反対運動に関する活動指針・試案 (30レス)
1-

1: 鳥山仁 2008/01/18(金)02:44 AAS
1)総則
 この文章は、ゲームユーザーが表現規制反対運動に関心を持ち、かつこれに参加するためにはどうしたらよいのかをマニュアル化したものです。ただし、この文章はあくまでも指針の一種であり、絶対的な教義のようなものではないことを、予めお断りしておきます。更に、この文章は試案であり、今後の議論によって内容や文藻の序列に変化が生じる可能性が高いことも、予めお断りしておきます。
2: 鳥山仁 2008/01/18(金)02:44 AAS
2)目的
 表現規制反対運動の目的は、憲法で保障されている『表現の自由』を担保に、児童の人権や健全育成を名目に表現を規制する、あるいは法的なテクニックを用いて法律に触れない形で表現の自由を規制する個人や集団の活動を妨害し、法規制を成立させない・既成事実化させないことにあります。

 従って、抗議の対象は法規制を推進する活動家、活動団体、マスコミ、地方行政、国家行政であり、特定の作品に対する批判や中傷は含まれません。たとえば、ゲーマーの中にはギャルゲーと呼ばれる女性との恋愛をシミュレーション化したゲームを過度に敵視し、これを誹謗中傷する人が存在しますが、それらの意見表明は「法律で規制しろ」と言ったり、実際に製作者や販売会社などにクレームを乱発しない限り攻撃の対象ではありません。

 しかし、残念なことに、表現規制反対運動に参加している人間の中には、自分の好きな作品を批判された=表現規制であると主張する人間が少数ながら実在します。好き嫌いは個人の自由ですし、それを表明するのも個人の自由です。自分の好きな作品が必ずしも誰からも愛されるわけではない、ということは深く心にとどめておいてください。
3: 鳥山仁 2008/01/19(土)04:40 AAS
3)対象
 表現規制に対抗するための手段は、規制対象とされる表現の内容と、規制しようとする相手の立場によって異なります。表現規制に積極的な個人、団体は、大まかに分けると以下のようになります。

(1)警察官僚
 表現規制反対運動における最も対処の難しい相手が官僚組織です。何故なら、官僚組織はテストで選ばれた人間によって構成されており、その任命権は原則として互選、つまり官僚組織内部で決定されているからです。そこで、官僚の大部分が常に注意しているのは自分の上司の意向と同僚との出世競争の2つで、一般市民の事などどうでもいいというのが本音です。ですから、自分の上司が「表現規制をするぞ」と言い出したら、構成員は後先考えず右に倣うというのが通例です。

 表現規制運動に関与しようとする官僚組織の代表的なものが警察で、その表向きの動機は青少年の健全育成、もしくは犯罪防止です。しかし、その真の理由は省益の拡大(1円でも予算を多くぶんどること)と天下り先の確保で、表現規制との主な接点はインターネットとコンビニになります。つまり、青少年が「偶然」有害な情報に接する恐れがあるシチュエーションというものを想定し、これを防止するためには規制が必要だという結論を導き出し、それを予算確保の理由としているわけです。
4
(1): 鳥山仁 2008/01/20(日)03:04 AAS
 警察がインターネット規制に乗り出したのは1994年以降で、担当部署は生活安全部であるというのが現在の定説です。これ以降、歴代の生活安全部部長は、インターネットの規制強化を連呼し続けています。つまり、会社にたとえるのであれば部長クラスの人間が、表現規制運動の事実上のトップを務めているということです。

 これは一見するとどうでも良いことのように思われますが、規制反対運動に参加する際には決して忘れてはならない情報の1つです。国政に関わる行政官の事実上のトップは事務次官で、警察組織において警察庁長官が同等の地位と見なされています。こうした高級官僚のトップは国務大臣を補佐する役割があるので、官僚組織と大臣(その多くは国会議員)の意向を調整する過程で穏健な立場に立たざるを得ないのに比較して、高級官僚の課長・部長クラスは、そのような雑事に煩わされる事がないために、かなり自分勝手に組織を振り回せるのです。そこで、国会議員をのぞく行政側から表現規制を意図する政策なり活動なりが行われた場合、まず疑ってかからなければならないのが、課長・部長クラスの官僚ということになります。

