーザー ペナントを持つ手が震えた。4万大観衆の声援が体に染み込んでいく。「信じられ ない・・・なんともいえない。素晴らしいよ」。帽子でで声援に答えながらアレッ クス・オチョア外野手(32)はこの上ない幸せを感じていた.緊張がスタジアムを包 む中、この日も華麗な守備で味方のピンチを救った。6回には緒方の大飛球を背走し ながらランニングキャッチ。さらに延長11回二死1、2塁。代打・前田の中前安打に だれもが勝ち越しを覚悟した瞬間レーザービームを一閃。2塁走者を本塁寸前で憤死 させた。チャンスを生かせなかったが背番号4のひたむきなプレーにドラ党は惜し みない拍手を送った。ひとつの目標はクリアした。次は史上3人目の日米シリーズ制 覇の野望達成だ。「今年は負けだけど、チャンピオンはチャンピオンさ。次の目標は もちろん日米シリーズ制覇。それをずっと目標にやってきたからね。ぜひ日本シリー ズに勝ちたい」02年、エンゼルスで世界一に輝いた男はまだ見ぬパ・リーグの覇者を 手ぐすね引いて待っている。 ・岩瀬 万感 重ねた救援救援失敗の悔しさ・・・すべては”この日”の糧に 岡本 歓喜 最強右腕守り抜いた「今日は最高です」 歓喜の輪へ、竜投が誇るリリーフ陣次々と加わる。投手王国を支え続けた男たちがこ の夜は宙を舞う落合監督の体を支えた。「今日はしっかり投げることができたよかっ たです。最高です」何度も勝利への懸け橋をつないできた岡本真也投手(29)が叫ぶ。 この日も6,7回を抑えた落合英二(35)に続いて8回から登板すると力のある直球とを スライダーで1イニングを無失点。過去3年間の登板数が計50試合だった男が今季はこ の日で61試合目。前夜は2ランを浴びたものの、最強セットアッパーの一人に成長し た右腕がマウンドをがっちり守りぬく。その岡本が繋いだバトンを受け継いだのは岩 瀬仁紀投手(29)だ。負けたくない。大一番で強い意志を前面に押し出した左腕は9回 を3者凡退。延長10回2死満塁のピンチを招くが首位打者・嶋をスライダーで空振り三 振。左拳をぐっと握り締め、雄叫びを上げた。「苦しかった時もあった。これだけの 経験ができたシーズンはそうない。自分にとっても大きな優勝です」左足中指骨折で 出遅れ波に乗りきれなかったシーズン序盤。「野球人生の岐路に立っている」と唇を かみしめた夜もあった。だが球界を代表する鉄腕はシーズンが進むにつれ復調。8月は 日本代表としてアテネ五輪に出場し9月は10試合連続被安打セロも記録した。取り戻 した貫録の投球。この夜もどんなにピンチになってもホームは踏ませなかった。落合 英、岡本、岩瀬がそれぞれの仕事果たすと11回は平井が剛腕をうならせ無失点。12回 は久本がまさかの満塁弾を浴びたが最後まで勝利の執念を燃やし続けたリリーフ陣。 敗れた。だが76勝のうち68個の白星を運んで男たちは胸を張った。栄光に輝いた夜、 「守り野球」根底は最後まで揺らぐことはなかった。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/7
8: 中日スポーツ [sage] ・英智だ渡辺だ ”打つ、守る、走る”育った一芸集団 両手で万歳。もの静かな男が胸を張ってスタンドの”ヒデノリ・コール”にこたえた。 「勝利、優勝に貢献するプレーを考えてやってきた」英智外野手(28)が喜びをかみ しめた。落合野球の申し子的存在。「打つ守る走るのどこかに特徴がある選手を作る 」。ゼネラリストではなくスペシャリストの育成。落合監督が就任直後に掲げた方針 のもと、日陰の存在だった英智が抜群の守備力で一気に花開いた。2月の秋季キャン プ直後、脇腹を負傷してリタイアした英智。見方によっては脱落者。だが「選手を色 眼鏡で見ない」と公言していた指揮官には貴重な戦力として映っていた。患部はオー プン戦終盤に回復し、守備固め要因で開幕一軍入り。強肩とダイビングキャッチで落 合竜を救ったのは言うまでもない。終盤は8番右翼に定着。最強の”ライパチ君”と して野球少年があこがれる選手に。中日に英智あり−。一気にブレイクした。高橋光 信内野手(29)も白い歯をこぼした。右の4番候補も開幕早々に二軍落ち。再び1軍 に呼ばれたのは8月だった。戻ってきた高橋光は「自分は1打席、3時間の試合の5分に 勝負をかけている」吹っ切れていた。9月に代打で2本の本塁打、選球眼もよく選べる 。定評高い打力が代打の切り札という形で発揮された。渡辺博幸内野手(34)は抜 群の守備力を買われ多く1塁でスタメン起用された。オマール・リナレス内野脂(3 ]6)も巨人・工藤から代打逆転3ランなどいい場面で1発の凄みをみせた。これぞプ ロ。オレ流好みの銭を取れる技術を持つ職人たち。一様に笑顔で落合監督を胴上げした。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/8
