アイデンティティと被承認欲求について考える (56レス)
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1: 松代 2002/08/23(金)01:22 AAS
・性虐待の問題では、アイデンティティのうち、性行為そのものの占める割合がやたらと大きすぎる。他のアイデンティティの不足を性行為で埋めている。
・いわゆる「援交」で得た金は、彼氏に貢ぐ例が多いとされている。裏づけとなる統計資料等は存在していないが、当事者などによる証言や取材では貢いでいる事例が多い。
・子どもの性的搾取という問題において、厳しい「道徳律」が存在している地域なり社会であるほど「道徳的ではない自己」を内心に抱える子どもはおおいとされる。そして、子どもたちは時として内心に抱える「道徳的ではない自己を認めてくれる人」を求める(=被承認願望を満足させてもらいたがる)が、多くの場合子どもを「認める」人が性搾取者となる。

援交で得た金を貢いでいる事例などは、被承認願望を満足させてもらいたがる子どもが、承認を与える年長者に搾取されているのではないかとの予測を裏づける現象と捉えることも可能だ。また、いわゆる「援交」においても、子どもを「認める」人が性搾取者となるといえよう。道徳的な解決法が効果を発揮するとは言いがたい事実として、特に注目しておきたい。

このスレッドは以上のような情況を踏まえて「道徳以外の解決法」を議論するためのスレッドです。
37: うなぎ 2002/08/27(火)09:34 AAS
 同化願望といえば、「オトナ」との「安易な同化(模倣)」によって「オトナ(自己肯定)」になれるという物もありますなぁ(´Д`)ノ
 性交はその「最たる例」とも。
38: 鳥山 2002/08/27(火)21:05 AAS
うなぎさん>
「大人の真似をすれば大人になれる」
という安易な模倣欲望を真に受けて、
年齢的には成人を超えても、未だに「大人」になりきれない奴は、
大量に存在すると思います。

だから、
>性交はその「最たる例」とも。
この一言はそうした大人達にも当てはまるんですよね。
こういう問題を扱った作品を、
漫画なり小説なりでもっと数多く創作する必要があるかも。
省2
39: g [ g] 2002/08/27(火)23:10 AAS
g
40: 松代 2002/09/06(金)01:57 AAS
УТП擦れにあげた記事だけど、被承認欲求が「母親によってみたされている」と、子どもは「セックスで被承認欲求をみたそうとは考えなくなる」って解釈が可能かもね。
特に、以下の部分は注目したいポイントだと思うよ。

ZAKZAK版の本文より
>ただ母親が子供にやかましく言い過ぎると、女の子の30%と男の子の45%は母親の意見を聞き入れようとせず、特に妊娠の危険や早過ぎる性交渉によって世間の評判が悪くなるなど「性に否定的な話」を母親が繰り返す場合は、子供の性行動に変化はみられなかったという。
41
(1): 松代 2002/09/07(土)00:53 AAS
ちょっと擦れの主旨からはずれるんだけど、いじめに関する興味ぶかい記事を見つけたんで貼っとくね〜

本文より
>ブース氏は『オブザーバー』紙に掲載された記事に次のように書いている。「いじめられたと言って電話してくる子どもたちによると、いじめの理由は、太っている、痩せている、頭がいい、孤独である、同性愛、黒人である、白人であるなど、きりがない。(そして、)テキスト・メッセージでいじめを受ける子どもが増えている。逃げ場が全くないようだ」
外部リンク[html]:www.hotwired.co.jp
42: 鎌やん 2002/09/07(土)03:17 AAS
>>41
「虐め」に関する国際比較がどの程度なされているのか知りませんが、
(たぶん全然なされていないのだろうと思うけど)
「虐め」が深刻な国は、日本とイギリスみたいですね。
(というか「虐め」に関するマジメな本だかで「虐めは日本だけでなく
イギリスにもある」という記述を見て、ほお、と、思った記憶が。
なんの本だったか忘れた。なんかのパネルディスカッションだったかも)
43
(1): 鳥山 2002/09/07(土)04:34 AAS
松代さん、鎌やんさん>
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp
校内におけるいじめ問題がなかなか解決しない一因として、
教員の高齢化が考えられると思います。
イギリスの教育事情に関しては疎いので、
コメントの仕様がないのですが、
少なくとも日本の小学校では、
男女を問わず高齢の教員が学級内で自分の
「お気に入り」の生徒を作る傾向が少なからず存在し、
これが教員公認のクラス内における階級差別を成立させている、
省8
44: 通りすがり失礼 2002/09/20(金)22:07 AAS
>> 42

>「虐め」に関する国際比較がどの程度なされているのか知りませんが、
>(たぶん全然なされていないのだろうと思うけど)