 話を戻して警察庁の生活安全部ですが、元々は風俗取り締まりを目的とした防犯部と、少年犯罪の取り締まりを目的とした保安部が合併して成立した部署です。そして、これが原因で、日本では「青少年の健全育成のためにポルノを取り締まる」という奇妙なロジックが成立しました。本来であれば、ポルノは未成年者が購入してはいけないアイテムですから、青少年に与える影響など微々たるものでしかないはずなのに、敢えてその部分だけをフレームアップして騒ぎ立てる背景には、警察機構の所轄問題が潜んでいるわけです。
5: 鳥山仁 2008/01/21(月)02:27 AAS
 しかし、これがそれほど騒ぎ立てられないのは、生活安全部がインターネット規制の口実として用いようとしているターゲットとして、合法的なポルノの優先順位がそれほど高くないからです。すなわち、生活安全部が規制しようとしている対象の優先順位は、

1位・児童買春を誘発する出会い系サイト

2位・既に非合法であることが確定している、実在する児童が出演して製作された児童ポルノ

3位・わいせつ物として合法的なポルノ、暴力的なゲームetc

で、これは証拠として価値の高い順番から自動的に決定されています。
省3
6: 2008/01/21(月)12:11 AAS
送り先に悩んだけど、「試案」のタイトルがあることだしその場で練るべきと考え、直接レスします。

>わいせつ=違法
ここは
わいせつ「ゆえに」違法
とする方が適切なのじゃないでしょうか。

これから書かれる予定なのかもしれませんが、児童ポルノ禁止法と児童福祉法違反とはクロスオーバーする部分が多いことは知られていると思いますが(少なくともここではたびたび話題に上っていたはず)、具体的な差異と問題点など解説いただけると理解が深まると思います。
7: 2008/01/21(月)22:46 AAS
>>4
>本来であれば、ポルノは未成年者が購入してはいけないアイテムですから、

ちょっと待ったちょっと待った。
科学的なデータが無いその主張に賛同しない人もいる事を忘れないでください。

ただ、今この場でその件をあーだこーだやるのは愚の骨頂なので、せめて「本来であれば、ポルノは未成年者が購入して
はいけない〜青少年に対し有害かどうか、科学的な裏付けは一切無いが、〜アイテムですから、」に、変えていただけないでし
ょうか。
8: 2008/01/22(火)00:23 AAS
7さんじゃないですけど、僕もちょっと気になりました。
「本来」とは県条例によって購入が禁止されている点を指していると
僕は解釈したのですがどうなのでしょうか。
9: 2008/01/22(火)04:21 AAS
「多くの場合、未成年者(国により18〜21歳未満と幅があるが、
日本の場合は18歳未満)の購入・観賞が好ましくないと
考えられているアイテム」でいかがでしょう。
10: 鳥山仁 2008/01/22(火)13:20 AAS
7さん

これは私の書き方が間違ってますね。
意図に関しては8さんがおっしゃっているとおりです。
修正案に関しては、9さんものので良いと思います。
後で直しますね。
11: 鳥山仁 2008/01/23(水)12:50 AAS
4の修正版です。

 話を戻して警察庁の生活安全部ですが、元々は風俗取り締まりを目的とした防犯部と、少年犯罪の取り締まりを目的とした保安部が合併して成立した部署です。そして、これが原因で、日本では「青少年の健全育成のためにポルノを取り締まる」という奇妙なロジックが成立しました。多くの場合、未成年者(国により18〜21歳未満と幅があるが、日本の場合は18歳未満)の購入・観賞が好ましくないと考えられているアイテムですから、青少年に与える影響など微々たるものでしかないはずなのに、敢えてその部分だけをフレームアップして騒ぎ立てる背景には、警察機構の所轄問題が潜んでいるわけです。
12: 鳥山仁 2008/01/23(水)13:18 AAS
 しかし、上記2つと比較すると、ゲーム・アニメ・マンガなどの創作物の証拠としての価値は著しく価値が低く、裁判で「ゲームやマンガのせいで事件が起きた」と主張しても、これが受け入れられるかどうかは疑問です。むしろ、某かの猟奇的事件が起きた場合、容疑者の弁護側が同じロジックを使って「容疑者はゲーム・アニメ・マンガの影響を受けて事件を起こしてしまったので減刑しろ」と主張するケースが散見されるので、警察や検察がこれらの主張を公的に承認する可能性は低いと考えた方が自然です。

 たとえば、1999年に山口県の光市で起きた母子殺害事件のケースでは、犯人が殺害した生後11ヶ月の乳児を押し入れに入れたのは「ドラえもんが何とかしてくれると思った」からで、同じく殺害した母親の遺体を性的に暴行した理由を「復活の儀式だった」(RPGのキャラクターが、死亡後に復活することを意識したもの)と説明し、殺意があったことを否定しています。