9: ドラファンさん [] 長い!お疲れ様です!! http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/9
10: ドラファンさん [sage] 応援してます! 10・2の主要スポーツ紙を全部上げてくれるのを気長に待ってます! http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/10
11: オレ竜@めぐりあいドラ編 [sage] ども。中スポはWEBにないものもやりますね 他はWEB上のものと、評論と手記はやります。 (デイリー、サンスポ以外・・・) http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/11
12: 中日スポーツ [sage] ・憲伸最高 真のエースはひたすら勝利のために 胴上げに照れる落合監督に川上憲伸投手(29)はにこやかな笑みを浮かべて近づいた。 受け止め、また上げて・・・宙に舞う「66」の背中をずっと笑顔で見つめていた。待ち に待った歓喜の時。自己最多の14勝を塗り替え16個の白星とともにつかんだセ・リーグ 制覇。「今季は期するものがあった。シーズン通して頑張ることができたと思う」。エ ースとしてつかんだはじめての栄光だった。昨季は5月に右肩を負傷し苦悩と失望のう ちに終わった。「憲伸がいれば・・・」周囲の嘆きも耳に届くなか、今年にすべてをか けた。自ら台所に立って栄養面の改善に取り組み、最善の治療法を追求した。これまで 印刷だけだった年賀状。今年は約200枚。ほとんどに自筆「ボクの力で優勝します」と書 き込んだ。決意をはっきり明かすことで自らに重圧もかけた。復活の舞台は今年4月4日 広島戦、延長11回157球の熱投で勝利を呼び込んだ。チームが首位固めに入った7月上旬 から約2カ月間、1年目の5連勝大きく上回る8連勝。救援明けからコーチ陣から「貴重な ことのだぞ」と連戦の初戦を任されるようになる。初戦で流れをつかむか、逃がすかチ ームの勝利に徹する投球で不敗神話を築き上げた。99年の優勝時は8勝9敗。5年の歳月を 経てもMVPの呼び声も高くなるほどたくましく成長した。「(優勝争いの)当面の相 手が巨人だったこともあって自信にもなったし、印象に残っている。(連勝中は)「す ごいことやっているな」と思っていたけど1年目よりも経験を積んだのかな」。真のエー スの称号は手に入れた。今度は日本シリーズでパ・リーグの猛者の前に立ちはだかる。 ・谷繁 絶叫 投手王国引っ張る 試合終了、グランドに真っ先に飛び出して両手を振ってファンの歓声にこたえたのは谷 繁元信捕手(33)だった。もっと、もっと声援をくれとファンにアピールした。それほ どこの優勝がうれしかった。「オレ?オレよりも投手。みんながよく投げてくれて優勝 できた。オレの力じゃないよ」顔をクシャクシャにしてそう叫んだ。シーズン前、落合 監督は防御率2点台を掲げた。打撃技術が発達した近代野球で防御率2点台なんて夢の話 に近い。プレッシャーがベテラン捕手を襲う。その一方で負けん気がむくむくと頭を持 たもたげてきた。結果的に防御率は目標を大きく下回って3点台後半。しかし12球団で 4点を切っているのは中日だけ。それをリードしてきたエース捕手谷繁。胸を張ってい い。誇っていい数字だ。さぁ日本シリーズ。負けて6度目のリーグ制覇じゃ心の底から喜 べない。中日の頭脳が真価を発揮するのはこれからだ。 ・とびっきりの笑顔 山本昌は落合監督はトロフィーを受け取り、それを高々と掲げたグランド内でファンの 声援にこたえた。「みんなでひとつになって勝ち取った優勝だからよかった」と笑顔。 今季は25試合に登板して12勝をマークしベテラン左腕の健在ぶりを十分に発揮した。「 地元で決められてファンの方にも1年のお礼にもなったし、いいものを見せてもらいま した」と満足そうな表情で語った。 ・ペナント手に念願のビクトリーラン リーグ制覇を象徴するペナント。これを手に行進することが何よりも選手にとっては喜 びとなった。何色もの鮮やかな紙テープが舞う中、落合監督をはじめペナントを持った 選手たちがゆっくりとブランドを歩いた。スタンドのファンもだれも帰らない。みんな が立って惜しみなく拍手を送った。立浪がいる。荒木が笑う。井端が誇らしげに手を振 った。「よく頑張った。日本一頼んだぞ」そんな声援に川上が力強くうなずく。ナゴヤ ドームで決めた初の優勝。フィナーレにふさわしいシーンだった。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/12
