【中】J10や99式や054型等について語る【国】★15 避難所(6) (1000レス)
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18: 2018/08/29(水)18:15 ID:UNpKNMpc0(2/127) AAS
久方ぶりの紹介になります。漢和防務評論5月号の興味深かった記事の紹介です

・中国、ロシアから最新のAAMを導入…Su-35の調達と合わせてR77の改良型であるRVV-SDの引き渡しも開始
 今後は、中国製兵器のSu-35への統合が進められるものとみられる。

・近年の中国空軍の事故の頻発に関して…事故率の高まりの原因として、①訓練レベルが増しているため、これ
 までは明らかにならなかった問題が発生した。②訓練体制や飛行安全措置がNATO水準に達していない、③高等
 練習機の不足、④パイロットがしばしば民間航空に引き抜かれる ⑤パイロットの意識に「国家財産である飛
 行機を優先する」志向が残っている、などの要素が挙げられている

 近年、空軍の訓練時間は大幅に伸びている。J-8時代は年間飛行時間は50~80時間で、重点部隊でも100時間だっ
 たが、現在では通常でも160時間に達している。一名のパイロットを要請するには8~10年の時間と20万ドルを超
 えるコストを要する。ここ10年間の飛行機事故の50%以上は、中隊長以上のパイロットによるもので、これは組織
 上の問題に起因するところが大きいとみている。近年、新世代航空機への更新は進んでいるが、その品質につい
 ては、なお向上の余地があるとまとめている

・中国空軍の作戦訓練における新たな課題…近年、J-20が演習に参加するようになり、ステルス機と在来機の統合
 運用や、ステルス機への対抗措置について、より深化した訓練の実施が課題となっている。
  ステルス機探知のため、中国では各種ミリ波レーダーを開発・配備しており、地上レーダーと航空部隊との統
 合運用は訓練の主要課題の一つ。ステルス機に対抗する措置としては、このほかにも大量のデゴイ、偽の指揮所
 やレーダーサイトの使用、強力な探知力を有するレーダーの短時間使用による探知、F-22のレーダーに対する妨
 害措置、各種電子戦機の投入など多種多様に及ぶ。

・093B型攻撃原潜の日本近海での活動について…多数の哨戒機や重点的なソナー網が設置されている西南群島を突破
 するのは至難の業。093B型が国旗を掲げて航行したのは、潜航状態でのデータ収集をされるのを嫌ったためとみら
 れる。同艦は北海艦隊の第一潜水艦支隊所属で、この行動は最高レベルでの承認を得たものであり、現場での勝手
 な行動ではありえない。

 093B型は、循環式原子炉の採用や新型の艦殻採用などにより、既存艦よりも静粛性を向上させているが、そのレベ
 ルはロシアの同クラス艦とくらべてもまだ騒音発生率が高いとみられる。船体後部のタートルバックの存在も、騒
 音源の一つと見られ、設計における課題がまだまだあると言える。

 一方で、中国軍事工業の潜在力は軽視すべきではなく、段階的にその水準を高めているのも事実。インド海軍の情報
 では、中国は数年前からインド洋での原潜の運用を開始しており、YJ-18と093B型の組み合わせは、相応の脅威。(そ
 の反面での、軍事工業における信頼性に関する問題の存在にも言及)
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