大規模イベントスレ (749レス)
1-

1: 「鍵を持つ者」 2013/07/06(土)23:19 ID:??? AAS
おう、大規模イベントしろよ
711: [れび] 2014/08/04(月)01:17 ID:pHwSO9q.(10/12) AAS
「わーざとらしー」
むー、と表情をいじわるっぽくして。

「暑いとちゃんとしたの作るきなくなるよなー……」
712: [ティティス] 2014/08/04(月)01:26 ID:jGMOZm6g(11/13) AAS
「こうやってレビッツ君からかうの面白いんだもん。
 ……レビッツ君とアレするのも楽しいし……。」
と、淫乱な発言をするが、やはりちょっと恥ずかしいのか顔が赤い。

「んー、でも美味しいよ、レビッツ君!」
適当に作ったものでも、猫娘には好評の様だ。
713: [れび] 2014/08/04(月)01:28 ID:pHwSO9q.(11/12) AAS
「むー……からかうって……
 可愛いからいいけどさー。」
自分もパスタを食べながらちょびっと不満気。

「へへー、……あー、海行くときはお弁当とかかなー、……」
714: [ティティス] 2014/08/04(月)01:39 ID:jGMOZm6g(12/13) AAS
「可愛い?
 そうかなぁ照れるなぁ〜。」
そういう言葉には敏感に反応するのであった。

「お弁当!いいねー、楽しみ!」
715: [そろそろ眠気が……中断をば!] 2014/08/04(月)01:41 ID:pHwSO9q.(12/12) AAS
「うん、可愛い可愛い、ティティスは可愛いっ」
こっちも何故かノリノリ、ご飯中なので抱きついたりはしないが。

「後はあっちで肉焼いてーとか……うんっ、
 楽しそうだなぁ、海……!」

と、その内行く場所に思いを馳せるのであった。
716: [了解でござるよ] 2014/08/04(月)01:46 ID:jGMOZm6g(13/13) AAS
「はいはい、分かってますよー♪」
と、少年がのってくると適当にはぐらかす。

「……さてと……そろそろ寝ようかな。
 ……レビッツ君、一緒に寝るー?」
そういいつつ、ベッドへと。
717
(3): [トリッシュ] 2017/01/28(土)22:16 ID:AxgpjheY(1/3) AAS
【王国王都 避難所】

比較的被害の少なかった街中の一角にある公営の講堂。そこは現在、被害を免れた民間人が集う避難所となっていた。
被害を免れたとは言っても、運良く生き延びた、という意味だ。全くの無傷の者は少ない。軽重の差はあれど、ほとんどの人々が傷を負っていた。
そんな避難所の救護所にて、熱心に怪我人を世話する桜色の髪の女性がいた。
718
(1): [シャキン] 2017/01/28(土)22:35 ID:4i4Yw.42(1/3) AAS
>>717
あたりの人に話しかける。
黒ずくめの服装は警戒されるに十分だった。それでもシャキンは入念に聞きまわった。

――「それなら、あの人だよ」

そのうちの一人の子供が桜色の髪の女性に指を指す

シャキンは少し驚いた。後姿が似ている様に見える。実はもしかした似ていないのかもしれない。
それでも、あの人だと思いゆっくりと近づく。

足取りは重い
省12
719: [トリッシュ] 2017/01/28(土)22:52 ID:AxgpjheY(2/3) AAS
>>718
「はい……?」
かけられた声に振り向いた顔は、“彼女”とはあまり似ていなかった。
髪と瞳の色こそ同じなものの、外見からはそれ以外に共通点を見出だせそうにない。
本当に彼女が“彼女”の実妹なのか疑わしくなってくる。

「ええ、私がトリッシュですが。お話とは?」
が、彼女は確かにトリッシュだと名乗った。
やや訝し気な表情は、避難所で見た覚えのない顔だからだろう。
720
(1): [シャキン] 2017/01/28(土)23:19 ID:4i4Yw.42(2/3) AAS
>>717