13: 中日スポーツ [sage] ・オレ流語録 選手の力です。選手を褒めてください。 ▼優勝おもでとうございます いやーいいものですね。生まれて初めてのことですから。過去に何回か優勝しているん ですが、名古屋でしか優勝したことがないんで(現役時代は88年の中日、94年と96年の 巨人で優勝決定)皆さんは恐らく昨日だろうと思われていただろうけど、私は恐らく名 古屋で決まるだろうと思ってました。 ▼優勝の瞬間の気持ち 泣くだろうなと思ったが、冷静だった。インタビュー中ポロポロ泣く姿を想像したが、 人目に涙をさらさずによかった。 ▼胴上げの感触 いいものですね。生まれて初めてだし。はっきり言って自分の体がどこにあるのかわか らない。いつ上がって、いつ選手の手に自分の体が収まっているのか・・・。いい気分 。これは経験したものしかわからない。 ▼優勝できると公言 何人の方が信じてくれたか分からないがこうやってやればできるんです。投手中心の守 りの野球で。何とか一年戦い抜けな、と思っていた。選手は本当によくやってくれた。 ▼胴上げには二軍選手も参加 下の連中も名古屋にいたし、これだけの喜びは皆で分かち合おうということで全員参加 にした。 ▼誰に感謝したいか 私を指名してくれたオーナーが1番。うちの女房が2番。支えてくれたコーチングスタッ フや選手には本当に頭が下がる。 ▼負けての優勝に 本当は勝って優勝を決めたかったが私らしくていいんじゃないですか。この優勝は一生 忘れない。 ・Road To Victory 落合竜の挑戦 監督を叱り続けた男たち 歓喜の場内1周。指揮官のすぐ後ろを歩いた。選手のミスを決して責めなかった落合監督 になり代わり、時に”鬼”の役目も引き受けた男が久々に見せた笑顔だった。手早く、 しかし厳選したコーチングスタッフ。中でも落合監督がこだわった1人が高代延博野手総 合チーフコーチ(50)だった。腹心、参謀、知恵袋、家老ととして殿をいさめたことも 1度や2度ではない。そんな高代コーチから見たオレ流野球には2つのキーワードがあるそ うだ。「まず我慢やね。本当の意味で我慢できる人。オレの知っている監督の中では三 村さん(元広島監督、現ヘッドコーチ)が近いかな」我慢の指揮官。それが実を結んだ 好例は立浪だという。開幕から低打率にあえいでいた3割打者。「オレはもう外れるかも しれん」切迫した発言が高代コーチにも間接的に伝わってきた。だが使い続けた。5月か ら大爆発。我慢の効果はそれだけではない。「タツ(立浪)がマウンドに駆け寄る姿。 あれは(中日に在籍した)3年前にはなかった光景やで」。そしてもうひとつのキーワー ドは信頼だ。「監督は『知らなかった』ということはひとつもなかったと思うよ。選手 との関係もそう。オレたちコーチともそう。『任せた』といって途中から口出されるの が1番困るから」コーチ会議は上位下達ではなく議論の場になった。情報、意見が双方通 行で共有され、そこから方針が行き渡る。選手に対してもそう。信頼があるから我慢で きる。我慢してくれるから信頼が生まれる。プラスの循環は1年を通じて滞ることはなか った。「森と高代には本当によく怒られたなあ」投手部門の森、攻撃&野手部門の高代 。諫言を浴び続けた落合監督は苦笑い。勇将の下に弱卒なし。そんな言葉があるがドラ ゴンズは逆かもしれない。勇将の上に弱卒なし−。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/13