 ここで少し話が脱線しますが、規制推進派、あるいは規制容認派と「ゲームやアニメなどの創作物が凶悪犯罪を誘発するかどうか?」という論争になった場合、光市の母子殺害事件のケースを持ち出して、「貴方のいっていることが正しいとすれば、ドラえもんのせいで乳児が殺されたことになるんですけど、貴方はそれを本当に信じているんですか?」と言質をとって下さい。規制推進派の大部分は、ポルノや暴力表現が犯罪を誘発するという根拠のないロジックを無批判に信じているので、ポルノでもなければ暴力的でもない創作物の影響で凶悪犯罪が起こったという話になった段階で思考停止が起こります。
13: 鳥山仁 2008/01/23(水)13:20 AAS
あ。間違えた。同じ文に価値の単語を2回使っちゃってますね。以下が修正版。

 しかし、上記2つと比較すると、ゲーム・アニメ・マンガなどの創作物の証拠としての価値は著しく低く、裁判で「ゲームやマンガのせいで事件が起きた」と主張しても、これが受け入れられるかどうかは疑問です。むしろ、某かの猟奇的事件が起きた場合、容疑者の弁護側が同じロジックを使って「容疑者はゲーム・アニメ・マンガの影響を受けて事件を起こしてしまったので減刑しろ」と主張するケースが散見されるので、警察や検察がこれらの主張を公的に承認する可能性は低いと考えた方が自然です。

 たとえば、1999年に山口県の光市で起きた母子殺害事件のケースでは、犯人が殺害した生後11ヶ月の乳児を押し入れに入れたのは「ドラえもんが何とかしてくれると思った」からで、同じく殺害した母親の遺体を性的に暴行した理由を「復活の儀式だった」(RPGのキャラクターが、死亡後に復活することを意識したもの)と説明し、殺意があったことを否定しています。

 ここで少し話が脱線しますが、規制推進派、あるいは規制容認派と「ゲームやアニメなどの創作物が凶悪犯罪を誘発するかどうか?」という論争になった場合、光市の母子殺害事件のケースを持ち出して、「貴方のいっていることが正しいとすれば、ドラえもんのせいで乳児が殺されたことになるんですけど、貴方はそれを本当に信じているんですか?」と言質をとって下さい。規制推進派の大部分は、ポルノや暴力表現が犯罪を誘発するという根拠のないロジックを無批判に信じているので、ポルノでもなければ暴力的でもない創作物の影響で凶悪犯罪が起こったという話になった段階で思考停止が起こります。
14: 鳥山仁 2008/01/26(土)04:43 AAS
 さて、話を戻して生活安全部ですが、少なくとも児童買春や実在する自動を撮影した痔瘻ポルノと比較した場合、マンガやアニメやゲーム等のプライオリティ(優先順位)が低いことは先ほども述べました。にもかかわらず、未成年者による殺人事件などの凶悪犯罪、もしくは未成年者が被害にあった性犯罪、殺人事件などが起きるたびに、容疑者が暴力的なゲームを所持していた、あるいは容疑者が児童に「見える」キャラクターが登場するエロマンガを所持していた等の、犯罪と創作物にさも相関関係があるかのような事実が警察筋の情報として報道されます。ということは、警察はやはり創作物の規制を優先的に行いたいのでしょうか?

 このからくりも、実は先ほど述べた所轄の問題と関係があります。強姦や殺人などの犯罪が起きた場合、これを担当するのは事件が起きた地域を所轄している警察の刑事課、もしくは事件が重大だと思われる場合は警察庁の刑事部です。これに対して、青少年の健全な育成を目的(?)として表現規制に精を出しているのは生活課、もしくは生活安全部。つまり、殺人事件とゲーム、もしくは子供への性的なイタズラとエロマンガに関係がありそうだとマスコミに喋っているのは刑事課や刑事部の警察官で、インターネットを規制せよと叫んでいるのは生活課や生活安全部の警察官なので、主張者の所轄が異なるのです。

 すると、表現規制反対派が「警察は表現の自由を侵害するな!」という主張を警察にぶつけても、のれんに腕押しの状態になります。たとえば、インターネット規制をやりたがっている生活安全部に「マンガを規制するな!」と訴えても、「我々(この場合の我々には、警察及び生活安全部という二重の意味がある)はマンガを規制しろとは言っていない」と言われ、刑事部の方に「マンガを規制するな!」と訴えても、「我々(この場合の我々には、警察及び刑事部という二重の意味がある)はマンガを規制しろとは言っていない」と言われてしまい、宙ぶらりんの状態にされるということです。