髪と瞳の色こそ同じなものの、外見からはそれ以外に共通点を見出だせそうになかった。

当然と言えば当然だ。人それぞれである様に、家族もまた様々なのだ

「……騎士 リグレット・フォーマルハウトについてご存知でしょうか?」

確認の為の作業。割り切れない作業。
省13
721: [トリッシュ] 2017/01/28(土)23:35 ID:AxgpjheY(3/3) AAS
>>720
シャキンの口からリグレットの名が出た瞬間、眼に僅かに動揺の色が見えた。

「…………私の姉です。姉さんに、何かあったんでしょうか?」
が、それも一瞬のこと。平静を保ち、逆に問い掛ける。
あかぎれのできた白い手は、何かを堪えるように固く組まれていた。
722
(1): [シャキン] 2017/01/28(土)23:56 ID:4i4Yw.42(3/3) AAS
>>717

「……騎士 リグレット・フォーマルハウトは……」

呼吸が乱れ、息が出来ないのではと感じれる。

服の内ポケットから大切そうに包みを取り出した。

堤は羊皮紙で大事そうに包装されている。
包みを渡すその手は震えており、まるで渡すのを拒絶しているよう――いや、怖がっているように見える。
省12
723
(2): [トリッシュ] 2017/01/29(日)00:06 ID:MzsIcz/Q(1) AAS
>>722
「……………………そう、ですか」
長い沈黙の後、絞り出すような声を漏らし、包みを受け取った。
沈痛な表情だった。諦めかけていたものに改めて止めを刺されたかのような、寂寥感と悲哀に満ちた、そういう表情だ。

「……姉は……姉の最期は、立派でしたでしょうか?」
それでも、涙一つ見せることはなかった。半分しか血縁がないとはいえリグレットの実妹であり、王国が誇る騎士の名門の娘である。
彼女にもまた、フォーマルハウト家の“強さ”は息づいている。
724
(1): [シャキン] 2017/01/29(日)00:34 ID:89CK1S.g(1) AAS
>>723
其れとは対照的に、泣いていたシャキン。

袖で涙を拭い、そしてトリッシュの顔を見つめる

「彼女は……彼女は……」
二呼吸置いて、息を整える

――大型の獣となり、我々を襲いました。

言えない。いや、死体を見れば一目瞭然だろう。
省16
725: [トリッシュ] 2017/01/30(月)22:12 ID:khaO83lY(1/2) AAS
>>724
「そうですか……なら、悔いは無いでしょう」
騎士として民を守って生き、騎士として民を庇って死ぬ。そうできたなら、姉も本望であったろう、と彼女は思う。
残酷な真実を知り得ない彼女は、優しい嘘を鵜呑みにする。それが幸か不幸かは、今はまだわからない。

「これで、フォーマルハウト家は私だけになってしまいましたね……」
父トライシオンは数年前に現役を退き、騎士養成学校で教鞭をとり後進の育成に努めていたものの、此度の争乱の始まりに民を守って戦死した。
そんな父の後妻である彼女の実母は、彼女が幼い頃に流行り病で亡くなっている。そして今回、リグレットもまた彼岸へと旅立った。
王国の誉れとまで言われた名門の命脈は、途絶えようとしていた。

「えぇ……聞かせて下さい」
そう言って彼女は、独り言に聞かせて下さいって変ですね、とぎこちなく笑った。
726
(1): [シャキン] 2017/01/30(月)22:48 ID:gAsZrCrs(1/2) AAS
>>723