14: 中日スポーツ [sage] ・さあ日本一だ 落合監督「相手はどこでも勝つのはウチ」 セ・リーグ制覇は悲願のための第一関門、今季掲げた目標はまだはるか高みにある。50 年ぶりドラゴンズ史上2度目の日本一こそが今季の落合博満監督(50)が目指す究極の目 標なのだ。「ずっと言い続けている。オレたちは日本一になるんだ。そのためにはセ・ リーグ1位にならなければいけない。そのためのレギュラーシーズンなんだ」と落合監 督を。既に着々と手は打っている。落合監督の指令でスコアラーがパ・リーグの試合に 帯同し始めたのは9月17日のダイエー−西武戦から。パ・リーグのプレーオフに出場する はこの2チームに日本ハムを加えた3チーム。「3チームとも頭の中にはイメージはある よ。どんなチームカラーで今年入団した選手を除きどんな選手がいるかもわかっている」 と落合監督は言う。スコアラーにはもう1度、徹底的に選手の分析をするように命じ現在 はその作業の真っ只中だ。「個人的にはダイエーに出てきて欲しいな。レギュラーシー ズンを勝ち抜いてきたチームと戦いたいというのは野球人としての素直な感覚だ。もち ろん西武や日本ハムとやりたくないという意味じゃないけどな」とダイエーのレギュラ ーシーズン1位が決まったとき落合監督はそう漏らしたことがある。ダイエーとは5年前 の日本シリーズで激突し惨敗した。昨季も阪神を4勝3敗で破り日本一になったチーム。 チャンピオンを破って日本一に。そんな思いを抱く一方で西武、日本ハムとの戦いにも 周到に備えている。「オレの野球は変わらないよ。どこが相手でも。勝つ自信?。なけ れば戦わないよ。勝つのはウチだ」有言実行の男が不敵に笑う。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/14
15: 中日スポーツ [sage] ・一軍出場56人一丸でつかんだ頂点 世界の中心で優勝叫ぶ 川上憲伸「自分でもこれだけやれるとは正直を思ってなかった。今季は出来すぎです」 岡本真也「最高のシーズン。心残りは左わき腹痛で戦線を離れたこと、あれさえなければ」 岩瀬仁紀「けがやアテネ五輪出場などいろんなことがあった。本当にタフなシーズンだった」 平松一宏「優勝チームに在籍でき、うれしい。貢献したとは思っていないのでもっと力をつけたい」 佐藤充「入団1年目にいい経験になりました。来年はしっかり投げれるように頑張ります」 紀藤真琴「広島からきて優勝できたがうれしい。チームの一員でいられたこと誇りに思います」 朝倉健太「あまり貢献できなかったけど来季はもっと貢献できるに頑張りたいと思います」 久本祐一「転機は内転筋を痛めたこと。その分筋トレを頑張って球速がつきました」 川崎憲次郎「貢献できなかったが一軍のマウンドに立てた。監督、コーチの配慮に感謝している」 遠藤政隆「優勝できたのはうれしい。来季こそはその輪に加わりたいです。もう少し貢献したかった」 落合英二「貢献できなかったので来季はもっと貢献できるように頑張りたい」 石川賢「1年目で優勝うれしい。貴重な経験をさせてもらいました。これを来年につなげたいです」 山井大介「前半悔しい思いをしたことが後半の活躍につながった。最高にうれしい」 小山伸一郎「一軍で結果を残したかった。もう少し貢献したかったですね。来季はもっと頑張ります」 山本昌広「優勝争いは簡単にできるわけではない。緊張感のあるペナントレースだった」 平井正史「今季はモチベーションが全然違った。けがしたときも「早く戻ろう」とリハビリをした」 バルガス「少ししか1軍に貢献できなかったけど優勝できてうれしい。自分にとって初めての優勝だからね」 川岸強「そんなに貢献できなかったけど1年目から優勝できるチームにいることを幸せに思います」 ドミンゴ「最高の気分だね。いつも勝てたわけじゃなかったがペナント制覇に貢献できたと思う」 小笠原孝「今季は自分が足を引っ張ったようで歯がゆい。シリーズではモヤボモヤをぶつけたい」 バルデス「いつもベストチームにいたいと思っていたから優勝できてとても興奮しているよ」 野口茂樹「優勝できてよかったと思います。もう少し貢献したかったが・・・それができなくて残念です」 山北茂利「一軍では貢献できなかったけど、自分としては一所懸命投げられた1年だった」 宮越徹「大して貢献できなかったけど優勝できてうれしい。来季は貢献できるように頑張ります」 高橋聡文「優勝した年に1軍で投げられたからよかった。来季はもっと貢献できるように頑張ります」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/15