ついこないだまで私が図書館から借りていた本には、いじめは日本特有の現象とは言えない旨が書いてありました。
スウェーデンとかの国名が挙がっていたと思います。

尾木直樹氏の「いじめっ子 その分析と克服法」という本です。
手元のメモによると1996年の執筆。
45: 蒼海 2002/09/21(土)19:07 AAS
イギリスは「イジメ大国」という話を聞いたことがあります。
ただ、日本のイジメとは質が違うとか(よくわかんないけど)。
46: 2002/09/28(土)06:48 AAS
なにしろ皇太子までいじめちゃうので・・・
47: 2002/10/04(金)05:21 AAS
数学者の藤原正彦氏のエッセイにも、
イギリスで子供が虐められたというのが載っています。
48: 通りすがり32号 2002/11/07(木)23:19 AAS
>>43
私も虐められ対象だった者ですが、
「外部からは学校側に抗議するくらいで、実質的に手出しができない」
「外部の人間にとっては関わらない限り『どうでもいい』とみなされがちな問題」
「両親は直接学校に足を運ぶヒマがない事が多く、そのためクラス内部での我が子の実態を知る
 ナマの機会が少ない」
「学校は職場と違い、本人の意思で簡単に離脱する事ができないので、閉鎖的になりがち」
「クラス替えは児童や生徒本人の意思が反映されない事が多く、児童・生徒同志の人間関係の
 解決にはなりにくい」
「子供は大人の前と子供たちだけの間では態度を換える者が多く、また子供は社会常識が無いので
省7
49: 松代 2005/03/06(日)12:46 AAS
2chの拾いもんですが、モテモテになる重要なポイントが含まれています。
まずは、こいつに目を通してください。

2chスレ:doujin

この話のポイントは、もちろん「女装すればモテモテ」ではありません。
自己のアイデンティティを確立し、精神的に安定して、被承認欲求をセーブできるようになったら、異性からちやほやされるようになったというところです。
つまり、自己のアイデンティティを確立して自己承認ができるようになれば、自然に被承認欲求をコントロールできるようになるし、またそうなれば「モテモテは半ば達成されたも同然」ということなのです。
50: 2005/03/06(日)21:59 AAS
ようし。俺も持て尾だなだってオッパイが大きくなってきたから。
51: 2005/03/06(日)21:59 AAS
あと。何が出来る自分に。
52: 2005/03/06(日)21:59 AAS
とりあえず再交渉はやるけれども。
53: 2005/03/06(日)22:00 AAS
有給休暇をしばらく貰う予定。
54: 2005/03/06(日)22:00 AAS
さあ後何をすればいい?
55: 松代 2005/03/13(日)23:38 AAS
外部リンク[html]:ibuki.ha.shotoku.ac.jp

自閉症児者の「こころ」を自閉症児者自身が探し求める場 ーー高機能広汎性発達障害(高機能自閉症・アスペルガー症候群)への心理療法的接近からーー

辻井正次

2.青年たちの苦悩ーー「自分は皆と違う」「みんなのように友だちが欲しい」

 青年期以降のPDD(高機能自閉症・アスペルガー症候群)の問題に関しては自閉症研究のパイオニアであるレオ・カナーの「自閉症児はどこまで社会適応可能か」(1973)というタイトルの論文が今なお一読の価値あるものである。カナーも述べているが、青年期になった彼らは、ふと自分と他者との違いに気がついて戸惑ったり、寂しくなったりする。これは、他者からみた「自分」という観点の成立である。これは学習されて得るようなものではなく、現代における青年期があらゆる青年に与えるアイデンティティをめぐる葛藤との連続性の中で成立してくるもののようである。そして、彼らは皆に「合わせる」ことが必要であることを認識する。しかし、「皆は楽しそうにやっているのに、自分が加わろうとすると皆があっちにいけという」「どうしたら友達が作れるの?」「皆と同じようになりたい」「友だちがお前なんか人間じゃないといったが、どうしたら人間になれるか?」といった深刻な問いかけには、分裂病者の共通感覚の欠如や自明性の喪失といった言葉を思い浮かべさせられるほどの重さがある。何かとんでもないことが起こるのではないかといった極度の不安もある一方で、何かもっと基本的な世界の「わからなさ」(「あたり前」の欠如、あるいは本質的な象徴的なるものとの結びつきの出来なさ)が体験されているようで、それをからくも(両親や心理療法家などの)理解してくれる他者との「つながれる」感覚でその都度埋め合わせていこうとするように思える。実際に一過性の精神病状態を呈する症例もあることも明らかになっているが、感情障害などを合併した場合に精神分裂病を疑われて入院していることも稀ではない。また、他者の視線があまりに脅威に感じられ、一過性の対人関係念慮や世界が崩壊しそうな恐怖感等にも容易に陥り、彼らの青年期は非常に危機的な側面をもつことは自覚しておく必要がある。(こうした場合には熟練した児童精神科医による投薬治療をはじめとする精神医学的治療を必要とする。)彼らに具体的な社会的スキルを教える必要があるのは確かだが、もっとそれ以上に彼らの「こころ」につき合い、集団の中の一員であるという感覚をもてていけるようにと心がけてやることが重要である。
省1
56: 2005/03/14(月)00:14 AAS
ああ。家の両親もそんな感じだ。世間体を気にしすぎてる。
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