「私は彼女が、リグレット。リグレット・フォーマルハウトが好きでした」
告白だった

「騎士として人間として生き様として、好きでした」
それは嘘偽りのない言葉で

「それはただの一目ぼれでした」
そして純粋な気持ちだった

「私は、帝国の、帝国軍の人間です。卑しい身分の私は、幾ら友好国の、それも騎士に恋する資格などありません」
あの頃の自分は、若くて幼くて
省27
727
(1): [トリッシュ] 2017/01/30(月)23:16 ID:khaO83lY(2/2) AAS
>>726
「……姉は人気者ですね、本当に」
シャキンの“独り言”が終わると、そう言ってクスりと笑う。
老若男女問わず、リグレットを慕う人は多かった。にも関わらず、いつまでたっても独り身でいた姉を心配して父が頻りに見合いを勧めていたが、ついぞ誰かと結ばれることはなかった。
その理由を彼女は知らない。ただ、もしかするともう心に決めた人がいたのではないか、今はそう思う。

「シャキンさん……でしたか? お気持ちは、ありがたく受け取っておきます。そう言って頂けるのは私個人としても、フォーマルハウトの息女としても喜ばしいです」
自分一人となった今、フォーマルハウトを建て直すことは難しい。騎士の家に産まれた者としての最低限の教育は受けているが、実務には全く携わったことなかった。
王都がこの有り様では王家の支援を受けることも不可能だろうし、フォーマルハウト家も味方ばかりではないのだ。
余計な恨みもやっかみも買っている。フォーマルハウトが再興するとなれば、嬉々として妨害を行う者も多い。

「……ですが、今は身を守ることと、ここの人達を看病するのに精一杯で、落ち着いた後のことは考えていられません」
省1
728
(1): [シャキン] 2017/01/30(月)23:42 ID:gAsZrCrs(2/2) AAS
>>727
「えぇ、本当に人気者ですよ……彼女は」

ふっと、悲しみからほんの少しだけ晴れた様な笑顔を見せる
それは安らかな笑みだった。本当に彼女の事が好きだったのだろう。

「えぇ、知っております。ゆっくり、ゆっくりと考えてください」
トリッシュは此れから、この場所で数多くの人間の生死を見てしまうだろう。
もしかしたらもう見ているのかもしれない。でも其れを支える人間はもういない。

「でも忘れないで下さい。貴方の為になる事を望む人間が最低でも一人、ここにいる事を」
騎士の精神は分からない。
でも、もし自分がトリッシュと同じ立場だったら、同じ境遇だったら……?
省11
729
(1): [トリッシュ] 2017/01/31(火)00:05 ID:N/rU/UpE(1) AAS
>>728
「えぇ……大丈夫です。此処の人達もいますから。父や姉に世話になった、助けられた、そう言って率先して手伝って下さる方も多いんですよ」
誇らし気な微笑みを浮かべながら、それぞれの作業に精を出す避難民達を振り返る。
今でも家族は助けてくれている。父と姉が紡いできた縁が、守ってきた命が、彼女の救いとなって還ってきているのだ。
彼女は一人にはなってしまったが、独りではない。家族の、人々の優しさに包まれている。

「今はまだ……これからどうするのか、結論は出せません。けど、もしも必要になったなら、お力添えをお願いします」
シャキンに向き直り、そう言って深々と頭を下げた。
730: [シャキン] 2017/01/31(火)00:27 ID:N7RUdWk2(1) AAS
>>729
「それは……よかった」
心からの笑顔だった。
如何やら杞憂だったようだ。流石は騎士――いや、フォーマルハウト家といったところだろうか

――トリッシュは今まさに、父と姉が紡いできた縁が、守ってきた命が、彼女の救いとなって還ってきているのだ。
――彼女は一人にはなってしまったが、独りではない。家族の、人々の優しさに包まれている。

心配はいらなかったようだ

「私で良ければ是非にもお使いください」
シャキンは自身が知っている最大限の敬意の言葉を告げた
敬語や尊敬語。上官への言葉でもなく、貴族へ向ける言葉を、単語を。
省9
1-
あと 19 レスあります
スレ情報 赤レス抽出 画像レス抽出 歴の未読スレ AAサムネイル

ぬこの手 ぬこTOP 0.079s*