16: 中日スポーツ [sage] 長峰昌司「最初は一軍に上れたことで感激した。今はチームに貢献できたことがうれしい」 柳沢裕一「今季はとにかく集中できました。与えられた役割を精いっぱいやれたと思う」 谷繁元信「夏場に腰を痛め苦しいシーズンだった。復帰できたのトレーナーの協力があってこそです」 中野栄一「活躍できなかったけど。12球団で1番練習した結果が優勝つながったんだと思います」 前田章宏「1カ月しか一軍にいられなかった。貢献できなかったの来シーズンはがんばります」 田上秀則「優勝は嬉しいです。試合にも出られたし。今度はもっと貢献できる選手を目指して頑張るだけです」 小川将俊和「どうやったら勝てるか、一点を取る野球が勉強になりました。優勝できてうれしい」 清水清人「優勝うれしいですけど自分は何も貢献できなかったのでそれが心残りです」 前田新悟「チャンスを平等に与えてもらいながら結果を出せなかったのが悔しいが優勝は嬉しいです」 高橋光信「最高の思い出はもちろん。2本の代打3ラン。精神的にも大きくなれたシーズンだった」 荒木雅博「うれしいです。心からうれしいです。この喜びを励みに僕自身がさらに成長していきたい」 立浪和義「チーム全員が一丸となって勝ち取った優勝です。応援してくれたファンの皆さまのおかげです」 渡辺博行「自分にとっても最高のシーズン。使っていただいた監督や応援してくれたファンに感謝です」 井端弘和「球界再編問題もあり本当に疲れた一年でしたが苦労した分だけうれしい。報われました」 川相昌弘「巨人から中日に移籍して初めてのシーズンで優勝でき感慨深い。巨人時代とは違う喜びがある」 森野将彦「チャンスにしっかり応えようということを考えて戦ってきた。日本シリーズも頑張りたい」 筒井壮「もう少し試合に出てチームに貢献しかったです。もっと貢献できるように頑張ります」 リナレス「チームの勝利に貢献したいと思って努力していきた。今は優勝の喜びに浸りたい」 森岡良介「貢献できなかったけど、優勝うれしいですね。来季は一軍に定着できるように頑張ります」 善村一仁「優勝嬉しいですけど、自分としてはチームに最後までいることができなかったことが悔しい」 仲沢忠厚「常に一軍で結果を出すことを考えて野球やってきた。優勝の輪の中に入れて嬉しいです」 福留孝介「優勝へこれからというときにけがをしてしまった。残念ですが優勝はうれしいです」 アレックス「チームのため優勝のために自分ができることをやった。次は日米両制覇をめざしてがんばる」 井上一樹「優勝は嬉しい。自分としては山あり谷ありのシーズンだった。日本シリーズで頑張りたい」 関川浩一「ベテランがチームを引っ張って、すごくいいムード。自分は貢献できなかったがうれしい。 中村公冶「勉強になりました。いつか自分も戦力として優勝を味わいたいです」 幕田賢治「何も貢献できませんでしたけど。優勝チームでやったことはいい経験になったと思います」 森章剛「優勝という貴重な場所にいることができてうれしい。必ず一軍に上がると信じて頑張った」 土谷鉄平「初の1軍昇格で勝ってる場面で起用された。一勝に向かって全力でプレーできた。うれしいです」 英智「勝利につながるプレーを心掛けた1年だった。優勝に少しでも貢献できて幸せです」 大西崇之「最高です。落合監督を中心に選手全員がまとまっていました。ファンの応援に感謝しています」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/16
17: 中日スポーツ [sage] ・セ5球団監督 敗戦の弁 ◆ヤクルト若松監督 「落合監督はどっしり構え、選手を信頼して使っていた。春季キャンプから独自の指導 がいい方向に出たと思う。どんどんいい投手が出て、打線では1、2番がしっかりして いた。1年目で優勝とは大した監督だと思う」 ◆巨人・堀内監督 「今年の中日は攻守ともに選手たちが適材適所の働きをしていた印象がある。特に投手 陣は、ウチの打線をもってしても大変苦しめられた。日本シリーズでは、セの代表とし て日本一を目指して頑張ってほしい」 ◆阪神・岡田監督 「ウチが中日を走らせた面もある。特にウチは(2勝12敗の)ナゴヤドームでは打て なかったし、終わっていたら負けているような感じだった。中日の強さは投手陣と守り 。それと攻守ともに1、2番がすごく機能していた」 ◆横浜・山下監督 「誤算はギャラード、佐々木ら後ろの投手が4枚いなくなったこと。それを補う選手層 の厚さもなかった。中日は1点の重みのある野球をした。