 確かに、上記の発言は個々で判断する限り間違ってはいません。刑事部の警察官は、マスコミに「容疑者の家からエロマンガが見つかった」と言うかもしれませんが、インターネットを規制したがっている生活安全部とは所轄が異なるので「マンガを規制しろ」とは言いませんし、また、その問題に関しては生活安全部の所轄なので自分たちは関係ない、というスタンスでしょう。

 また、生活安全部の方は「インターネットを規制しろ」と主張していますが、逆に「犯人の家からエロマンガが見つかった(ので、エロマンガが犯罪を誘発した)」という趣旨のコメントは出していません。自分たちは事件捜査に関与していない=所轄は刑事部だというスタンスなので、事件が起こったのは創作物のせいだとは言わないわけです。
省2
15: 鳥山仁 2008/01/26(土)04:46 AAS
×→自動
○→児童
×→痔瘻
○→児童
ですね。
うはは。誤字が多いな。修正します。

 さて、話を戻して生活安全部ですが、少なくとも児童買春や実在する児童を撮影したポルノと比較した場合、マンガやアニメやゲーム等のプライオリティ(優先順位)が低いことは先ほども述べました。にもかかわらず、未成年者による殺人事件などの凶悪犯罪、もしくは未成年者が被害にあった性犯罪、殺人事件などが起きるたびに、容疑者が暴力的なゲームを所持していた、あるいは容疑者が児童に「見える」キャラクターが登場するエロマンガを所持していた等の、犯罪と創作物にさも相関関係があるかのような事実が警察筋の情報として報道されます。ということは、警察はやはり創作物の規制を優先的に行いたいのでしょうか?

 このからくりも、実は先ほど述べた所轄の問題と関係があります。強姦や殺人などの犯罪が起きた場合、これを担当するのは事件が起きた地域を所轄している警察の刑事課、もしくは事件が重大だと思われる場合は警察庁の刑事部です。これに対して、青少年の健全な育成を目的(?)として表現規制に精を出しているのは生活課、もしくは生活安全部。つまり、殺人事件とゲーム、もしくは子供への性的なイタズラとエロマンガに関係がありそうだとマスコミに喋っているのは刑事課や刑事部の警察官で、インターネットを規制せよと叫んでいるのは生活課や生活安全部の警察官なので、主張者の所轄が異なるのです。

 すると、表現規制反対派が「警察は表現の自由を侵害するな!」という主張を警察にぶつけても、のれんに腕押しの状態になります。たとえば、インターネット規制をやりたがっている生活安全部に「マンガを規制するな!」と訴えても、「我々(この場合の我々には、警察及び生活安全部という二重の意味がある)はマンガを規制しろとは言っていない」と言われ、刑事部の方に「マンガを規制するな!」と訴えても、「我々(この場合の我々には、警察及び刑事部という二重の意味がある)はマンガを規制しろとは言っていない」と言われてしまい、宙ぶらりんの状態にされるということです。

 確かに、上記の発言は個々で判断する限り間違ってはいません。刑事部の警察官は、マスコミに「容疑者の家からエロマンガが見つかった」と言うかもしれませんが、インターネットを規制したがっている生活安全部とは所轄が異なるので「マンガを規制しろ」とは言いませんし、また、その問題に関しては生活安全部の所轄なので自分たちは関係ない、というスタンスでしょう。
省3
16
(2): 2008/02/05(火)01:08 AAS
希望を捨てよう!
なにもかもあきらめよう!!
17
(2): 鳥山仁 2008/02/05(火)03:55 AAS
16さん

希望って、どんな希望を持っていたんですか?
それが説明されていないと、何が言いたいのかまったく理解できないんですが。
18
(1): 2008/02/05(火)10:26 AAS
>>17
>鳥山さん
>>16さんはおそらくAMI掲示板で何か大事があると>>16の文でスレを立てる人では?
と思うのですが。半ば常習犯みたいな人だったのでAMI掲示板からアクセス禁止を
食らってここに流れ着いたのでしょう。

それだけ動揺もしくはパニックに陥る人も存在する訳ですが・・・。
19: 2008/02/05(火)19:40 AAS
>>17 >>18
>>16は、うち等に不利なことが起きると作動するよう、規制推進派が作ったスクリプトです。

あんなレスでうち等がヤル気なくすと本気で思って・・・・・・・・・ねーだろーな。いくらなんでも。w
20: 2008/02/08(金)23:03 AAS
児童買春ポルノ禁止法改正 まとめwiki
外部リンク:www40.atwiki.jp

こういうwikiが出来たそうです。
ここでまとめた事を書き込んでもいいかもしれません。
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