落合監督は豊富な投手陣をう まく使った。うちは来季のためにも3年連続の最下位にだけはなってはいけない」 ◆広島・山本監督 「おめでとう。投手力と守りの差だった。センターラインの差が最後に大きく出た。振 り返ってみれば、(4月2日の)中日との開幕戦だった。5点差をひっくり返された負 け方が尾を引き、中日を勢いづけてしまった」 ・ドラゴンズおめでとう 長嶋茂雄(元巨人監督) 「リーグ優勝おめでとうございます。今年のドラゴンズは監督以下チーム全員で優勝 を勝ち取ったという印象が強いシーズンでした。春におじゃましたおり、打撃力アッ プを目指すと言いながらしっかりブルペンの充実を図っていたことが思い出されます 。シーズンはその投手陣がリーグ1の活躍でチームを引っ張りましたね 落合監督の大胆かつ細心で野球が実を結びましたね」 ・阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクター 「優勝おめでとう。脂が乗り切った選手と伸び盛りの若手がうまくかみ合った結果だ ろう。ホームランは多くないが少ないチャンスをものにして着実に勝ちをつかんだ。 また安定した投手陣と鉄壁の守による守り勝つ野球」は見事だった。落合監督は選手 の特徴をうまく見抜いた起用、さい配をした。あのルックスと話し方のイントネーシ ョンの勝利だね。選手もそれにこたえていた。逆にいえば阪神、巨人が頑張り切れな かったということ。どの球団も苦手チームを作ってしまったね」 ・ダイエー・王監督 「セ・リーグ優勝おめでとうございます。中日の胸を借りて日本シリーズを戦えるよ う目の前のプレーオフを頑張ります」 ・西武・伊東監督 「素晴らしいの一言。うちはプレーオフの真っ只中。まったく余裕はありませんが中 日は特に投手力が素晴らしいという印象があります」 豊蔵一セ・リーグ会長 「「守って勝つ野球」の勝利だった。チーム防御率は12球団で唯一3点台とエース川 上を軸にした投手陣は安定感抜群だった。終始「落合流」を貫き一年生監督とは思え ない巧みな選手起用でそれぞれの力を引き出した手腕に敬意を表します」 ・中日OB会・中利夫高会長(元中日監督) 「まずはリーグ優勝おめでとう。何とといっても今年は投手を中心とした守りの勝利 。荒木、井端の2遊間、それに外野陣。堅実さは他球団と比べてもずば抜けていた。 落合監督の選手を見る目の確かさも驚かされた。起用する若手選手はことごとく活躍 し勝利に貢献する。それが選手の自信になりチーム力も増していった。対戦する相手 チーム頼りなく見えたのもそれだけ中日がしっかりした野球をやっていたから。次は ぜひとも50年ぶりの日本一期待しています」 米大リーグアスレチックスのケン・モッカ監督(元中日内野手) 「そうか。中日が優勝したのか。それはいいニュースだ。私の監督室には中日を退団 した時チームメートから胴上げしてもらった写真が額に飾ってあるんだ。きっとあの シーンがあったんだな。うちも一緒にア・リーグ西地区で優勝したかったがもう少し かかりそう。中日にあやかって早く優勝を決めたい」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/17
18: 中日スポーツ [sage] ・優勝おめでとう角界からのお祝いメッセージ ・マリナーズ イチロー オリックス時代に一緒にやっていた平井選手が頑張っていることを聞きうれしく思って ました。指導者として未経験の落合監督が就任1年目で成果を残され尊嘆思いです。 ・開幕式で始球式伊藤清貴君 開幕戦で始球式をやらせもらった年に優勝。とてもうれしいです。投げた時に「ナイス ボール」とほめてくれた谷繁さんに「優勝おめでとうございます」と言いたいです。 ・名商大監督 中村順司 立浪は主将を務めた高校時代からチームの中で何をすべきかを分かっている男。監督に 信頼されてやりやすかったのでは。福留はけがで残念なことになったが4番の仕事を果 たした。 ・柔道吉田秀彦 愛知県大府市生まれの私は大のドラゴンズファンである両親に連れられ、よくナゴヤ球 場に行ったものですとナゴヤドームにも一度、応援に行ってみたいですね。 ・グランパスFW ウェズレイ 名古屋に野球のチームがあるとは知らなかった。時間があればテレビで見ている。もち ろんうれしい。ここまで野球に詳しくなれたのはドラゴンズのおかげもあるし。 ・グランパスDF 古賀正紘 同じ地域のプロチームとしてドラゴンズ優勝はすごく刺激になった。僕らも優勝できる よう頑張ります。おめでとうございます。 ・大相撲 朝乃若 今の中日には高校(愛工大名電高)のお知り合いもいない。ちょっと寂しい感じはある んですがやっぱり地元ですから結果をいつも気にしてます。日本シリーズも頑張って下さい ・ゴルフ 不動裕理 あまり野球に興味がない私ですが中スポで連載を持ってからドラゴンズの試合の結果が 気になるようになりました。日本シリーズでもいい戦いをしてください。 ・トヨタ車体監督 原田稔(ラリーチーム?) リーグ優勝おめでとうございます。有言実行「オレ流」の落合監督。われわれもあやかり たいものです。地元に元気と勇気をくれたドラゴンズに感謝したいと思います。 ・競馬調教師 中村 均 筋金入りのアンチ巨人の私としては中日が巨人を倒すのがうれしくてたまりません。走攻 守、三拍子そろった2番井端がいれば来年も巨人をやっつけてくれると信じています。 ・競馬調教師 橋口弘次郎 悔しいです。愛する巨人が敗れるなんて思いませんでしたから。落合”様”と呼ばせてく ださい。勝負どころにたけていて他の監督とはひと味違う。脱帽です。夢は打倒!ドラゴ ンズだ。 ・競馬調教師 音無秀孝 阪神ファンですが今年は勝てる気がしませんでした。ドームでの11連敗。これだけワンサ イドで負ければ気持ちいいくらいの惨敗でした。中スポの紙面にも勢いがありましたね。 ・競艇 池田浩二 おめでとうございます。昨年落合監督に「一緒にドームで胴上げしましょう」と声をかけ てもらった。以来監督のファン。正しくオレ流さい配。ほんと、シブイ。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/18
19: 中日スポーツ [sage] ・ROAD TO VICTORY 選手の言葉で振り返るあの一投あの一打 今もまぶたに焼き付くあのシーン・・・。ついにつかんだセ界の頂点。今年の竜ナイン は数々のドラマを演じてくれた。そんな感動ドラマの1コマ1コマを中スポ紙面を飾った 写真でプレーバック。それにV戦士の直筆サインをえたた2,004年中スポ強竜写真展。 あの川上の力投があったから、あそこで立浪の一打があったから・・・。歓喜のVロー ドをもう1度振り返ってみては-。 ・川上 11回熱投今季初勝利 4.4 広島戦 ナゴヤドーム 「今季最初の先発ですよね。最初は調子が悪かったんですけどそのうち体もほぐれてき て、初めて延長まで投げ切りました。150球以上?まあ最後は気持ちだけでしたね。1番 最初の登板でこれだけ投げることができていいスタートを切ることができたな、という 感じはありました」 ・アレックス 逆転サヨナラ3ラン 4.7 巨人戦 ナゴヤドーム 「あのサヨナラ本塁打はよく覚えているよ。巨人戦だったし、声援が大きくてすごかっ たから。本塁打すべて印象に残っているけどやはり勝ったら特に嬉しいよね。ハッピー だったし勝ったことがとてもうれしかった。落合監督と抱き合った?監督と選手が抱き 合うことはアメリカではよくあることだよ」 ・落合 1球セーブ 4.27 広島戦 広島市民球場 「シ−ズンを振り返っても何も貢献していなかったので自分自身ふがいないです。日本 シリーズは少しでも力になれるようにがんばりたいですね。とにかく存在感を出してい きたいです」 ・立浪 ミスターに並ぶ通算418四二塁打 5.7 阪神戦 倉敷マスカット 「あの試合よく覚えていますよ。二塁打の記録で長嶋さんに並んだことも自分でもすご いことだと思いますけど、打撃の感覚を自分の中で「これやッ」とつかめた試合なんで す。開幕からずっとチームに迷惑をかけてきましたがあの日を境にダイミングがしっか り取れるようになって。中スポさんの写真を見た瞬間、倉敷やなってすぐわかりましたよ」 ・谷繁 通算150号 5.18 広島戦 広島市民球場 「打っただけでなく試合に勝てたことがうれしいですよね。広島は故郷だし。昔から何 か相性がいいですよ。よく冗談で「広島に入っていたら200本塁打は打っていましたよ」 なんて言うぐらい。球場は狭いだけじゃない何かがあるんでしょうね。勝ち越しの一打 でもあったし思い出深いですよ。ただ今回中スポさんに写真と記事を見せてもらって思 い出したんですが。あの日試合で5割だったんですね。そこから一気に・・・。何か不 思議な気持ちです」(それもまたtanisige) ・山本昌 2500投球回数達成 6.18 横浜戦 ナゴヤドーム 「史上43人目日へんだったんですってね。達成したあとで知りました。われながら長い 間野球をやれているんだな、幸せなことだな。素直にそう感じましたね。同級生もやり たくてもやっていっていない選手がたくさんいるんだから。僕よりすごい選手ならたく さんいたと思う。でも丈夫に産み育ててくれた両親に感謝ですよ。あと個人記録がかか っていても通算何勝とかならとにかく勝つから喜べるけど、イニングだと負けるかもし れない。打線が点を取ってくれたおかげで喜びも倍増しました。それにも改めて感謝です」 ・福留 満塁一掃で奪首 6,22 巨人戦 札幌ドーム 「今のけがをしている状況でよく覚えていないというのが正直な気持ちです。3塁打はた またまの結果でしょうけどグランドが硬くで球が弾みやすいという球場の特性も三塁打 にあっていたと思います。(札幌ドームは球場第1号ホームランを放つなど)縁起がいい 場所と言い聞かせて打席に立ちました。チームが単独首位に立てた試合で逆転打を打て たのはよかったと思います。 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/19
20: 中日スポーツ [sage] ・英智 スーパーレーザービーム 6.27阪神戦 ナゴヤドーム 「僅差で勝っていたのでなんとかして0点抑えたかった。集中していたので谷繁さんし か見えなくて、持てる力を出そうと思って投げただけです。日ごろの練習の成果が出た と思います。今季でいくつかのプレのうち心に残るものです。勝ちにつながったので余 計にそう思いますね」 ・長峰 虎狩り プロ初勝利 7,28 阪神戦 甲子園球場 これ2回目の甲子園で投げたときの写真ですよね。プロ初登板(7月17日・甲子園)のと きは3者三振に抑えて後ろを見てないですからすぐ分かりました。この試合は5時間以上 の大接戦で「思いっきり腕を振っていこう」と思っていました。谷繁さんのミットだけ 見て投げました。初勝利?そのことを考えている余裕はなかったです。なんかずっと昔 のように懐かしいです」 ・川相 サヨナラナゴヤドーム初安打 8.1ヤクルト戦 ナゴヤドーム 「ナゴヤドーム初ヒットだったし名古屋のファンに喜んでもらえたのが何より。8月の苦 しい時期に入って最初の試合でいい勝ち方ができた。チームにとっても自分にとっても 大きい試合だった」 ・平井 ドラゴンズ初セーブ 8,8 広島戦 広島市民球場 「この時までちょっと調子が悪かったんですけど、この日の広島戦から腕が振れるよう になったんです。この日も投げながら「150キロ以上出ているな」という実感はありまし た。先発からリリーフに回り注意したのは制球よりも勢い。スピードというよりがむし ゃらな勢いで思い切り投げましたね」 ・岡本 2イニング4奪三振 8,24 巨人戦 東京ドーム 「あの試合が今年1番調子がよかった。それまで東京ドームではサヨナラ押し出しなどあ まりいい思い出はなかった。でもこの場面でそんなこと気にしても仕方ないから気合い で投げました。これ以上ない納得のピッチングでした」 ・荒木 イチローに並ぶ8度目1試合4安打 8.29 横浜戦 ナゴヤドーム 「本当にうれしかったからあの日の4安打は覚えてますよ。3安打した時点で絶対に4安打 してやると狙ってましたもん。打席に入るときもどうやって打つか、それしか考えてい なかった。外の球をうまくおっつけて打つことができました。アレッその割にはこの写真 視線がレフト方向に行っている、おかしいな」 ・井端 華麗スライディング 9.7 巨人戦 東京ドーム 「走っている時からこれは微妙なタイミングになるってことは分かっていました。巨人の 捕手がブロックに来てもいいように心の中で準備をしてたから」 ・岩瀬 サヨナラ呼ぶ2イニング0封 9,10 広島戦 ナゴヤドーム 「たとえ2イニングだろうが、チームの勢いがここまでつくと、抑えの僕が疲れとか、し んどいとか言ってられないしそうな感覚もありません。与えられた場所でとにかく全力を 尽くす。自分にできることはそれだけだから、あの時もそんな感じでした」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/4593/1096705322/20
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